26 娘
「須藤君、明日の夜空いているかね?」
「はい大丈夫です」
「ちょっと付き合ってくれたまえ」
「わかりました」
玲子がこっちを見ている。
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目の前にピンクの髪の毛を弄んでいる若い女がいる。
「恵子25歳だ、須藤君に挨拶しなさい!」
「恵子です」
「須藤良太です」
「だっさー」
「こら!恵子!」
「ほら、これやるから須藤君を案内しなさい」
「はーい、じゃあ眼鏡くん行くよ」
金を受け取った恵子は立ち上がり部屋を出て行く。
急いで後をおう。
「須藤君頼むよ!」
「眼鏡くん六本木のクラブに行くよー」
恵子はタクシーを捕まえ飛び乗る、後を追い俺も乗る。
六本木に着き外苑東通りに出て暫く歩き、左手の路地に入る。
クズどもがタムろっている。
「ケーコなんだその眼鏡は?」
「知らな〜い、やっちゃっていいよー」
「お!俺たちちょうど金欲しかったんだ。」
クズが俺に手をかける。
その手を捕まえ躊躇なく折った。
ウギャぁーーー
男がうずくまる。
その顎を蹴り上げると床に転がった。
恵子と仲間の若者がなにが起こったのか理解出来ず呆然としてる。
「ヤロー!やりやがったな!」
もう1人がナイフを出し突いてくる。
その手を捕まえナイフを太ももに突き立てる。
「自分で自分を突き刺すなよバカ」
ウギャーー!
後ろからバットのフルスイングが来たので、ナイフ男の髪のを掴み盾にする。
ナイフ男の口の部分にバットか当たり、歯が折れ血だらけになる。
「なんだお前ら仲間割れか?」
バット男のストマックに拳を叩き込み、怯んだところをバットを取り上げフルスイングして両脚を折った。
バットのグリップを拭いて転がした。
「あっ、アンタ強いのね!強い男は好きよ!」
恵子がくっついて来たので張り倒した。
その拍子に胸のポケットから何かが落ちた。
拾い上げると、俺が小柳に売ったかさ増し覚醒剤だった。
「おい、これは何だ?お前が使うのか?」
「そっ、それはあたしのだよ!返してよ!」
恵子を思い切り蹴り上げる。
「使ってるのか?答えろ!」
「ちょっと使った・・・気持ち良いんだよ!返して!」
(親子でシャブ中か)
「俺の言う事を聞けは定期的に渡してやる。どうだ?」
「何すれば良いのよ!」
「夜遊びはやめろ、髪の色を黒くしろ、親の言う事をしばらく聞け!そうすれば毎週コレをやるぞ?」
「わかったよ・・・やるからくれよ!絶対だからな!」
恵子をタクシーで家まで送って行った。
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あれから1週間、恵子は言う事を聞いているらしい。
「いや、須藤君ありがとう。娘が黒髪にして夜遊びもしなくなってね。それで君がいつ来るか聞いてくるんだよ。親バカと言われるかも知れないが会いに行ってくれないか?」
恵子に餌をあげに小柳家に通う。
しばらくして俺と恵子の婚約の噂が立ちはじめた。
多分、小柳取締役が流したのであろう。
(全く、いい迷惑だな)
玲子は真っ青な顔でその噂を聞いていた。
その夜玲子のマンションに行く。
「どう言う事なのよ!結婚するの!」
泣きじゃくっている。
「違うよ結婚はしない。玲子お前会社辞めろ」
「何でよ!」
「俺と一緒になれよ」
「リョータ・・・私を選ぶって事なの?」
「前からそう言っているだろ!」
玲子が会社を辞める前に帳簿を操作し6億ほど頂く事にした。
いつもの小柳の横領手口だった、小柳所有のペーパーカンパニーをいくつか使わせてもらう。




