序章 アクラシオン神話
アクラシオン それは世界を創造また救った救済の神々の総称。
その昔、なにもない草原に一つの花が咲いた。
かの花は 創世の女神 レイリール 世界を創造した女神である。
女神レイリールは 自らを産んだ草原に感謝し神格を与えた。
そして誕生したのは大地と植物の女神 リシィ
レイリール と リシィは世界を豊かにするために働いた。
そんなある日のこと、リシィは倒れた。 神格が薄れてきてしまったのだ。
レイリールは考えた。どうしたらリシィを救えるのか。
その頃、遥か彼方の天より一筋の光が大地に降り注いだ。
そこで誕生したのが 天候の女神 リュドラシィ である。
リュドラシィが大地に雨を降らるとリシィは回復した。
そしてリュドラシィの雨で川ができ海が出来た。
レイリール リシィ リュドラシィ
三人では寂しいと考えた三神は世界に多くの神々を誕生させた。
陽の女神 スパストレイ
陰の女神 ナィーチア
星の神 ソリヌィス
火炎の女神 ソドゥラ
風繰の女神 サンディル
煌雷の女神 シィールア
豊作の神 ディガード
不作の神 フムフヌイルス
知の神 ラディオライグ
心の神 ドゥナイト
秩序の神 ユーグマ
そして全ての神々の命の結晶 シィールアニス結晶。 三神以外の神の命である。
そして命が産まれた。 それは小さくも儚い命であった。
レイリールはシィールアニス結晶を産み出した事により創世の女神から
慈愛の女神へと変わった。
それから幾星霜... 人類の歴史が始まった。