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アクラシオン 天  作者: デルタ
2/2

悪意の満ちる日。


2624年…


side レイナ



超高層ビルが立ち並ぶ大東京都。

私はカフェでコーヒーを飲んでいた。その時に事は始まった。


TV「速報です。大東京都にある超高層ビル アミュタワー800が突然謎の轟音とともに

消失しました。建物付近にいた人達も同時に消えた模様です。現場の森田アナ!」


森田アナ「現在、ビルのあった場所にはなにも残っておりません。付近にいた人達も一瞬にして消えた模様です! あっ!奥にモヤが見えます!あれはなんでしょうか!近付いてみましょう!」


アナウンサーがモヤに近付くと突然、アナウンサーが悲鳴をあげた。


森田アナ「ヒィィィィイイ!!!」


スタジオアナ「森田アナ、どうしました?大丈夫ですか!」


森田アナ「グガガゴゴ...」


そこから中継は途切れてしまった。





その場から辛うじて逃げ切った者によると

モヤの中には黒い人影が沢山居た。皆、目は一つで身長は3mほどだったという。

そして腹部に巨大な裂けた口があるという。森田アナウンサーは

自分の目の前で黒い人影と同じになったという。真相な定かではない。


だが、一つだけ言えることがある。空気に混沌が混じり始めている。

私にはなにが起きるかわからない。この先どうなるのかも。

また、同じことが起こるだろう。次は自分の番かもしれない。

そんなことを考えながら私はコーヒーを飲み干す。

私は湯川院 レイナ 私の妹も黒い人影になってしまった。

私は妹の為にも真相を突き止めなければならぬ。

世界は大きく変わった。 あの戦いの時に佐藤が使った禁呪による

世界による副作用かもしれない。世界は悪意に蝕まれた。

黒い人影は一体なんなのだろうか。私は妹を救う為に

行動する。



side カラス


私はカラス。名はもう忘れた。

世界を浄化するために闇に潜み闇を滅していた。

ある日、悪意が浄化できないほどに増えた。一瞬にして。

そして私は闇に飲まれ名を忘れ自分を保てなくなった。

世界が悪意に包まれるのは時間の問題だろう。

救済は女神の降臨のみ。私達ではどうにもできない。











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