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片思いの辛さ

次の日

「お父さん・・・本当にわたしがあさってまでいなくていいの?」

父「ああ、CMのオファーがんばれよ、お葬式には参加しないとだめだからな」

「うん、もちろん参加っていうか出席するつもり、じゃあ、明日の夜にね」

父「おう、いってらっしゃい。」


3時間後

「●小声で●哀しい顔見せたらだめ!よ~し」

「ただいま帰りまし・・・・・・・・??」

シーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


「誰もいない・・・・・」


●見渡して●「仕事忙しいのかな?」


楓永「お帰り~~~~」

羽瑠「お帰り美亜。」

健汰「お母さん大丈夫だった?」

「・・・・・・・・母は・・・亡くなってしまいました。」

海「じゃあなんで帰ってき・・・・」

「お父さんがお葬式以外は帰りなさいっていったんです。CMオファーのこと知ってるので・・」

「いろいろ迷惑かけるかもしれないですけど、できるだけ迷惑はかけたくないんです!」

海「それが迷惑なんだ。一人で何もかもやろうとするところが迷惑なんだ。」

「いいんです。それがわたしにとって迷惑かけない方法だと思ってるから・・・」


帰ってきて早々なんでケンカしたんだろう・・

もっと大事な話をしたかったのに・・・

この話は夜中じゃないと無理だよな・・

楓永さんや羽瑠さんや健汰さんに聞かれたら

きっと応援してくれるはずだけど、ここは

黙っておこう・・・



大事な話とは

今まで好きだったけどこれからは好きをやめるっていう話。

好きな人って思うと芸能活動をすんなりやめられないと思うから・・

今は芸能活動やめるツモリはないけどこれも時間の問題だと思う。

お兄ちゃんが帰国してきたらなに言われるか分からないし。



「CMの内容は恋をした女の子が買いたくなる口紅のCM」

「もう一つはファッション雑誌のCM・・・・」

「どれもステキだけど本当にわたしでいいのかな?」


瑠李「こんにちは~美亜居ますか?」

●美亜静かにドアを開けて楓永にアイコンタクト●

楓永「今いないけど・・・どうして?」

瑠李「母親がなくなったんだ。だからフランスのことをもう一回考えて欲しくてさ」

楓永「その話は聞いてるよ、だけど今の美亜はすごく輝いてるんだ。」

瑠李「輝いてる?」


加賀「こんばんは~皆さん★ぴゅあ7の加賀瑞希です。」

健汰「やっぱ瑞希ちゃん、近くで見ても可愛いね^^」

加賀「ありがとうございます。海さん居ますか?愛美さんと付き合ってるって聞いたんでお花を」

海「付き合ってるだと?」

加賀「今はお花をあげるけど、海さんに近づく女の子がいたら許さないから●笑う●」

海「お前にはこれぽっちも興味なんてないね」

加賀「絶対に振り向かせてやる。その言葉一生忘れないから」

「あの・・・・・・・・・・・・・」

瑠李「美亜。」

加賀「美亜さんと海が同居してるなんて絶対ありえないから」

「・・・・・・・・・・・・・・」

海「俺と美亜は信頼しあえる関係だ。お前になんかに俺を奪えるとでも思うか?」

加賀「ふん」

海「だけど今は美亜には関わらないようにしている。」

加賀「わたし帰ります。今日は仕事があるので少し寄っただけなので」


次の日

「皆さん・・行ってきますね」

健汰「お父さんにもお母さんにもよろしくな!」

羽瑠「あわてて帰ってこなくても大丈夫だよ。」

楓永「ゆっくり安心していって来い。3日以上そっちにいても大丈夫だからな」

「ありがとうございます。お葬式が終わったら気持ちを入れなおしてがんばります!」

「では、行って来ます・・・・・・・・・・」


今日は午後3時からお葬式の予定。

それまではお葬式会場で待機状態。

その間はそっちの芸能事務所に行く事になった。

その事務所の社長は海さんのお母さんだから・・・・


一度だけ前にあった事があり、今度

事務所に来てといわれていた


「海社長と会ってお話をさせて頂きたいのですが」

秘書「ではご案内いたします。」


秘書「こちらになります。」

「ありがとうございます。」


海の母「来たわね美亜さん。お好きなところに腰掛けてちょうだい。」

「あっはい・・」

海の母「わたしと翔汰はね元々仲が悪かったのよ」

「そうなんですか?」

海の母「わたしの事務所にも入れてあげたかったのに、わたしは夫しか愛せなかったの」

「・・・・・・海さんを見捨てたってことですか?」

海の母「ちがうわ、18歳まではちゃんと育てたの、でも一日2言ぐらいしか話さなかったの」

「はじめて聞きました。子供の頃のこと・・」

海の母「あなたみたいに礼儀正しくて、素直で親孝行な子と話すと気分がすっきりするの」

海の母「あなたと翔汰は付き合ってるのかしら?以前にそんな感じがしてたんだけど」

「お付き合いはしていないです。でも合宿所で一緒に生活しています。」

海の母「あなたなら信頼できそうだし、人を愛せそうね」

秘書「そろそろお時間になります。」

海の母「じゃあ、今度時間ある時来てお話しましょう。では」



海さんは親の話をあまりしてなかったけど

こんなことがあったからしなかったんだ・・・


海さんのお母さんは後悔してるんだ・・・

わたしに出来ることないかな・・・


午後6時

父「そろそろ帰りなさい。仕事あるんだろ?」

「ん~今日はOFFの日なの」

「それに海さんとケンカしちゃって」

父「でもあやまるためにも帰りなさい。」

「・・・・・分かった。」



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