大魔王なんちゃら
「はい、ありがとうございました・・次の方どうぞ。」
「でも何かあれだね、3人も急に辞めると慌しいね。
この前お見舞いに行ったんだけど全く喋れる状態じゃなかったよ・・あんなんなるまで揉めるって相当だね?
それともお前が止めた時にやり過ぎたの?」
「私が仲裁に入った時にはあんな感じでしたよ?
今の若者は加減を知らないですからね、しょうがないですね。」
「そっか・・おっ!どうぞそこ座って!
へえ・・マルコ・ボーロ君ね・・結構優秀なんだね・・養成学校7番で卒業とかエリートも良いトコじゃん!
じゃあ、志望動機でも聞いておこうかな?」
「大魔王様にこの身を捧げる為です!!」
「リヨン・・彼・・欲してるぞ?言ってやれ。」
リヨンはマルコに近付いて行く
「・・・そうか・・・それは結構な事だ。目指すと良い・・・」
マルコに顔を近付けるリヨン
「・・・だが大魔王様はお前の体なんぞ欲しくない。」
「良く出来ました。
お疲れ様、次の方どうぞ。」
席に戻るリヨン
「中々有望株が面接に来ますね?」
「そうだな・・この分だと志望動機に内地で暮らす為とか面接中に蒸かした芋を食べる輩が出て来るかもな。」
「それ・・有望?」
「はい、そこ座って。
タオ君ね・・君の特技何?この長い名前も覚えられるって?」
「はい!では披露させて頂きます!」
「何ですかね、寿限無ですかね?」
「寿限無なら俺でも言えるけどな。」
「鈴懸の木の道で『君の微笑みを夢に見る』と言ってしまったら
「怖い怖い怖い・・もうイイよ分かったよ・・・」
僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」
「リヨン、終わったから耳開けな。」
「はい。」
「凄いね。
俺には愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけないが限度だったよ。
今日は良い物を見せて貰った・・退っていいよ。」
「次の方ーーー」
「面白いね、あの子採用しちゃおっかなぁ・・本店のオタなのかなぁ・・」
「大魔王様・・・次の方入られました。」
「おう、座って。
君・・えっと・・これホント?」
「はい!私は某非公認ゆるキャラとして働かせて頂いております!」
「リヨン!俺ホンモノ初めて見たよーーー!!」
「いや・・違うでしょ・・・」
「ねえねえ!触りだけでも良いからやって!?何時ものヤツ!」
「私は今元の姿なので・・・因みに何を見たいんですか?」
「まさか知らないんじゃないのかな・・・」
「えっと・・梨汁の奴だよ!梨汁の奴!」
「・・・美味いもう一杯!」
「絶対知らないよーー此奴偽物だよーーー」
「新ネタか?おいリヨン!新ネタやってくれたぞ!」
「興奮し過ぎです。
ちょっと聴きますがグランプリでは何位になりましたっけ?」
「えっと・・・勿論あの熊に勝利しての1位です!」
「あれ?グランプリ辞退してなかったっけ?」
「予備知識なしかーーー!大多数の人がもっと知識あるっちゅーの!」
「でも本物の方はやっぱり忙しいでしょうしお引き取りを・・・」
「大魔王様は私の話を聞いてないのですか?偽物ですよ偽物!」
「えっ?えっ?でも本物しか知り得ないであろう新ネタを見せてくれたよ?」
「アレは新ネタではなく無知による苦し紛れに出た只の青汁です。」
「そうだったのか・・お前・・俺を騙したのか?」
「いや、そう言う訳じゃ・・・」
「この俺を愚弄するとは・・・」
「そんな本気で怒らなくても良いじゃないですか~」
「お前もしかしてまだ自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」
「本気じゃないですよね?」
「俺は至って本気だ・・連れて行け!」
「御意。」
選考は難航しましたが何とか穴埋め要員を確保する事が出来ました。




