谷良子(似)の屈辱
「なぁなぁ」
「んー?」
「今日なー、お昼になー、弁当買いに行ったんだけど」
「んー」
「そしたらな、幼稚園くらいの姉弟がいてなー」
「おー」
「俺なー、見てたんだよ。コンビニで、すっごいきょどってるからさ」
「んー」
「弟がなー、すっごい泣きそうで、なー?」
「ほー」
「でもなー、お姉ちゃんがなー、『大丈夫だよ!!』って、な?」
「へー」
「なー、聞いてよー」
「んー」
「忙しいのー?」
「うん」
「なに作ってんの?」
「スーパー時空要塞○クロス」
「原寸大?」
「原寸大」
「まじかぁ。そしたら忙しいもんなぁ」
「んー」
「でもお弁当買ってきてあげたんだから、ちょっとは相手してくれよー」
「えー」
「せっかく来てやったのに、なんでゲームばっかしてんだよー」
「んー、だってさー」
「とりあえず、画面ばっか向いてないでこっち向けよー」
「えー」
「俺はお前の顔が見たいんだよー。お願い!!」
「えー」
「買ってきた弁当、あげないよ?」
「むー」
「ふふん」
「……じゃあ、ちょっとだけね」
「お!!」
クルッ
「うわっ!!谷良子そっくりwwwwwwwwwwっっっwwwwっっっッゲホゲホッゴーヒューヒューヒューヒュ!!」
「(´・ω・`)これな。」
かん。