大魔王病でも恋がしたい
「大魔王っち・・・。」
「おう、如何した?サファリア。」
「この前はありがとう・・早く用事済ませて帰って来てくれて。
もうちょっと遅かったら私・・こっちの世界の住人じゃなかったかも知れない。」
「意味が分からんが・・まあ、どう致しまして。」
「サファリアちゃ~ん!!」
ガチャ
「ううっ・・スフィニアさん・・・。」
「も~さん付けしないでよ~私とサファリアちゃんの仲なんだから~!」
「どうして今日も此処へ来られたのですか?」
「オイタンが~今日サファリアちゃんが出勤だって教えてくれたの~。」
「大魔王っち!」
「何故睨む!?」
「ねえサファリアちゃん!連絡先交換しようよ!」
「えっと・・・。」
「仲睦まじいなぁ。女の子は直ぐ仲良くなれて良いな。
教えてあげなよサファリア。」
「今日スマホ忘れて来ちゃったから・・また今度で・・・。」
「俺が教えておこうか?」
「是非!」
「黙れ大魔王!」
「何だ?・・教えるの嫌なのか?サファリア。」
「そうじゃないけど・・昨今、個人情報漏洩とか問題になってるし・・他人様の個人情報を勝手に教えられるのは・・・。」
「普通に許可を得ようとしているじゃないか。
漏洩も何もお前の匙加減だと思うんだがこの場合。」
「え~と・・大魔王っちに教えてるのは仕事用だから教えるのであればプライベート用を教えたいって言うか・・・。」
「お前・・キャバ嬢みたいだな。
まあ、仕事用とプライベート用に分けるのは結構居るか。」
「自分の番号くらい覚えてないの?」
「2つ持つとどっちの番号だったかな~って分からなくなっちゃって~。」
♪♪♪~
「オイタン、電話鳴ってるよ?」
「俺のじゃないよ、俺のマンウィズだし。」
「・・・あ~仕事用の方は持ってたみた~い!良かった~!」
「出なくて良いの?」
「メールだから大丈夫。」
「サファリアちゃん、そっちでも良いから教えて?」
「え~っと・・教えても良いけど頭の3桁だけで良い?」
「それみんな一緒やないか~い!
意地悪せずに教えてあげなよサファリア。」
「あ~眠い・・体調悪いから帰って良いかな?」
「何だ急に・・ってかお前ただ眠いだけだろ!
それとも風邪薬でも飲んで眠いのか?」
「ん~・・・あっ!彼氏が~昨日の夜、全然寝かせてくれなくて~。」
「!?」
「お前も遂に男が出来たのか!?
あんだけ清廉潔白だ!って言ってた癖にもう夜な夜な踊り明かしてるのか!
それじゃあもう2人きりで何処かに出掛ける事は控えないとな!」
「えっと・・・。」
「オイタンとサファリアちゃんってどう言う関係?」
「ん?普通に主従関係だが?」
「・・・ご主人様とペットって事?
サファリアちゃんを良い様にオモチャにしているって事?」
「如何してそう言う答えになるの!?
普通に大魔王とその側近だよ!手を出した事は一度も無い!」
「それを聞いて安心したわ。
それよりもサファリアちゃん・・彼氏ってどう言ったクズ?」
「クズ!?いきなり酷いなぁ・・えっと・・普通にイケメンかな?」
「ふ~ん・・その彼の内臓を破裂させても良い?」
「・・・ダメだろ。スフィニアどうした?」
「オイタンには関係ない!私とサファリアちゃん・・二人の問題なの!」
「お、おう。」
「誤解を招きかねない言い方止めて!?
私は・・貴女の嫌いなビッチに成り下がったの!ズッコンバッコン ヤリまくってんのよ!!」
「おっふ・・言葉にされるとこっちが恥ずかしいな・・・。」
「オイタン・・会話に入って来ないで。」
「お口チャック完了。」
「ねえ・・クズ男の写真見せてよ。」
「えっ?・・・こっち仕事用だから入ってないかな。」
「じゃあ今から会いに行きましょ?
サファリアちゃんに相応しい男かどうか選定してあげる。」
「大魔王っち、チャック解除。」
「チャック限定解除!
スフィニア!会いに行ってはいけないと思うぞ?
今のお前、鉈とかで首とか掻っ切りそうな目してるもん!」
「止めるんだったらオイタンがその餌食になるけど?」
「よし!行け!サファリアの彼氏の腸掻っ捌いて来い!!」
「止めろよヘル・カイザー!!大魔王の称号は飾りなの!?」
「幾ら大魔王でも姪っ子の身体を拘束出来ないよ~。」
「役立たず!不能者!もう頼まない!
あ~もうめんどくさい!彼氏何て居ねえよ!処女のまんまだよ!これで満足か!!」
「良かった!まだクズ男に穢されていないのね!
男何かにサファリアちゃんの綺麗な柔肌を穢させはしないわ!」
「何かアレだなスフィニア・・お前って百合的な感じの世界の住人だったりする?」
「ダメ・・かな・・?」
「全然構わない!承認する!
よし!可愛い姪っ子の頼みだ、サファリア!交われ!百合の世界に連れて行って貰え!」
「絶対無理だから!!」
当分引き籠ってやる!




