1.セルベリック王国第83代国王、セルベリック・エセルバート
初投稿です!
お楽しみいただけましたら幸いです。
空高く飛ぶ小鳥がさえずり、そよ風が木々を揺らす。
山には木々が生い茂り、多くの種類の動物が住処にしている。
海は青く、水面がきらきらと輝いている。
都市には朝日に輝く建物がたくさんあり、鐘の音が壮大に鳴り響く。
それがここ、セルベリック王国である。
光に照らされ、笑顔があふれる国。
そう目標を掲げて、およそ1000年もの間先祖代々の国王が治めてきたというこの国。
現在の国王はこの私、セルベリック・エルバートである。
第83代国王であり、在位13年目を迎える。
今はもう51歳のぽっちゃりとしたおじさんになってしまっているが、昔は美男子ともてはやされておった。
うつくしい妻とかわいらしい娘、そして優しく立派な国民達に恵まれておる。
うーむ、幸せ。ありがたき神に感謝。
この王国ではすべての始まりの原点と人の”善い感情”を作ってくださった素晴らしい存在でいらっしゃる日生物的存在を「神」と呼んで崇拝し、神への恩返しのような気持ちを込めて日々をつつましく、正しく暮らしており、だからこの王国の民はみないい人ばかりなのじゃ。
ほかの王国の民にはあったことはなく、この国の領土も広いから、私はこの世界の全てを治めるものとして存在しているのかもしれぬ。
今日も執務で疲れた。
自室のふかふかのベッドに横たわっていると、ドアをノックする音が聞こえてきた。
お読みくださりありがとうございました!
先日劇で王様役をやったので、実際王様の気持ちをかいてみたくなりました笑
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