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別れ?CD発売記念パーティー!!

「お母さん!?病気じゃなかったの?」

母「当たり前でしょ?こうでもしないと来ないと思って。」

「倒れたって聞いたからいろいろ持ってきたのに」

母「それ発売前のCDじゃない、見せて」

「病院で仮病ですか、早く家に戻らないといけないです。」

母「敬語使うなんて芸能界に慣れたものね~」

「じゃあ、手紙に書いてあったフランスの教授については?」

母「うそうそ~、お母さん、あんたが芸能活動やってもらったほうが嬉しいけど」

「●ほっとして●よかった~」


母のドッキリかかったけど

母が何ともなくて嬉しかった。


母「たまには遊びに着なさいね~じゃあお仕事がんばりなさい」

「うん!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「海さん~●ニコニコしながら走ってくる●」

海「どうだったんだ。」

「ドッキリかかっちゃいました●テヘへって感じの顔●」

海「ドッキリィ?」

「ドッキリでもしないと来ないと思ってっていってました。」

「フランスの教授のことよりも芸能活動の方が大切って言ってくれました。」

海「そうか。」

「はい。では帰りましょっか!もう4時なので!おそくなっちゃいますよぉ~」

海「誰の車に乗せてもらってると思ってるのか」

「すみません」

海「ほら行くぞ」


海さんのこと、わたしはどう思っているんだろう。

友達でもないけど、恋人でもない。

でもわたしは海さんをずっと見ているのに

海さんは気付いてくれていない。

わたしはどうすればいいんだろう。


ブーブーブー

「もしもし?」

マネージャー「どこ行ってる。レコーディングの編集するぞ、早く戻って来い。」

「いま海さんと一緒にいて、あと・・・、2時間ぐらいで東京に着きます。」

マネージャー「社長の機嫌が悪くなる前に戻って来い!いいか?」

「あっはい!すぐ戻ります!!」

プチッ


「どうしよう・・・編集まだだったのにこんな遠くに来ちゃった。」

海「高速道路で走るぞ、そっちならあと50分でつく。」

「ありがとうございます!」


1時間後

「すみません社長!」

社長「どうした美亜。ずいぶんとオシャレして」

マネージャー「デートか?」

「デートじゃないです。母の所まで行って来ました。」

「母が会いたいなっていってたので・・」

マネージャー「もうすぐ始まる、それまでにさっきのジャケットの服に着がえろ」

「はっはい!」


そして編集がすべて終わり、

社長が計画していた

CD発売記念パーティーを開くことになった。

芸能人 美亜は少しロックで少し男の子っぽい服装が特徴。

本当は女の子って感じの服も着たいけど

今は我慢。

プライベートで着ればいいんだから。


「川崎さん(マネージャー)本当にこの服でいいんですか?男の子っぽすぎる気がして・・」

専属スタイリスト真希「大丈夫よ~これくらいの方が美亜の魅力出るから!」

「真希さんがそういうなら・・・」


30分後

「海さん?それに有名な方ばっかり~」

海「当たり前だ、舞能事務所のパーティーだからな」


舞能事務所の先輩方20名

そして後輩たち30名

最後に同期が15名

総勢65名が来た。

パーティー会場は少しロックで

わたしのイメージと同じ感じの会場にしてくれたそう。


社長「集まった皆さんかんぱ~い」

全員「かんぱ~い」

「ありがとうございます!」

雛夏「おめでとうございます。ソロCD。応援してますからね」


コツッコツッ

ザワザワッ


社長「山本・・・」

「ん?」

山本愛羅「初めまして、今日から舞能事務所に所属する事になった山本愛羅です。」

「愛羅さん・・。よろしくお願いします。」

山本「●美亜の耳元で●恋もお仕事も甘く見ないでね、こう見えて芸歴9年目だから」

「・・・・・・・・・・・・」

山本「では皆さん、さようなら」

「さっさようなら・・」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「わっわたしおトイレ行ってきます・・・」


どうしたんだろう・・

なんか胸がむずむずする。

山本さんに海さんをとられてしまいそうな感じ・・


詩音「どうしたんですか?美亜さん。」

「なんでもないです・・・・・。」

詩音「あなたも大変ね、オシャレしたいのに男の子みたいな格好させられて」

「いいえ。楽しいですから・・・」

「それに、芸能活動するのはある人のためでもあるので、がんばれるんです。」

詩音「いい子ぶっちゃって、うざいわ」

「え?」

詩音「そんなこと言ってたら一生恋できないわよ」

「わたしのすきな人は近くにいるんです。勝手なこと言わないでください!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

わたしは屋上で1人で

夜景を見ていた。

「きれいな夜景・・・」


海「・・・・・・・・・・・・・・・」


独り言マーク★わたしも夜景みたいにキラキラ輝く人になりたいな・・・★


海「どうした。」

「海さん・・●びっくりする●」

海「この事務所にはいろんな人がいる。優しい人、性格ブスなやつ、きれいなやつとかな」

「・・・・・」

海「だけど、社長は言ったんだ俺に、こういう人もいないと面白くないって」

海「優しい人と性格のいいやつだけいても変だろ?おもしろくねえし」

「・・・・・・・・・」

海「だから落ち込むな。山本になんか言われたんだろ?」

「・・・・・・・・・」

海「●頭をなでる●言っただろ?どんな時も俺がお前を・・・」

山本「キャ~恋人発見!!とおもったら海さんだ~」


ファンが叫ぶ「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」



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