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帰って来た男装ガール!あれから3年後のラブストーリーが始まる。

スタッフ「撮影以上なりまして終わりになります!クランクアップおめでとうございます。」

「はい。3ヶ月ちょっとかかりましたが、楽しかったです。ありがとうございました~!」

優希「美亜ちゃんの演技最高だった。また撮影一緒にやりたいな。」

「ありがとうございます!では、失礼しま~す。」


芸能活動3年目。

21歳になり、女優業にも慣れてきた。


今日は2ヶ月ぶりに海さんと会う日。

お互い仕事が忙しく会う暇がなかった。


「あっ海さん!お久しぶりです。」

海「おう。元気か、」

「はい~!でも、寝る暇がなくて疲れてますけどね」

「そういえば、海さんの新しい歌手グループのKISSROOKの新しいCD買いました。初回と通常」

海「あたりまえだ。買わないやつはおかしい。」

「わたし、今度の新しいNHKのドラマの主役なんですが、主題歌はわたし歌うんです。」

「えっと、名前は確か・・・・あぁもうこんな時間!!すみません。社長に呼び出されちゃって」

「CDの内容を今日教えてもらうんです。では」


NHKの新ドラマ 音~歌と音の大切さ~


耳が少し悪い少女 蘭(美亜)はあるプロデューサーに出会い、

歌に興味を持つようになる。

でも音が少し聞こえない耳だから歌を歌うのは難しいんじゃないかと

いろんな人に言われた蘭だが、

自らギターを引き歌うというシンガーソングライターになりたいといった。

音と歌に出会うことで蘭も変わっていく感動の小説ドラマ。


わたしは蘭を演じるのです。

小説をご覧になった皆さんは

感動したり、涙を流したりする人も多かったのではないでしょうか。

小説ドラマは初めてなので緊張していますが、がんばりたいと思います。


わたしは自信に満ち溢れていた。


「社長。CDの内容とは。」

社長「CDには最高4曲、最低3曲だ。特典も盛りだくさん。」

社長「フォトブックに写真に歌詞カードも素材が違う。」

「すごいですね。でも、わたし一人だけだとなんか緊張します。」

社長「大丈夫さ~美亜は最高の芸能人だ。心配はいらない。」

「はい!がんばります!!」


収録日

「この命はたった一つの命 当たり前な毎日が奇跡なんだ


泣いて産まれたあの日は 一生大事な記念日さ

大事な人がくれた恋は 忘れない経験さ

笑って卒業したあの頃 少し切ない別れで

会いたくても会えない 涙の別れさ」


「誰かに生きてることを言いたい

この声で このからだで


わたしと出会って ありがとう

嬉しくて 嬉しくて 気分が上がってしまうよ


誰かに伝えたいよ」


見事に歌いきった。

その後休憩を取っていると

メールが一件はいっていた。


~海~

レコーディングスタジオの1階の階段でまってる大事な話だ


「海さんだ。大事な話・・・。何だろう・・・・」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「海さん!!」

海「来たか」

「大事なお話!」

海「お前の兄が今日のお昼に戻ってくるらしい」

「でも、兄はわたしを認めたはずです。戻ってくるのはわたしはうれしいです。」

海「でも認めてなかったとしたらどうするんだ?」

「認めてない・・・?海さん、どうしたんですか?何か知ってるんですか?」

海「これ、封筒わたされたんだ。中見てみろ」


~父~

美亜へ、お母さんが倒れた。瑠李はアメリカから日本に戻るそうだ。

お前の芸能活動も応援したいところだが、今はお母さんの方が大切だと思う。

今すぐ帰って来いとは言わない。それはお前が考えることだとお父さんは思うぞ。

お前がフランスの教授を受け継ぐという夢をお母さんは今も楽しみに待っている、

瑠李はお前にはフランスの教授の夢はかなえて欲しいとこの前言っていた。

だからよく考えて欲しい。

~父より~


「お母さんが倒れた?」

海「お前の兄貴はフランスでもともとの夢をかなえてお前のお母さんにその姿を見せて欲しい

  といっているみたいだ。」

「だけど今はCD発売前だから忙しくて、でもお母さんに会いたい。」

海「お前の母親の住んでる場所は?」

「千葉県です。ココ東京なので結構近いです。」

海「レコーディング終わったんだろ?俺の車に乗せてやるから早く準備しろ」

「いいんですか?何時間もかかると思いますよ」

海「今日はオフの日だ。」

「ありがとうございます。」


1時間後

「海さん!」

海「●びっくりする●」

「あまり髪を短くしてから女の子っぽい服着るの初めてです。」

海「・・・・」「行くぞ」

「はい!」


海「ずいぶんと大きいバックだな」

「CDとか持ってきたんです。海さんとのデュエットしたCDとかまだ発売していないソロのCDも」

「あとはフランスの教授から頂いた厚い本も、あとはお土産とか」

海「お前も大変だな。フランスやら芸能活動やら」

「でも海さんのおかげですばらしいお仕事にたどり着けたんですから」

「●ニコニコしながら●うれしいです」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そのころ事務所前では

ファン1「海と美亜の関係がむかつく」

ファン4「大好きな海をとるなんて」

ファン3「デビューしてすぐに海と付き合うなんて何よ!」

ファン2「絶対に許せないんだから!」


と悪口を言っていると

交差点の方にあるテレビ付看板では


アナウンサー「新人歌手の誕生が決まりました。オーディションをやり1ヶ月。

        やっと新人歌手のお披露目が今日の午前10時から始まりました。

       名前は「山本愛羅」さん20歳。舞能芸能事務所に所属決定となっています。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海「あと10分で着くぞ」

「はい。久しぶりの千葉なので緊張しています。」

海「お前1人で行け。3時間ぐらいしたらここで待ってる。」

「ありがとうございます。」


わたしは大きな荷物を持って

お母さんのいる病院へ向かった。

住所は海さんが持ってきてくれた封筒の中に入っていた。


「お母さん!」

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