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act2試合開始!?

つまらない話ですが、連載してます。

よければ、感想や意見アドバイスなどを書いて下さい。

宜しくお願いします。

「んで、ここが、仮眠室」

御影先生は、いかにも面倒くさそうに説明を始めた。

「で、次が、」

そう言った所で、御影先生は、話を止めた。

「でた、神引病院の名物、副院長」

「こんにちは。御影先生…と、こちらは?」副院長と呼ばれた男は、私の顔を見つめ、呟いた。

「この人は、今日からここで働くことになった神崎茉耶です」いきなり隣にいた、佐野が副院長に向かい、言い放った。

「そうですか…では、今度一緒に、お食事でもどうですか?」

―こういうタイプの男は嫌いだ―

「嫌です」

我ながら、いやな断り方だったと思う。

「面白い方ですね」

「よく言われます」

私がそう言い終えた後、院長の後ろにいた、堅物そうな男が急かす様に副院長に時間を伝えた。

「では、また会いましょう」

「結構です」

副院長は、柔らかな笑顔のまま去っていった

「小堺はどうも気にくわねぇ」

御影先生が呟いた。

「御影先生も苦手ですか?」私は、少し驚いて聞いた。

「それより、その(御影先生)ってのやめてくれねぇか?呼び捨てでいいよ」

御影か…悪くない。

私は今の御影の望み通り呼び捨てにすることにした。

「じゃあ、私はさくらで!」

「あっ、仲良くなった記念に今日は、みんなでどっかに飲みに行きません?」

佐野がみんなに提案した。

「いいね!!」さくらが大賛成した。きっとお酒が好きなのだろう。

「勿論、御影先生の奢りですよね!」

さくらが御影をのぞき込んだ。

「あんなに凄い家に住んでますしね〜」

「どんな家に住んでんの?」

私は、御影に詳しそうな佐野に聞いてみた。

「御影先生のお家は、ヤクザの組長さんの家でぇす」

「やっぱりね、顔からしてそうだもん」

私は率直な感想を述べた。

「そういう佐野はどんな家に住んでるの?」

「僕ですか?僕の家は普通ですよ?」

「神崎はどうなんだ」

「そうですよ〜」

さくらまで話に乗ってきた。

「私は普通だよ?」

そんな話をしているとさくらがいきなり大声をあげた。

「あっ今日から私たち2人患者さん受け持つんですよ!!」

「は!?さくら、それ先にいってよ!!」

「婦長に挨拶に行っておけって言われてました」「208号室が川田さんで、そのむかいの209号室が山岸さん。まずは、この二人の担当です」

「二人の症状は?」

「川田さんは胃の手術で入院の際に他の部分に腫瘍が見つかり、悪性か良性か調べるための検査入院で、山岸さんは、只の骨折なので心配要りません」

「そう」

私がさくらと歩いていく途中で、御影と佐野が何か話していた。

「俺、仕事が出来る女って好きだな」

「ですね。それで、私生活で、ちょっと弱かったりすると」

「そそられるよな」

「はい」

私たちは、そんなことを話されてるとも知らず病室に向かっていた

「川田さ〜ん、こんにちは。」

「こんにちは。あなたが新しい先生?」

物わかりのよい患者さんで良かった。

「神崎、茉耶って言います」

「よろしくね」

優しい、落ち着いた声の持ち主だ。

「さくらちゃん?」

川田さんは、さくらを見つめた。

「ウメばぁ?」

「知り合いですか?」

私は思わず川田さんに聞いた。

「さくらちゃんがまだ小さいときに家の隣に住んでたんだよ」

「川田さん、さくらと知り合いでしたか」

「川田さんなんて呼ばなくていいよ、ウメばぁにしてくれ」

「はい、ウメばぁ」

「じゃ、また来るね」

私たちは、208号室をでて209号室に向かった。

「失礼します」

「山岸さんですか?」

「あんたらが先生?」

何だよこの、ムカつくガキ。

「ふ〜ん。顔は良いけど、年がな…」

「じゃまた来ます」

さくらはそう言って一人で出ていってしまった。

「え、もう行くの?」

私も早くこの場から離れたかったからさくらの後を追った。

ナースステーションでは、何故か私たちの話をしていた。

「どうかしましたか」

私は、内心焦りながらも平常心を装い聞いた「神崎先生と西河さんコンビになるそうよ」

近くにいた年輩の看護師にが教えてくれた。コンビってなんだよ?私は、そのモヤモヤを消すためにその年輩の看護師に聞いた。

「うちの病院では、医療ミスを未然に防ぐ為、医師と看護師のコンビを組ませて仕事をしてもらってるの」

「そうなんですか…」

「一番分かりやすいコンビは御影先生と佐野さんよ」

だてに年をとっていないわけだ。

「やっぱりね」

さくらが隣で呟いた。

「やっぱりって?」

私がそう聞くとさくらは

「何でもないです」

といって話を変えた。仕事帰りに私たちは、御影と佐野が着くのを待っていた。

「神崎先生」

「ん?」

「今、好きな人とかいます?」

「何よいきなり?そんな、学生みたいな話」

「いや、聞いてみただけです」

と、私もここでやめられては気になる。

「さくらは?」

「私はいますよ…」

「誰?」

「秘密…」

私たちは後ろに御影たちがたっているのも知らず、そんな話をしていた。

訳の分からん話になってしまいました。

すいません。

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