未知との遭遇〜ロリとJDを添えて〜
セクばんにゃ!
1週間空くのはダメですね、反省します。
投稿します。
「ここがお姉ちゃんのマンションだよ」
というわけで、やってきました初島家。
智希はポカーンした顔でマンションを見ている。
あー、1ヶ月前の自分を思い出すわー。
「何というか‥‥すごいねぇ」
「トモのウチも中々だと思うけど」
「比じゃないよぉ〜」
智希の親は検事と弁護士で、家もそれなりの豪邸だったりする。
まあ智希の家は豪華というよりセンスがある家という感じだ。
お金持ちとしての気品はありつつもイヤらしくないというか。
あ、イヤらしい女の子は大好きです。
智希の親、つまりおじさんとおばさんは一言で言うなら"非常識人"だ。
具体的には、小学2年生時代の僕にノンアルコールビールを飲ませたり。
夫婦喧嘩でおばさんが家出し、なぜか小学5年生の僕を母親代理として家事させたり。
おばさんに夜のプロレスごっこのための下着を、中学3年生(受験の3日前)の僕が一緒に選ばされたり。
ぶっちゃけこんな人たちが罪を裁く立場にいることに驚きより不安を感じる。
後、智希みたいなマトモな子が産まれたことも個人的にはかなり驚きだ。
大谷夫婦の話はさておき、エレベーターに乗り部屋の前へ。
一応下でインターフォンを鳴らしたが、沙春ちゃんはまだ帰ってないらしい。
まあ、まだ昼過ぎだし友達を呼ぶ許可も得てるのだが。
「入って、どうぞ」
「お邪魔します〜」
「悔い改めてー」
鍵を開けて彼女を招き入れる。
小ネタはスルーされ‥‥あ、違う微妙に睨まれてる。
すいません、自重します。
リビングに通し、沙春ちゃんお気に入りのロイヤルミルクティーを入れる。
「わぁ、フユちゃんのミルクティー久し振りだぁ〜♪」
「スーパーの茶葉だからトモの口に合うか分からないけど」
「むしろ、スーパーの茶葉でよくウチのメイドさんより上手く淹れるよねぇ」
そこは経験の差といいますか。
彼女好みに少し熱めに淹れたお茶をふぅふぅと息を吹きかけながら飲む。
すると"ほにゃあ"と擬音をつけたくなる顔になった。
実はこのロイヤルミルクティー、そもそものきっかけは小学生の時智希と観ていたアニメがきっかけだったりする。
アニメで出てきたのを智希が飲んでみたいと言ってたので誕生日プレゼントにしたのだ。
「最初のはひどかったなぁ。白いのをどう出せばいいか迷って小麦粉ぶち込んだら変な塊が出来上がるし」
「あはは‥‥。小学生の頃のフユちゃんって変な思考回路してたよねぇ」
「は?何で昔のこと知ってるの?ストーカー?」
「幼馴染だからだよぉ!」
そんな感じで、ミルクティー片手にボケボケの会話をしていると鍵が開く音がした。
急いで僕は玄関へと走る。
「お帰り、さはふごはっ!?」
さはふごは【名】…初島沙春の名前を鳩尾に前蹴りをくらいながらの呼称。
なぜか脳内広辞苑に1ページが足された瞬間だった。
「とーは、いきなりなんですかっ!」
いや僕もなぜかはわからないけど、ご主人様が帰宅した時の犬の気持ちになってしまった。
つまり、きみは○ット状態だ。
石○さとみはやっぱりかわいい。
「い、いきなり蹴るのもどうかと思うけど‥…」
「自業自得ですっ!」
ぐう正論だった。
アレだね、日頃の行いって大事だね。
……あ、パンツ見えた。
「えっと‥…どういう状況かなぁ?」
うつ伏せになっているので全く見えないが、智希の戸惑った声が聞こえた。
よし、ここで智希の紹介で、抱きついてチューしてベッドへGOしようとしたことを誤魔化すんだ!
「も、もしかして‥…大谷智希選手ですか!?」
そう、大谷智希選手の紹介を‥‥って。
「うん、そうだけど‥‥」
「わ、私大ファンなんです!さ、サインとかいただけませんか!?」
「いいよぉ〜。……はいどうぞ」
「やったぁ!家宝にします!」
何かすんごいバイブス上がった姪っ子の姿がそこにはあった。
おーい、叔父さんがまだ倒れているよぉ〜。
そこで僕は思い出した。
沙春ちゃんと智希、2人の共通点―――空手のことを。
「こっちでお話ししましょう!大谷選手に質問したいことがいっぱいあるんですっ!」
「いいよぉ〜。あっ、フユちゃんにミルクティー淹れてもらおっか」
ワイワイと話をしつつリビングに戻っていく彼女たち。
床に落ちた変態大学生こと僕を放置して。
ちなみに何かは言わないけど、水色の星模様でした。




