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詩集

なにごとかの物語

作者: ぷらうまん


私には書く才能がない 足りない語彙と表現力

書きたい青臭さはある どうしようもない物語


私には書く心得がない 目の前には真っ白な紙

書きたい心持ちはある 胸の中には朱色の願い


私には書く主題がない 心から出てこない言葉

書きたい文字列はある 人から貰った想像の羽


私には書く時間がない 手帳にある日々の生活

書きたい時の栞はある 脳裏にある刹那の記憶


私には書く場所がない 不安と苦悩に揺れる今

書きたい世界観はある 現実と空想に揺れる文


私にはなにものもない 私にはなにごとかある

書きたいと思いながら 今日も文字を連ねゆく


書くのが好きではなく 文が好きなのでもなく

私の中にそっと息づく なにごとが好きなのだ


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― 新着の感想 ―
[一言]  読みました。  足りない語彙力と表現力、ずんときました。  この書きたい衝動とモヤモヤ感がなんとも。  私は、まっいっかと投稿しちゃいますけど、あとでモヤモヤっといいのか、これでという思…
[良い点] 自分の中に渦巻く感情を形にするのって 思ってるより難しい事だなぁと思います。 だから小説などの文章にする時などは、 なかなか形にならない事もありますよね。 言いたい伝えたい何かがそこに…
[良い点] これはあれですか!? 足りないものに満ち満ちている状態でしょうか!? ちなみに私は仕事をさぼって書いてます! 仕事なんか真面目にやってられるか!って思いながら……
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