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まったりお散歩?VRMMO珍道中  作者: 苺蜂蜜
一章 始まりはまったりと
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0話 プロローグ

 流行りのVRMMOものを、突発的に書いてしまいました。余り上手く書けないですが、生温かい目で見守って下されば幸いです。

 トンテン カンテン


 木の板に釘を打ち付ける音が辺りに響き渡る。だいぶ形を成して来たソレを見上げて達成感を感じつつ、そろそろ休憩を入れようかなと手を止める。


 その場に座り込んで水筒を出し、水分補給しながらゲーム内掲示板を開き、いつものお散歩スレを読み始めた。


「ええー?なんで地下に潜ったのに、空から落ちてんの?こっちの人は、乗ってた馬が何かヤバいことになってるし。皆んな凄い事してるな〜」


 そんな感想を持ちながら、スレを流し読みしていると、ぬうっと目の前が急に陰り始める。


「なんぞ、面白そうじゃのう」


「フリージア様!お久しぶりです」


 顔を上げて、その巨体に向かって話しかける。自分を気にかけてくれているのか、フリージア様は偶にこうして顔を見せてくれる。ありがたい事だ。


「これも随分直ってきたのう。よくもまあ、こんな所でここまでやるものじゃ」


「いやぁ、せっかく直しても良いって許可貰いましたし。とりあえず、一通りは頑張りますよ」


 カラカラ笑いながら、会話を続ける。まあ、確かにこんな場所にソレを作っても、あんまり恩恵が無いかもしれない。だが、せっかく長い旅路の果てに着いた場所なのだ。やってやろうじゃないか。


 たとえ、ここが自分とNPCのフリージア様以外に人の気配が皆無の廃墟であっても……。


 ああ、今日の天気は良い感じに晴れてたし、午後はゆっくり外をお散歩して、いつものスレに写真でも投稿しようかな。そう思いつつも、休憩を終了して、トンカチを握りしめる。


「よっし!今日も頑張るぞ!」


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