それから3年後
和広と香里奈は正式に結婚式をした。香里奈の口座には、政府から香里奈さんには、
『和広さんは恋愛末経験男性に認定されました。これによって貴女には100万円が支給されます。但し、離婚すると1000万円を国へ納めなければなりません』
香里奈はその手紙を見つめながら、しばらく無言で考え込んだ。和広はその様子に気づき、心配そうに尋ねた。「どうしたの、香里奈?」
香里奈は深呼吸をしてから、和広に手紙を見せた。彼はそれを読み、驚いた表情を浮かべた。「こんなことがあるんだ…」
和広はしばらく考えた後、真剣な表情で香里奈に向き直った。「香里奈、私はお金のために君と結婚したわけじゃない。君がどんな状況になっても、ずっと一緒にいたいんだ。だから、このお金のことは気にしないでいい。」
香里奈はその言葉に胸が温かくなり、涙がこぼれそうになった。「ありがとう、和広。私も同じ気持ちよ。これからも一緒に頑張ろう。」
二人は手を取り合い、これからの未来に向けて新たな決意を胸に刻んだ。政府からの通知は単なる紙切れに過ぎず、二人の愛と絆はそれ以上に強いものだった。どんな困難が待ち受けていようとも、彼らは共に乗り越えて行く覚悟を持っていた。




