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act4病院外での直接対決でリード!?

またあんまり進んでませんね。

話がまとまらなくて。夏休みの宿題もあるし頭がいっぱいです。

「美味しい」

口に入れた瞬間、柑橘系の風味と周りのソースが絡みあい、サザエの歯応えも心地良い。

それから暫くたち、みんなのお腹もある程度満たされた後、ついに、4人の体内に酒が回り始めた。

「お前ら、大丈夫か?」

酒に強い、御影先生が心配そうにさくらの顔を覗き込んだ。

僕は神崎先生の肩を揺すった。

「神崎先生、帰りますよ!」

「知らない」

神崎先生は机の上にあった頭を動かし、僕を見つめた。

「なんです?」

僕は神崎先生に少し、冷静に対処した。つもりだ。

酔った神崎先生にドキっとしつつも。

「御影先生の家に連れて行って良いですか?」

僕は一先ずこの場から離れようとした。

何故なら、さっきから、後ろであの小堺副院長の声がしているからだ。

「なんでだよ!?二人を叩き起こして住所聞き出してカード渡してタクシーにぶちこんどけばいいだろ?」

僕は、まず店を出ようと御影先生に呼び掛けた。

「まぁ」

しかし、出口からでるには、副院長の部屋の隣の廊下を通らなければいけない。

僕はおぼつかない足取りの神崎先生の腕を自分の肩に回し、歩き出した。

そのときだ。

「佐野君じゃないか?」

何、普通に気付いてんだよ!?

「小堺副院長、何かご用ですか?」

御影先生が会計を済ませているうちに、終らせたい。

「私も、お手伝いしましょう」

小堺が神崎先生に手を伸ばした。

誰がてめぇなんかに触らせるか!!

「大丈夫です。神崎先生、でかいところは、でかいですけど、細いとこは細いんで。

それ以外に用がないなら、失礼します」

僕は御影先生と共に、店の外に出た。

そこには、既に、御影先生の家の物と思われる、黒のベンツが止まっていた。

「お待ちしておりました。高志さま」

「御影先生の名前、高志って言うんですか…」

僕たちを乗せて車が動き出した。

多分、御影家までいくのだろう。暫くすると、御影家に着いた。

やはりいつみても大きい家だ。

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