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ウソみたいだろ、大魔王だぜそれ

「大魔王様、何故今日は黒の皮手袋をされているのですか?」


「フッフッフッ・・・漸く気づいたかリヨン・・・。」


「鬼の手でも隠してるんですか?」


「違うよ、両手にしてるだろ?」


「じゃあ、ウィッシュ専用のグローブとかですかね?」


「あれは指の部分が無い奴だろ!

俺が何故この手袋をしているのか聴きたいか?ん?」


(「あれ?今回は面倒臭い回かな?」)

「何故その手袋をしているんでしょうか?」


「フッフッフ・・・それは秘密だ。」


(「あぁ・・やっぱり面倒臭い回か!?」)

「そうですか・・・では私は庶務でも・・・。」


「そんなに聴きたくば聴かせてやらん訳でもないぞ!?

それに庶務くらい庶務二課にでもやらせとけ!!」


「そんな課はこの城に存在していませんので私がやらねば・・・。」


「どうせ脚立担いでウロウロするだけだろ?

何の為の使用人だと思っている!それ位任せろ!」


「いや~人員不足で・・・。」


「じゃあ増やすからMODOでもMAKAIWORKでも募集掛けといて?

で、本題に入るけど・・・」


「ではその手続きをしに行きますので数時間の猶予を・・・。」


「猶予?・・・数時間も掛からんて~それにこの話した後でも十分間に合うではないか!」


「ワタシ?シゴトオソイ・・・本日の業務はそれに費やしてしまうと思われます。」


「何か急に異人さん・・そんなに嫌か?

そう言えばお前田舎何処だったっけ?」


「もしかして大魔王様・・私を切るつもりで?」


「え?ダメ?」


「ダメでしょ!?不当解雇で訴訟ですよ?」


「あっ!『敗訴』とか紙に書かれた奴掲げる役俺にやらせて!

ちょっとやってみたかったんだよね~」


「何で原告側の敗訴の紙を被告が掲げるんですか!訳わかんなくなりますよ!」


「何?原告?被告?よく解んないんだけど・・・」


「だからですね・・原告とは民事や行政の訴訟における一審での・・・。」


「もーいい!!難しい専門用語並べて丸め込もうとはもう詐欺師の手法

貴様がそう迄して俺を騙そうとするとは・・・小癪な!」


(「自分の無駄話を棚に上げて・・・

裁判長ーーー!!此奴に死刑を求刑致しまーす!!

情状酌量の余地は微塵も感じませーん!!」)

「大魔王様・・・大負けに負けてグーパンチかグータッチで手を打ちますよ?」


「・・・どう回り回ってその選択肢に落ち着いたのか理解不能なのだが?

まあ・・取り敢えず害の無さ気なグータッチにしようかな?」


「本当に良いんですね?

ホームランを打った訳でもなく・・監督でもない私と公衆の面前でグータッチ・・・

恥ずかしくないんですか?」


「何処でそれやる設定?

どうせやるんだったら格好良く山王戦のゴリとミッチーの様にちょんと・・・」


「却下。それでは大魔王様に対する辱めにならない。」


「辱め!?何時から俺を辱める流れに移行したのだ?

俺は只この手袋を取ってお前を触ったら運を奪い取るよって感じの事をしようとしただけなのに・・・。」


「では存分に私の運を奪い取って下さい。

奪い取り終えた時貴方の頭を銃で撃ち抜きますから!

きっと偶然逸れてその跳弾が私の頭を撃ち抜く事でしょう。」


「えっと俺別に神聖なる血脈ではないので運を奪う事なく頭をそのまま打ち抜かれるかと・・・。」


「やってみなきゃわかりませんよ!

大魔王様・・やる前から無理とか決め付けないで下さい!

やってみなきゃ分かんないだろ?そうだろ!?」


「いや・・だから・・その・・・。」




何かこの後幸一に発砲される三世の構図を繰り返された・・・でも俺は生きてます。

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