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双星の子守り歌  作者: 宇佐美ましろ
Act Ⅰ:Lumièrefoi
39/54

Op.4

 


 鳥獣の姿をしたヘスペラ、もといケラノスは全部で四体。

 自分たちの手のひらほどの大きさがありそうな黒く光るその嘴で箒やそれに跨る少女のことを突きいたかと思えばすぐに離れて反応を楽しんでいるかのように羽ばたきながら少女な周りを旋回していた。少女も少女で片手で箒の柄を強くつかみ、もう片手で自身のことを守りながらひとまず着地を試みているもののタイミングの読めない攻撃に神経を研ぎ澄ませているせいか、バランスが取れずふらふらと空に留まっている。



 二人が勢いよく飛び上がると、ユールは少女に当たらないように狙いを定めながらケラノスの翼を切り落とし、ソルナはその首に剣を差し込み力を込めて水平に薙いだ。少女を嘲笑うように飛翔していたケラノスは二人からそれぞれ羽根や首に一撃を受けたことで飛び続ける力をなくし、そのまま地面へ落下していく。

 耳障りの悪い鳴き声を上げて地面に叩きつけられてもなお、よろよろと立ち上がりこちらに向かって地面の上で足掻くように飛び跳ねてくる哀れなケラノスを一刻も早く葬ってやらねば、ユールとソルナはケラノスの落ちていった跡を辿るようにしなやかに地面へ着地すると何も考ることなくその胸を薙ぎ切った。


 胸に致命傷を受け、ケラノスが胸のその奥から真っ黒なイデアが顔を出すと二人はそれを待っていたと言わんばかりに剣身で叩ききる。イデアは二人の剣を真っ向から受けたことによって粉々になり、ケラノスは醜い声さえも上げず、いびつな姿で固まるとそのまま霧となって空気に溶けていった。

 二人によって粉々になったイデアももう拾える状態にはなく、二人の手に乗る前にその場で砂と同化していく。



 二人がほっと息をつき剣を納めると、空を飛んでいた少女ももう敵がいないことを認知したからか軽やかに二人の前へ降りてきた。自分たちよりもほんの少しだけ高い位置にある顔に青紫色の長い髪を後ろで編み込みにして、その上に乗るバーガンディのベレー帽は小枝が刺さり土埃がついていた。

 少女は二人に向かって駆け寄ってくると夕焼けのように美しい瞳に心配を滲ませながらをさせてこちらを見つめてきた。



「君たち、助けてくれてありがとう。怪我はないかな?」

「うん。あなたこそ、」

「ここらへんじゃ見ない顔だけどいったいどこから来たのかな。それにしても強いんだね!ケラノスたちをあんなにあっという間に消しちゃうなんて」



 少女は感謝と心配に続いてユールとソルナが名乗ろうとしたところへ畳みかけるように言葉を続ける。



「えっと、」

「あぁ、ごめん!あたしばっかり話しちゃったね。初めまして、あたしはステルチェ=ドゥ=ヴァンドール。君たちの名前を聞いてもいいかな?」



 ステルチェと名乗った少女は元々伸びていた背筋をさらに張り、胸に手を当てると朗笑しながら目の前の双子を見つめた。



「わたしはソルナ、こっちは兄のユールっていうの」

「ソルナとユールっていうんだね!改めて助けてくれてありがとう。君たちがいなかったらきっとあたしは今頃穴だらけになってたよ」

「こちらこそこそ、間に合って本当によかったよ」

「見たところルミエールフォアの人じゃないみたいだけど二人はどこから来たの?」

「俺たちはある人から依頼を受けてテオクラティアからルミエールフォアに来たんだ。暫くはこの国にいるつもりなんだけど、」



 ステルチェはユールとソルナの二人が調査を終え今からヴァンフルールへ戻ることを話すと彼女もも今からヴァンフルールへ戻るのだと言い、三人は目的地が一緒であるため自然と一緒に首都まで戻ることになった。

 ステルチェは既に片手に箒を持ち二人に早く行こうとせかしながら二人の手を引く。三人はヴァンフルールへの帰り道を歩き始めると徐々にオレンジが身を潜め空は深い青に染まってきた。





「そっかー、二人は旅人なんだ。いいなぁ、あたしも外の国に冒険してみたいよ」

「ステルチェはいったことはないの?」

「ステルチェじゃなくてスティでいいよ。そうなの、留学には行ったことがあるけど遊びに行ったことはないなぁ。それに行ったのはルハルシャールだったから遊ぶどころか暑くてそれどころじゃなかったよ」

「ルハルシャール?」

「うん。ルハルシャールはルミエールフォアからもっと西にある国でね大陸でも有数のの教育機関が連なってるからね。十四歳の時だから今から三年位前かな」



 ヴァンフルールへの帰路の途中、ステルチェの口は止まらない。首都を街路を照らす橙色の灯りが三対の目に入ってくるとステルチェは何かを思いついたかのように大きな声を上げた。



「そうだ!お礼もかねて今晩はうちでご飯を食べていかない?きっとうちもまだ夕食の前だろうし今から帰ればきっと二人分くらい用意できるよ」

「えっ、でもそんないきなり行ったら迷惑じゃない?」

「だぁいじょうぶ!さ、うちはちょっと遠いから急ぐよ」



 ステルチェは二人に聞こえないほど小さく何かを囁くと、ヴァンフルールに入ってすぐにある階段をあっという間に駆け上がり、その場で二人に向かって手を振る。

 二人はいきなりの提案に戸惑う気持ちはあったものの、せっかく誘われたならばと思い直し小走りで先を行くステルチェを追いかけた。


 ステルチェ自身が言っていた通り彼女の自宅はヴァンフルールの中心にある広場からさらに奥に行ったところらしい。三人が時々休憩を挟みながら走ること二十分と少し、だんだんとユールとソルナの視界に見えてきたのは豪邸というに相応しいほど大きな家だった。



「わぁ、スティあの家大きいね!もしかしてルミエールフォアにも貴族がいるの?」

「もちろん!とはいってもちゃんと残ってるのは伯爵以上の爵位だけでそれ以下の爵位はちょっと説明が面倒なんだよね。また機会があれば説明するよ」



 先頭を走るステルチェはだんだんと速度を落とし遂にその足が止まり、二人もステルチェに続き足を止める。

 目的地に到着したステルチェは腰に手を当てて二人を振り返るとお披露目会をするように手をパタパタと動かしてじゃじゃーん、と声を上げた。



「ようこそ、我がヴァンドール家へ!えへへ、うち結構大きいでしょ……って、おーい二人とも?どうしたの」



 ユールとソルナは目の前でいたずらっ子のように笑うステルチェの表情も声も何もかも聞こえないかのように固まっていた。目の前に建っているのはさっきユールが大きいと褒めていたあの豪邸だ。

 二人は信じられないと震える指を持ち上げながら鉄格子の門を指さす。門には中心に家紋と思わしき彫刻があり、ステルチェと同じ夕焼け色で仄かに光っている。



「う、うそでしょ。スティ、ここが君の家……なの?」

「そうだよ!さぁ、早く入ろう。ご飯の時間に遅れると魔女が夢に出てきちゃうよ!」



 ステルチェが家紋に手をかざすと重厚な鉄格子の門が鈍い音を立てながら開く。少し先に見える玄関ではこの家の使用人であろう数人のメイドが立っており、ステルチェの姿が見えると黒いロングスカートをはためかせながらこちらに駆け寄ってきた。



「お嬢様、お帰りなさいませ。ずいぶんと帰りが遅かったですが何かございましたか?」

「あら、こちらの方々は」

「ファオ、遅くなってごめん。伝えた通りこちらのお二方は私の客人だから丁重におもてなしをして差し上げなさい」

「かしこまりました。夕食のご準備は整っておりますがいかがなさいますか?」

「私は着替えてから向かうから二人を先にご案内してあげて。決して失礼のないように気をつけなさい」

「畏まりました。では、私はご友人様のご案内をさせていただきます。お二人ともこちらへ」



 二人と話していた時とは打って変わって、ステルチェは淑やかに指示を出すと残りのメイドを引き連れて二人よりも先に邸宅へと入っていった。邸宅に入る直前、ステルチェは二人の方をちらりと振り向くと小さく手を振り後でね、と口を動かしていった。



 ユールとソルナもその後に続きメイドに案内され邸宅へと足を踏み入れた。エントランスホールは大きなシャンデリアが煌き、統一された調度品が部屋を彩っている。貴族の邸宅らしく、どこを見ても隅々まで埃のひとつもなく美しく整えられいる室内はかえって二人に緊張感を与えてくる。

 床に敷かれた深紅の絨毯を歩きながら二人は背筋がまっすぐに伸びたメイドの背を見つめていた。



「あの、つかぬことをお伺いしますがヴァンドール家はもしかして結構すごいお家柄だったり、なんて……」

「はい、ヴァンドール家はルミエールフォアの三大公爵家の一柱を担う家にございます。もしやお二人は外の国からやってこられたのでしょうか?」

「そっ、そうです!実は俺たちテオクラティアから来てて、その、この国のことは全然わからなくて」



 あはは、と苦笑いをこぼすユールとソルナにメイドは嫌な顔一つせず、では簡単にご説明させていただきますと口を開いた。



「先ほども申し上げました通りルミエールフォアには三つの公爵家があり、その中の一家門でありこの国で唯一の大公の称号を担っているのがこのヴァンドール大公爵家でございます。お二人と来られたあのお方はヴァンドール家ご令嬢で現在ルミエールフォアでただ一人の公女、ステルチェ様にございます」

「スティって、公爵家のご令嬢……だったんだ」

「たしかにさっきもメイドさんたちに指示だしするときもしっかりとしていたもんね」

「えぇ、ステルチェ様は本当に素晴らしいお方で……」


 メイドの声に熱が籠り始める。

 ユールとソルナは目の前で小刻みに震えながら感極まったように話を続けるメイドにどこからか熱気を感じ始めながらへ、へぇと引きつった相槌を続ける。どうやら何かのスイッチを押してしまったらしい


「ステルチェ様は先日まで上級学校に通われており、ついこの間晴れてご卒業となったのです。お二人はご存じなくて当然ですが、お嬢様はとても優秀でいらっしゃいますのでなんと飛び級されて士官学校へのご入学を勝ち取られたのだけではなくそのまま飛び級でご卒業もされるという快挙を成し遂げられたのです……!!これはルミエールフォアでも何十年に一人と現れるかどうかの逸材であり、眉目秀麗、文武両道、どの言葉をもってしてもお嬢様の魅力は表現しきれないのですっ!」



 この家の説明だったはずがいつの間にかステルチェの話に変わり始めメイドの口調は徐々に早くなり、身体で美しい揃えてあったはずの手はいつの間にか彼女の顔の横で拳を作っている。

 二人はメイドの止まらないステルチェ自慢にさっきも同じようなのを光景を見たような、という既視感を覚えながら気の抜けた相槌を打つことしかできなかった。話を聞く限りこのメイドはステルチェが小さい時から彼女に務めていたようで、二人はステルチェは初めて会った時のあの一方的な会話はここから始まったのかと勝手に納得していた。

 ひたすらステルチェのここがすごい、というメイドの話をエンドレスに聞きながら歩いていると目的の場所に到着したらしく目の前の扉には可憐な花が飾られた木の扉が目に入ってくる。メイドはそのまま木の扉を開けると二人をその部屋の中へ案内する。



「お待たせいたしました、こちらがダイニングルームになります。お嬢様たちももうじき来られると思いますので今しばらくお待ちください」

「ありがとうございます!」



 メイドは二人を座らせると失礼します、と頭を下げてダイニングルームを出ていった。

 十人以上が同時に食事をとれそうなほど大きなテーブルの上はキャンドルや生花の活けられた花瓶が等間隔に並んでおり白いクロスの上に華を添えている。

 その中でもひときわユールとソルナの目を引いたのは自分たちの目の前に置かれているテーブルフラワーだった。下に行くほど膨らみを増すランプをかたどった花弁は上から下にかけて水色から紫のグラデーションを描いている。花弁の先端は金色に縁どられておりその花は夕日に照らされたルミエールフォアの美しい湖畔を表しているようであった。



「うわぁ、綺麗だねこの花」

「うん、なんか不思議な形。ほら、前に見たドレスのパニエみたいじゃない?」

「その花はルミナリオンという名を持つ花だよ。月の出る夜に水辺で咲く、ルミエールフォアの国花でもある」



 二人が目の前の花に見とれていると、ダイニングルームの入口から声が響いた。甘く女性にしては低く感じる声の持ち主は音もなく二人の元へ近づくと胸へ手を置き、凛々しく高尚な顔貌を柔らかく綻ばせた。



「客人がおいでだというのに、ご挨拶が遅れてしまい申し訳ない。私はヴァンドール公爵家の現当主を務めている、エーフィエ=ドゥ=ヴァンドールだ。その節は我が妹がお世話になったようで」



 礼服を身にまとったその姿はまさに王子と呼ぶのにふさわしいいで立ちであった。青紫の髪は毛先だけが縁取るように金色へと移り変わり、ステルチェと同じ朝焼けの空を浮かぶ東雲と夜明けの青の二色が混ざり合った神秘的な瞳。

 名乗りを上げるとエーフィエはそのままテーブルの上座に腰を下ろし二人を見つめていた。



「お二人のことはステルチェから聞いている。テオクラティアからいらっしゃっているとは随分と長旅だったのではないかな。この国の人間として歓迎申し上げるよ」

「いえ、全然!ルミエールフォアはほんとに綺麗で、テオクラティアにいたときにはあまり見なかった景色も見ることができたので来ることができてよかったです」

「わたしも初めて魔法を見て感動しちゃいました!ルミエールフォアの人たちはみんなあんなに魔法がつかえるんですね」

「そういってもらえると、一ルミエールフォアの民として嬉しいばかりだよ。……そうだ、ステルチェの準備はもう少しかかるようだから、暇つぶしがてらテオクラティアからの客人のためこの国について私から少し話をして差し上げよう。安心してくれ、こう見えても私は士官学校時代歴史は得意科目だったんだ」



 椅子に座っているだけなのにエーフィエからは当主としての貫禄が感じられる。鷹のように鋭い眼光は二人の心の奥まで据えるかのように二人へと向けられている。



「さぁ、どこから話そうか。これは魔法と自由に愛されたこの北西の大国のお話だ」




 その名は、ルミエールフォア




 創造主、シャルル・ペローによって建国された魔王国家。


 かつては国王の君臨する王政国家ではあり、シャルルとともに国家を立てた王は初代からその後何十代もの間は聖王として彼らは民を統治していた。だが、時を経るごとにその政治は腐敗していった。

 王族たちはその血がつながっている者のみで城で豪華絢爛な生活を送り、王室に従順な貴族と結託し民には重税を課していた。流行病が流行しても、民が反抗しようとも国王はそれに見向きもせず挙句の果てには反抗するものは誰であろうとも処刑をした。暴君とはこのもののためにあるのだろう、そんな治世は何百年と続き民は疲弊し反乱を引き起こす力さえもなくなっていった。



 そんな中、民のため反旗を翻すべく立ち上がったのはそのころまだ下級貴族に属していたの三家門だった。



「まぁ、察してもらえるとは思うがこの三つの家門こそ現在の三大公爵家の祖先たちに当たる者たちだ。三家門は互いに手を取り堕落した王家を打ち取り、現在のルミエールフォアの基礎を築いたと伝わっている。今からざっと七百年ほど前の話だな」

「七百年前って……というかそんなに国内が大変なことになっていたのにその、創造主は何もしなかったんですか?」

「あの方は人に治世には関与しない、おそらくあの頃はヘスペラの数が今とは比にならないほど多かったと言われているからその討伐で忙しかったのだろう。それにしても少し薄情だとは思ってしまうけれどな」


「まぁ、すべて解決しようと思えばあのお方の力のみで解決することもできただろうが、我らの創造主は人を愛し人の力を信じていた。だからこそ我らのみで新たな道を切り開くことを期待していたのだと私は解釈している。今となってはこの世にいるかどうかも不明となってしまったが」

「そっか、あの大戦で……」



 シャルルも深淵との戦争で深く傷を受けたのだろう。エーフィエはソルナの言葉に曖昧に笑い瞳を閉じる。

 エーフィエのその態度にユールとソルナは、テオクラティアと同様にこの国でも創造主は敬われ国民から愛されていることを読み取った。話を聞くまでは会ってみたいと思っていたがどうやらそれは難しいようだ。どこにいるのか分からないうえにヘシオドスと同様に力を奪われ眠っているかもしれない。状況がつかめていない以上、まず情報を集めていくことが最優先だろう。

 二人がそんなことを考えながら目の前のルミナリオンを見つめているとダイニングルームが一気に明るくなるような快活な声が響く。



「姉さん、まだ言い忘れていることがあるでしょう?私たちヴァンドール家はそれ以外にももう一つ大きな功績があるって」

「ステルチェ、遅れてきたのだからまずは言うことがあるだろう」

「うん、二人とも遅れてごめんね!さ、早くご飯食べよ」



 口先だけの謝罪もほどほどに、ペールグリーンのドレスを身にまとったステルチェが三人の待つ方へ優雅に歩いてくる。先ほどよりも背が高く見えるため、ヒールを履いているはずなのにステルチェの足元からは全く音が聞こえない。

 ステルチェは二人の正面に座ると、始めて会った時の様に懐こく笑いながら手元のハンドベルを鳴らす。裏で待機していたのか、ベルの音が部屋に響くとおいしそうな香りとともに湯気を上げる料理が運ばれてきた。



「お話はご飯が終わってからでもできるからね!あたしもうお腹がすいちゃって仕方ないし、二人も遠慮せずに食べてね!」


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