4.こうして3人は家族になりました
登場人物の容姿の簡単なまとめ
アーサー
くせ毛銀髪碧眼 どっちかというとタレ目。この世の思えないほど神に愛された容姿。
シェリー
サラサラストレート銀髪青目 。猫目な美少女
アリス
ふわふわとした金髪碧眼 ぱっちりお目目な美少女
クロエ
黒髪黒目 無表情 人形のように整ってる。
ルーツ
白髪赤目 少しタレ目な美少女
ローリ
サラサラのほぼ白に近い金髪で、タレ目。右目の下に泣き黒子がある。とても四十過ぎには思えないほど儚く中性的な美形。
ー
先に謝っておきます。父親はかなり気持ち悪い感じに仕上がってます。美形だからってなんでも許されるもんじゃない。ごめんなさい。
あと、主人公も割とアレだなと思いましたが、これが通常運転でした。
妹たちは天使です。
アーサーが本館に着くと、どの使用人たちも慌ただしく駆け回っていた。
「あ、アーサー様!?」
「え、どうして!? 」
驚いた顔をしている使用人たちに、アーサーはすっと息を吸った。
「貴様ら、全員そこに正座しろ」
『は、はい!!!?』
あまりにも地に這うような恐ろしい声に、使用人たち全員、アーサーの前に正座した。
はっ、私たちは一体何を?!と驚いているが、指示に従わなければならないと思っているのだ。体が防衛本能だろう。とてもじゃないが、アーサーに逆らえるような雰囲気ではなかった。
「まず、お前らが探しているアリスなら俺が保護しているから安心しろ」
アーサーの言葉に、使用人一同が安堵のため息を漏らす。しかし、すぐに厳しい眼光が飛んできて姿勢を正す。怖い。使用人たちは、アーサーから感じる殺気に近いものにガタガタと震えていた。すごく、死にそうなほど怖い。
「あ、あの! アーサー様!」
1人の侍女が意を決して、アーサーに質問しようとするが、
「なんでもありません!!!! 寧ろ生きいて、すいませんでしたぁああああ!!」
殺気と共に睨まれて、即刻ひれ伏した。使用人たちは思った、ここに魔王がいるよ、と。尊い犠牲によって、誰もが何も言えずにだだ魔王様からの宣告が下されるのを震えながら待っていた。
するの、バタン!!と勢いよく扉が開かれた。
「アリス!!!!!!!」
整えられた髪は、ボサボサとなり汗だくで焦った様子で現れたのは御当主様のローリであった。使用人たちは救世主だ!と歓喜したが、ローリをみたアーサーの様子にその考えは全て吹き飛んだ。
なぜなら、あの無表情であるアーサーが笑ったのだから。
神の最高傑作と言ってもはばからない彼の容貌からの微笑みは素晴らしいものだろう、と誰もが夢想していた。
しかし、この微笑みからは感じられるものはそんなものではない。先ほどとは比べ物にならないほど、身が震える。失神したくても、彼の微笑みから目を反らせない。
そうこれは、死の恐怖だ。
本能が理解させられる、彼は非常に怒っており、自分たちは、愚かにも彼を怒りに触れてしまったのだ、と。
そして、何よりも彼の怒りの原因は御当主様にあるのだと。
彼らはこれからの起こるであろう彼の怒りに、ただ震えていた。
「アリス!!! アリスはどこだ!!!」
半狂乱となっているローリに、アーサーはゆっくりと近づいていく。
そして、アーサーに気がついたローリが声をかけようとしたその時、ローリの体は壁に押し付けれていた。
「っく!!?」
ローリは突然の痛みに驚き固まっていた。理解が追いついていないのだ。
なぜ、自分が息子に首元を掴まれているのか。
なぜ、息子がこんなにも恐ろしく冷たい目で自分を見ているのか。
ローリには全くわからなかった。
「おい、クソジジイ」
「ぐっ!? え、くそじじい?!え?」
「てめぇなんぞ、クソジジイで十分だ。寧ろ、クソだけでいい」
え、これ本当にうちの息子?
アーサーの変わりっぷりに、半狂乱となっていたローリは冷静になった。アーサーがこれまでにないほど怒気が孕んでいることに気づき、冷や汗を流す。見守っている使用人たちも次は我が身か、と天に祈っていた。
「あ、アーサー!! 落ち着こう、何か勘違いをしてるのではないかな?! 君を怒らせてしまったのなら、謝ろう!!」
「勘違い、はっ? そんな訳あるか。テメェこそ、自分が何をしでかしたのかわかってねぇのか?」
ギリギリと締め上げられる首元に、ローリは必死に頭を回転させる。仕事でもこんなに必死になったことはないだろうというぐらい頑張って考えるが、全く思い至らない。
そもそも、アーサーとはほとんど会ってもなかったのだ。最近、会ったといえば、思い浮かんだ、愛らしい少女にローリは我にかえった。
「そうだ!! アリスは!! アリスはどこだ!? 彼女に何かあってしまったら私は死んでしまう!!!」
「そうか、なら死ね」
その場が一気に静まり返った。
ローリも言われたことが理解できないのか、アーサーは見つめる。
「あの子に害を与える存在は消えるべきだろう?」
「あ、あぁ」
アーサーはローリの答えに、にっこりと優しく微笑む。ローリは何故か、とても背筋が凍ったように感じた。
「ならば、貴様に死ねと言ったんだよ」
「なぜ私が!? 彼女に何かあったのか!?私がアリスに害を与えるはずなぞないだろう!!」
「察しの悪いなぁ。可愛いあの子は、可哀想なことにどっかのクソ変態なジジイに探知魔法をかけらておりました。しかも、ご丁寧に隠蔽魔法までかけられて?」
「え、」
壮絶なアーサーの微笑みと言葉に、ローリの顔が真っ青へとなっていく。ご当主様の様子に、使用人たちもまさか、いやあのご当主様が、そんな……とその様子を固唾をのんで見守る。
「可哀想に、クソ変態なジジイから探知魔法とかかけられて、しかも部屋には盗聴魔法までつけられてるときた。これは間違いなくストーカー行為をされてるな?
あぁ、安心してくれ。彼女は俺が保護しているし、探知魔法も盗聴魔法もぶち壊したし、保存されていたデータも粉砕済みだ。
あの子はとても泣いていたよ、(魔物が)怖かったって」
アーサーは、含みをもった笑みを浮かべる。嘘は言っていない。正しく言っていないだけである。
「ナァ?だから、あの子に有害な影響を与える原因は絶たれるべきだろう? 危険な存在は、消えるべきだろう?お前はさっき同意したな? 先ほどの発言はしっかり魔法で録音してるから、安心して、死ねや。クソ変態ジジイ」
とどめを刺されたローリは真っ白になって崩れ落ちた。
アーサーは、ローリから手を離すと、ばっちいものを触ったと言わんばかり手を水魔法で洗い、光魔法で浄化させた。そんなに触れるのが嫌だったのか、と使用人一同は思った。
だが、しかし、アーサーの気持ちは分からなくもない。御当主様、流石にロリコンはあかん、と尊敬していた御当主様に対して、若干冷たい目で見ていた。
「で、貴様らだが。このクソ変態ジジイを甘やかして、のさばらせてやがって。わかってんのか」
使用人たちの背筋が一気に伸びた。
アーサーの言う通りだ。使用人たちは、御当主様の言う通り!と何も疑っていなかった。その結果、こんな犯罪者を生み出してしまったのだ。彼らは、罪深き自分たちにうな垂れた。
「アーサー様!! 待ってくだされ!! ローリ様を甘やかしたと言うのならば、この執事長であるバロンめが悪うございます!どうか、罰はこのバロンめに!」
スライディング土下座を決めながら、渋い紳士然とした執事がアーサーの前に現れる。彼は、クロエの祖父でもあり、ローリの執事であり、ホワイト公爵家の執事長バロンだ。彼は幼い頃からローリの執事としてそばに仕えており、ローリの腹心と言っても過言ではない存在である。
「当たり前だ、バロン。執事長でありながら貴様が1番甘やかした存在であるんだぞ。貴様に、1番厳しい罰を与えるに決まってるだろう。何、ふざけたクソ甘いことを言ってやがる」
アーサーは、ばっさりとバロンを切り捨てた。バロンは、ローリと同じように真っ白になって固まった。
執事長おおおおお!!と使用人たちは彼の勇姿に涙する。魔王様に慈悲など存在してなかった。
「とりあえず、バロン含め使用人全員は1ヶ月の減俸処分。あと、全員で何があってもこのクソ変態ジジイの更生させろ」
『え』
「あぁ、期限は設けない。ただ、このクソ変態ジジイが更生されない限り、シェリーとアリスとの会うこと一切禁止する。あと、奴が更生したかどうかのは判断はバロンがしろ。もし、奴が更生してないのに連れてきたら全員、連帯責任で」
アーサーは、それはそれは美しく、妖艶に微笑む。その微笑みに、恐怖により何人かが魂を飛ばし、白目を剥いていく。
逆に明言されないのが、怖い。魔王様は楽しそうに死の宣告を下した。
「あと、俺は本音を聞き出す魔法使えるから、あのクソ変態ジジイが本心から更生しないと更生したと認めない」
『え!?』
何それは無理難題なのでは!?と使用人たちは愕然とする。
「正直、大して期待してない。そのためうちの使用人を辞める奴は、辞めて構わない。再就職の手筈をつける」
使用人たちは救いを見たかのように顔を上げて、また固まった。魔王様は酷く残虐な笑みを浮かべていたのだ。
「しかし、その際には貴様含め貴様の家族らが、我がホワイト家と関係を持つことを許さない。貴様らを存在しないものとして扱う。あと、バロンは辞めることは許さん」
魔王様に一切の慈悲なぞ存在していなかった。王国でも、王族に次いで、いやもしかしたら同等レベル権力も持っていると過言ではないホワイト公爵家から「存在しないもの」として扱われるというのは、もはや社会的な死である。自分だけならまだしも、家族まで巻き込まれるのだ。ある意味、一族打ち首並みにえぐい。
「ちなみに、選択は今から決めろ。更生か転職か? 1秒だけ待ってやる」
『更生でお願いしますぅうううう!!』
使用人全員が綺麗な土下座で決めた。アーサーは満足げに微笑んで、使用人らの上に大きな魔法陣を出現させ、魔法陣からキラキラと星屑のようなものが使用人たちに降り注ぐ。ついでに父親にも降り注がれていた。
「なら、契約完了だ。ちなみに、逃げようとしたら、」
優雅に、妖艶に、神々しいながらもどこか禍々しさを感じさせながら、アーサーは口元を吊り上げる。魔王様に使用人たちは完全降伏した。微笑みが怖い。魔王様は、立派なトラウマ製造機となっていた。
**
本館の使用人たちに早速、父親への更生の指示を出して、アーサーは別館へと転移魔法で自室へ飛んだ。
そこには、紅茶を用意してるクロエがいた。
「お疲れ様でございます。アーサー様」
アーサーはクロエに引かれた椅子へと腰掛ける。そして、丁度良い温度の紅茶を口につけ、一息をつく。
(くっそ、疲れたぁ!!! ほんと、あんなにポンコツ父親とは思わなかったな。つか、あいつ最後までアリスのことしか言わなかったし。絶対に許さん)
未だに父親に対する怒りが収まってなかったアーサーは、昂ぶる気を抑え込むべく紅茶を一気に飲み込んだ。ようやく、落ち着きを取り戻した。
「シェリーとアリスはどうしてる?」
「まだ、寝室で眠っております」
「……そうか、起こしてくる」
(そろそろ30分ほど経つし、起こさないと夜に響く)
アーサーは、寝室へと向かい、音を立てずに入る。
すると、そこは絵画よりも美しい、まさに、天使の憩いの場というべき光景あった。銀髪の天使と金髪の天使が、お互いの手を握り合って眠っているのだ。こんな素晴らしい光景を邪魔できる奴がいるだろうか。もしそんな勇者がいたら魔王様に滅ぼされる。
アーサーはこの美しき光景に、立ち会わせてくださったこの世に産み落としてくれた亡き母に感謝を捧げた。え?父親? うちに父親は要らない。
アーサーは葛藤していた。この光景と妹たちの健康的な睡眠がぐらぐらと天秤となって揺れる。すると、もぞりと天使が動いた。
「ん、あ」
「んー、やあ」
片方の天使が動くと、もう片方も動き始めた。しかし、銀髪の天使が起き上がるのを、金髪の天使はいやいやと銀髪の天使にしがみつき、パタリとベットに転がる。
アーサーはこの一瞬を逃さないと言わんばかりにただ、ガン見していた。正直、父親の血を感じる。
「んん、」
それでもなんとか銀髪の天使は目をこしこしと手で擦りながら、起き上がった。
「シェリー」
先ほどまで本館の使用人と実の父親を死の恐怖に落とした魔王様とは思えないほど、砂糖菓子のように甘ったるい声と、神の最高傑作と名高い麗しいその容貌を存分に発揮し、優しく微笑んでいる。本当に同一人物かな。
「お、にい、ちゃ、」
「あぁ、お兄様だ」
貴様いつの間に、と速さで、全く音や気配を感じさせずに、アーサーはベットサイドへと座り、シェリーの頭を優しく撫でる。すると、まだ寝ぼけているシェリーは安心できる兄の手に、幸せそうにすり寄っていた。
「おに、いさま、いる?」
「あぁ、俺はそばにいる」
「えへへ、」
本当に嬉しそうに笑うシェリーにアーサーはただ、優しい微笑みを携えて頭を撫でる。
(甘えてくる妹、まじ可愛すぎる!!)
ただ、内心は全力で悶えまくっていた。
「んぁー?」
すると、もう1人の天使も目を覚ましたようだ。スリスリとシェリーを抱きしめながら、むーと唸る。シェリーはそんな様子に意識が覚醒してきたのか、天使ことアリスの邪険にすることなく、頭をよしよしと撫でていた。
「おきてください」
「んーやぁ」
「おきないと、夜がつらいですわ」
「んーん」
シェリーがお姉さんのようにアリスをあやしている。この光景にアーサーは感激していた。
(シェリーが!!! シェリーがこんなに立派になって!! うちの妹たちがこんなに可愛い訳があった!!)
可愛い妹の成長にただ、感激していた。無論、表面上は神々しくい微笑みとなっている。今日もアーサーの表情筋は絶好調だ。
「おきてください。私はあなたの名前を知りたいのです」
「な、まえ?」
シェリーの言葉に、アリスの意識が覚醒してきた。パチリと大きな目を瞬きさせて、シェリーを見つめた。
「てんし、さま?」
「それは、あなたの方では?」
「んーん! あのとき助けてくれたキレイなてんしさま!!ありがとう!」
「そ、そんな! むしろ、私があなたに助けられましたわ!こちらこそありがとうございます!」
「わたしがてんしさま助けたの? 」
「そうですわ!」
「そっかー、私もてんしさまをたすけられたんだね! 」
すごくお花畑のような会話をするシェリーとアリスに、やはりこの子たちは天使だったのか、とアーサーは本気で思っていた。この兄も大概頭がやばい。
「てんしさま! おなまえはなんていうの?」
「シェリー=ホワイトですわ。あなたは?」
「アリス!よろしくね、シェリーちゃん!」
「はい、よろしくおねがいしますわ! アリスさん!」
手を取り合って、キャッキャと嬉しそうな2人にアーサーは、この2人の平穏を、幸せを必ず守ると決意する。何があってもあの父親は近付けない。
「そこのキラキラおにいさんはだあれ?」
不思議そうなアリスの大きな瞳が、アーサーを映す。
「私の大好きなお兄さまですわ!」
嬉しそうなシェリーの声にアーサーは数倍キラキラ度を増して優しく微笑む。
(大好きって!!! 聞きましたか!聞きましたよ!!!うおおおお!!!シェリーが!!俺のこと大好きなお兄様って!!!最高すぎかよ!!)
シェリーからの大好きなお兄さまと言ってもらえて本気で嬉しいようだ。
「はじめまして。アーサー=ホワイトだ。よろしく」
「ふわぁ、よろしく、おねがいします?」
アリスはキラキラしてる、と眩しそうなしょっぱそうな顔をしていた。そんな事にも気づかず、アーサーは心からの笑みを大盤振る舞いしていた。浮かれている。
「ここで、2人に伝えなければいけないことがある」
「は、はい!」
「そんなに構えなくていいよ。シェリー。シェリーには可愛い妹ができて、アリスには兄と可愛い姉ができるんだよ」
「ん? どういうこと?」
「……お、にいさま、まさか!アリスさんは私の妹になるんでしょうか!」
興奮したように目を輝かせるシェリーにアーサーは魔法で綺麗な花々を作り出す。
「大正解。正解者のシェリーには、後でお菓子に苺を追加してあげよう」
「わぁ、ありがとうございます!」
「んんー? わたしは、シェリーちゃんとキラキラさんとかぞく?」
「そうですわ! かぞくですからずっといっしょですわ!!」
シェリーに抱きつかれるアリスは、何やら困ったようにどこか泣きそうな顔をしていた。シェリーはそんなアリスを心配そうに覗き込む。
「アリスさん?」
「わたし、だめ。ひとり」
アリスの小さな声に、アーサーは眉間にしわを寄せた。なんだろうか、物凄く嫌な予感がする。
「きんいろさんが、わたしはひとりだって。わたしはひとりしかないって、」
じわじわとアリスの瞳に涙がたまっていく。彼女がきんいろさんと呼ぶ、金の色を持つ人物は一人しかいない。
ローリである。
「そんなことはありません! ひとりじゃないですわ!私とお兄さまがいますもの!!」
シェリーの叫けびに、アーサーの切れかかっていた理性が踏みとどまる。危ない、あのままでは父親を無き者にするところであった。亡き者ではなく、無き者である。この息子、父親の存在すら抹消する気である。ちなみに、アーサーの力をもってすれば、できないことではない。
「アリスさんは、アリスは私とお兄さまの妹です!」
「シェリー、ちゃ!!! シェリー、おねぇちゃぁあんん!!」
アリスはシェリーに抱きついて泣いた。そんなアリスはシェリーは優しく抱きしめていた。2人の兄となったアーサーは、その光景を優しく見守りながらも、あの父親に如何なる制裁を下すか考えていた。ちらりと、アリスが父親からどんな風に構われたのかを過去視の魔法を使い、後悔した。
(あの、ロリコンヤンデレ父親がっ!!?天涯孤独の子に「君は永遠に1人」とかほざいてやがる!? よく見ろよ!アリスめっちゃショック受けてるだろ! その後に「僕しかいないよ」と言っても聞こえてねぇから!!全然アリスに伝わってねぇから!! ざまぁ!!!)
とりあえず、後で3発は蹴りを入れようとアーサーは決意した。その後、新たに家族となった3人は、穏やかにお茶会をし、更に親睦を深めていた。
その夜に何故か、御当主様が気絶しており、その洋服の背に足跡が3つ付いていたことから、発見した使用人らはそっと手を合わせた。
触らぬ魔王様に祟りなし。
ルーツはアーサーが自室に戻ってきてからクロエからの指示で本館に情報収集してます。そこで、自分と同じ体験をしただろう仲間たちをみて、哀れんだ目をしてました。慈悲なぞない。




