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「ども、魔王です」「こんにちは、勇者です」  作者: 魔王@酒場
魔王様は玉座にて待つ。宅配便とかを。
94/162

94 お休み下さい! 魔王様

…、ついカッとなって更新しました…。なにしてるんだろう。orz

①お休み下さい! 魔王様


勇者「…あー、魔物討伐したくねぇー。魔王城行きたくねぇー」だらーん

魔王「たまには休むといいかもな」


勇者「…でも、俺が戦わないと。世界が…、皆が」

魔王「お前が倒れたらどーにもなんないじゃん? そういうのはね、逃げていいんだよ」


勇者「ここで倒れるわけにはいかない…!」

魔王「だから休めって」


勇者「俺が世界を救うーー!」

魔王「そういう大義名分はいいから。ほら、世間ではゴールデンウィークだしさ」


勇者「ゴールデン…! なんか強そうな名前の魔物だ…!」

魔王「ワーカホリックだなー、勇者よ。わかったよ。俺も明日は休むから。なっ?」


勇者「…あ? ま、まじ? 魔王休むの? 明日は人間界に侵攻しない? 首相官邸にドローン飛ばしたりしない? 原子力発電所に散歩に行ったりしない?」

魔王「しない、しない」コクコク


勇者「うわー! やったー! お休みだ! うわー、魔王、ホントにいいの? うわー、何しようかな明日1日!? 勇者として旅立ったあの日から、休日なんて初めてだ! うわー、何しよう、魔王魔王魔王、そうだ、魔王!!」

魔王「…何だよ?」


勇者「そ、そうだ…、魔王…、魔王。魔王、を、討伐…しないと…。それが俺の…使命。世界を…」

魔王「休めっつの」


勇者「そうだ…。魔王をコンクリ詰めにして東京湾に沈めるまで…、俺の戦いは終わらない…」

魔王「なんか不憫になってきたな…。これ、俺のせい? 街とか焼いたせい? 精霊とか滅ぼしたせい? なんか…、気が重くなってきた」

勇者「…へへ、魔王倒したら俺、嫁と結婚するんだ…」


魔王「そ、そうか。…うん。あー、明日はほんとに…、休もう。うむ。明日の進軍は延期」



②偏る栄養、描かれる魔方陣


勇者「まおう~。コンソメ味のポテトチップスばかりじゃ体に悪いって。たまには、のりしお味のやつも食えよ! 栄養偏るぜ!」どさっ!


魔王「おっ、悪いね。わざわざ買ってきてくれたんだ? 邪神召喚の儀式始めると、なかなか、外に出られなくてね~。ここんとこ、配下の魔物たちも、蕎麦と、ピザしか食ってない」


勇者「のりしお味のポテチはトクホ(特定保健用食品 ※) だからな! 健康に良い!」※ 嘘です


魔王「のりしお味のポテトチップスなんて高いだろーに…。もらっちゃってほんとにいいの?」

勇者「ばか。側近に経費で落としてくれってレシート置いてきた。」


勇者「…やっぱさ、コンソメ味のポテトチップスだけじゃ栄養偏るからな。ちゃんと、トルティーヤ味とか、梅味とかのも食べないと」


魔王「そうだね。ほんとだよ。気を付けなきゃな~。でもさ、邪神様のための魔方陣描くのにここんとこ夢中になっててね。一歩も城から出てないんだ」


勇者「おっ、マジ? 邪神召喚できそう?」

魔王「いや、それがなー。子供の頃から何度も挑戦しかてるんだけど、なかなか…。ほら、幼稚園の頃とかさ、よく人間どもなんて滅べばいいって思うじゃん?」


勇者「ねぇよ」


魔王「ない? あー、そりゃお前、幸せな人生送ってきたんだな。たいていのやつはね、思うから」

勇者「そ、そうなの? 俺、ちょっとずれてたのかな…」


魔王「そうだね。まぁ、幼稚園の先生とか美人だと、ああ、卒園するまでは待とうかなって思うけどね」

勇者「ふーん…」


魔王「…あっ、あんまり興味ない? そっか、そうだよな、勇者だもんな。あのね、邪神様今度こそ来てくれると思うよ!」

勇者「…そうかー、ついに邪神降臨かー。となると、俺も本気で阻止しなきゃだな」


魔王「まぁ、見てなよ。俺はね、やるときはやるから! 1年後くらいから超がんばる予定だから! もうね、世界とか俺のものだから!」

勇者「えー? ちょっとそれ、大言壮語すぎwww まぁね。夢は見ないとな」

魔王「だな!」


邪神「……」ゴゴゴゴゴ

Thanks for Reading !


お休みな方もそうでない方も、素敵なゴールデンウィークをお過ごし下さいませっ(*´∇`*)ノ


【質問コーナー】


勇者「勇者と!」

魔王「サブリナの!」


勇者・魔王「「なぜなに、質問コーナ~!!」」


魔王「このコーナーでは、皆さんからのお便りを募集しています!」

勇者「います!」



勇者「なぜコンビニのレシートは、あんなに長いのか…!」

魔王「なぜマンゴーはあんなに高価たかいのか!?」


勇者「勇者はなぜこんなにもカッコイイのか!」

魔王「サブリナはなぜこんなにも強いのか!」


勇者「エスカレーターを全力で逆走しました。駅員さんがガン見してたんですけど、何故でしょうか? 僕はただ、運動をしたかっただけなのに」


魔王「などなど、あなたが日常生活で感じた素朴な疑問を送っていただくと、サブリナが喜びます!」

勇者「喜びます!」


魔王「あと、こんなので書いてみてよ! みたいなリクエストもお待ちしております!」

勇者「ます!」


勇者「「思い付いたら」書くぜ! っていうカギカッコつきになってしまうのですが、サブリナがかんばります」


勇者・魔王「「以上! お知らせでした~」した~」


もしかしたら、ゴールデンウィーク中に、あと1~2回くらい更新させていただくかもです(^▽^ゞ


■回答編は、コチラ!↓

http://ncode.syosetu.com/n7310br/11/

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