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変人だからぼっちになる

【主な登場人物】

大岐(おおき) 和珠(なごみ)

主人公。大きなゴミという名前にコンプレックスを感じる。オルデュールに『死なない』呪いをかけられた。基本的にツッコミ役。


・オルデュール

自称通りすがりのぷわぷわ天使。ぷわぷわって何だよ、というツッコミは受け付けない。可愛いボクが大好き。名前の由来は『ordures(ゴミ)』。


時瀬(ときせ) 華撫(かなで)

黒髪ハーフアップ。切れ長な奥二重がとってもキュート。その正体はーーー!?

 


 私立向日嵜(むこうざき)学園。主に中学時代、不登校を経験した生徒が進学する高校だ。俺も実は中学3年生の頃は殆ど学校に行ってなかったりする。

 この高校の特徴は、何と言っても全寮制。実家から出て生徒の自立を促すのがこの学校のやり方らしい。食事は学校側から提供されるので自炊はしなくていい。することは部屋の掃除と勉強と、他者とのコミュニケーションである。親元から離れて暮らすのは憧れだったが、後者がしんど過ぎて早速ホームシック状態だ。誰とも関わらず学校生活を送るのは、ここではどうやら不可能に近いらしい。


 入学してから三日目。

 俺の席は廊下から2列目の1番後ろである。

 早くも俺は死んだ目でホームルームを受けていた。担任教師が淡々と何かを読み上げているが、今の俺は他人の話を聞き入れる程の余裕はない。


 昨日、俺は寮の自室である玄関で、首を吊った。しかし、ギャグ漫画のようにドアノブが抜け落ちて、首を吊れずに失敗。たまたま通りかかった自称天使で心は日本人のスペイン系ロリに『死ねない呪い』をかけられた。大事なことなので明白にしておきたいが、『死なない』のではなく『死ねない』である。本当の幸せというものを見つけるまで、俺は決して自ら死の道を選ぶことは出来ない。面倒な契約を一方的に押し付けられてしまったのであった。


「和珠のパンツってアマゾン柄なのね…。このボクに任せれば男の子に恥じないイケてる下着を選んであげられるのに。和珠はこれを一体どういう気持ちで選んだのかしら?」


 机の下には丁度すっぽりとはまったオルデュール(ゴミ)。体育座りをしながら、ご丁寧に俺の社会の窓を開けてパンツの柄を確認していた。周りに見られたらどうするんだ。


「ぎゃぁっ!」

 俺は無言でオルデュールを蹴っ飛ばす。無論、前には生徒が座っているので、後ろである。

 蹴られたオルデュールは頭から壁に激突。ゴチンと鈍い音を立てた。こいつ霊体のくせに物に干渉出来るんだな。


 オルデュールの立てた物音にクラス内は少しだけ反応するものの、直ぐに静けさを取り戻し、ホームルームが再開する。


「ちょっと、痛いじゃない。可愛いボクになんて事をするのよ」

「他の人にお前の姿が見えないって言っても自重してくれ。ここは学校なんだよ。俺の部屋じゃない」

 俺は小声で囁く。


 オルデュールは立ち上がり、俺の背中に乗る。生温い体温がシャツ越しに伝わってくる。普通、女の子とこういったシチュエーションはドキドキする筈だが、こいつに関しては全くときめかない。


「ねえねえ和珠」

「うるせぇ。周りから俺を見たらどう思われるか分かるか?一人で会話してる頭のおかしい奴だ」


 そう、オルデュールの姿は俺以外の人間には基本的に見えないらしい。彼女の姿を視認することが出来るのは、俺のような『死にたがり』か『霊感が強いひと』だと言う。あんな(なり)でもこの世には本来存在しない幽霊だ。死の世界に近い人物しか、あの姿を捉えられないのだろう。


「それがさ、変なのよ。さっきから隣の子が、ボクのことをちらちら見てる気がするのよね。もしかしてボクが可愛すぎるから?」


 右隣を見る。メガネのフツメンだ。


「お前、ああいったメガネ男子が好みなのか?」

「おいっ!流行りのちーがーうーだろっ!ってやつを言わせる気ね!?違うわよ!左隣よ!!」

「…どちらにせよ、さっきお前が俺に蹴飛ばされたからその音に反応したんじゃ?相手にして欲しいからって適当なこと言うのは止めた方が良いぞ」

「別にそんな訳じゃないってば。和珠に蹴られる前から様子が変なのよ」


 言われた通り、俺の背中に背後霊のように張り付くオルデュールの見る方向に視線を向ける。俺の左隣には少女が座っていた。きちんと手入れをしているのであろう、腰の下まである長く、麗しい黒蜜のような髪をハーフアップにしている。そして、座っていても分かるぐらいスタイルが良い。


「オルデュールよりも可愛いと思うぞ」

「ボクの方がちっちゃくて可愛いと思うわ」

「お前はその自尊心の塊みたいな態度を改めれば、一部の性癖の人間からはモテるんじゃないか」

「…何だかすっごいバカにされてる気分」


 ジト目のオルデュールをそのまま流し、左隣の少女を一瞬だけ窺う。窺うつもりだったのだが、


「…え」

「……あっ」


 目が合ってしまった。


 そのまま時間が止まったかのように停止。勿論、目が合った状態のままだ。気不味い。とてつもなく気不味い。どうすればいいんだ、この状態。


「おい、そこ。話を聞くつもりがないなら、外で会話しろ」

 思わぬところで助け舟を出したのは担任教師だった。名前は思い出せないが、胸が凄く大きい。

 担任教師の注意に少女は「すみません」と小声ながらにも、申し訳なさそうに頭を下げる。


「和珠、足元を見てごらんなさい」

 机の脚に何かが意図的に落とされていた。それは四つに小さく畳んだ、ちぎれたルーズリーフだ。俺はそれを拾って広げる。


『この授業が終わったら話がしたい 時瀬』


 再び顔を上げて左隣の少女を見る。時瀬というのは彼女の苗字だろう。今度はお互いに目が合うことはない。彼女の、黄金比をそのままにしたかのような美しい横顔が俺の目に映る。

「嫌な予感がするわね」

「残念ながら俺もだ。面倒なことにならなきゃいいが…この心配もどうか杞憂で終わってくれよ…」

 俺はオルデュールにしか聞こえない声で言って、頭を抱えた。



「で、なんだ。話って」

 担任教師が去ったのを確認して話しかける。女子と会話するのは初心者なので手加減して頂きたい。


 ホームルームが終われば強制的に下校。帰ると言っても寮なので、担任が居なくなっても、ちらほらとまだ教室内に残っている生徒が見える。


「場所を変えた方が良さそう?そうね…どこがいいと思うかな?」

「俺は別に此処でも良いぞ」

 俺の横で「ボクもこの教室でいいわ」と聞いていないことを告げるオルデュールに、容赦なく男女平等パンチをする。「痛いわねっ!可愛い顔が潰れたらどうするのよ!」と聞こえるが無視。


 一瞬、少女はオルデュールの転がった方に目をやった。気のせいか?


「自己紹介がまだだったね。私は時瀬(ときせ)華撫(かなで)。隣の席だし、良かったら仲良くして」

「…俺もした方がいいか?」

 隣の少女改め、時瀬と仲良くするのは別に構わない。だが、自分の名前を名乗ることに嫌悪感を抱く。顔を顰めるものの、時瀬は頷くだけだ。この頷きは、恐らく早く名乗れという意味だろう。


「俺は大岐(おおき)和珠(なごみ)だ」

「…大きなゴミ?自虐はやめた方がいいと思うけど」

「ゴミじゃねぇよ!大岐和珠だ!」

「えっと…ごめん?」

「謝らなくていいよ。もう慣れてるから」


 お決まりのやり取りをする。転がったままのオルデュールが「プークスクス!」と目と口を歪めて笑ってた。あのロリ許すまじ。


「じゃあ本題に入ろうか」

 俺の前に席を移動し、そこに座る。

 時瀬華撫は女の子と呼ぶには少しだけ抵抗がある。強いて言うならば、サバサバした子だ。余計な飾り気がなくてシンプル。それでも、美しく魅力がある不思議な人物であると思う。

 そして、話に引き込まれたら、その先は泥沼。決して目を離すことが許されない。そんなオーラが発せられている気がした。


「単刀直入に聞くね。ーーーその子、誰?」


 時瀬はオルデュールを指差した。

 いつの間にクラス内には俺と時瀬とオルデュールしかいない。故に、指した方向は必然的に忌まわしき自称天使になる。


「…俺の妹だ」

「ボクは通りすがりのぷわぷわ天使!お願い事ならお任せよ。さあ、あなたに幸あれ!」


 俺とオルデュールの声が同時に重なり、カオスと化す。両方聞き取れても理解しがたい発言に頭を悩ませることであろう。しかし、何を先走って妹と言ったのか。もう嫌だ。実家に帰りたい。実家の犬のお腹をもふもふして励まされたい。


 当の本人は冷静に俺とオルデュールを交互に見て、

「ここ、全寮制だよ」

「じゃあこいつは俺の嫁だ」

「よ、嫁…!?寮には異性の出入りは禁止だと思うけど……」


 困惑する時瀬。当たり前だ。俺だってオルデュールの脳内を馬鹿に出来ないぐらい意味不明発言をして困惑してる。


「じゃあって何よ!あなたみたいな腰抜け野郎に、国家の秘宝ぐらい尊くて可愛いボクを嫁にする権利なんて存在しないわ」

「お前は他人が話している間に介入するな。うるせぇ」

 秘宝じゃなくて国家規模の悲報だろ。そのキンキンした高い声、頭に響くからやめて欲しい。響かせるなら除夜の鐘ぐらい風情のあるものにしてくれ。突発的な頭痛に苛まれる。


「ふーん。そうか」

「何を独り合点してるんだよ?」

 納得した様子で時瀬は笑う。そして俺に近付く。

 切れ長い奥二重に縁取られた、深い穴の底のような真っ黒い瞳に、俺の表情を曇らせた顔が映る。


「これ、なんだろうね?」


 時瀬の白い指先が俺の首筋を撫でた。

 昨日、ベルトで首を吊った時に出来た、薄らとした青痣があった。よく見澄まさないと気付かないぐらい仄かな青だ。

「指先の爪も全然ないね。噛んでるか潰してるのか…あ、剥いてるのか?大岐くんって両利き?」

 手首を掴まれる。女子とは思えないぐらいの腕力に怯む。

「あと、シャツの袖からリスカ跡見えてるよ?嫌悪感を抱く人もいるから気をつけた方がいいかもね」

 慌てて手首を隠すも遅い。彼女はニヤニヤと不敵な笑みを浮かべている。


「ねえねえ!あんたって…あれ?名前何だっけ?都議選みたいな名前だったかしら?」

「時瀬だよ…。私は時瀬華撫。どう間違えたらそうなるの?」

「まあいいわ。その男を脅してどうするの?和珠なんて、そこら辺のまじ病みリスカしよツイートしているようなうつ病予備軍よ?」

「オルデュールの言い方は後で追求したいが…あれの言う事も一理ある。俺の弱み見つけたってどうするんだ?この高校に来る奴なんて心がポッキーな不登校経験者ばかりだぞ。他人を笑うともれなくブーメランになると思うけどな」


「…ちょっと面白そうな玩具とそのおまけを見つけたら遊びたくなっただけだよ」

 時瀬はスカートのポケットから袋を出した。その中には何かが入ってる。それを見た途端、オルデュールの表情から血の気が引いた。

「なんだあれ、覚醒剤か?」

「な訳あるか!そんな甘いものじゃないわよ…!例えるならバス・ソルトぐらいやばいやつよ」

 人が変わったように青ざめたオルデュール。バス・ソルトというのはキメるとゾンビのように食人衝動に襲われる薬物だ。正確なことは、俺は詳しくない。


「やめなさい…。ーーーやめろ」


「そんな抵抗で私がやめると?自称天使さん」


 袋からそれをオルデュールに投げ付けると物が溶けるような音がした。じゅわわと、耳を塞ぎたくなる音が辺りに鳴り渡る。


「やめて…お願いだからっ…」

 浴びた部分から発光しながら溶けるようにオルデュールの姿が薄くなっていく。もしかして、このままあれがいなくなれば俺に付けられた呪いも自動的に解除されないだろうか。


 時瀬が投げたのは多分塩だろう。俺の足元にも飛び散ったそれを、指先の油でくっつけて観察する。透明な立方体の結晶だーーーと余裕を持っていたのも一時的だ。


「いっ…ァァァァアアアアアアアアアアアアッッ!!!!」


 決して死に至らない痛み。

 以前ネットで読んだ、トイレットペーパー代わりに使用した葉が毒を持っていて、余りの痛さで自殺した男の話を思い出した。体の内側から強烈な酸で焼き殺されるような想像し難いほどの疼痛。普通の呼吸が出来ず、意識が、頭の中が霞掛かっていく。必死に肺から絞った声で悲鳴を上げる。


「痛い…ァアアアア!!!やめて…っ!やめてくれ!!!!!」

「へー。やっぱりそうか。そこの霊と契約してたんだね。可哀そうだらやめてあげる」


 そう言って、塩を撒くのをやめた。

 昔、塩を撒く画像を流行ったが、今はそんなことを考えるのはどうでもいい。俺以外の物体が歪んだように回っている。痛みはまだ残っていて、涙と唾液を無惨に撒き散らしながら教室の床を転がることしか出来ない。

 オルデュールの方を見ると、あれは一応無事の様だった。俺同様、息を切らして倒れ込んでいる。


「そこの霊に不死にさせて貰っている代わりに、霊の命に関わる(・・・・・)痛みは全て請け負うことになってるんだね。幽霊さんはちゃんとそこのロリコンに説明した?」

 時瀬は長い髪を手で翻してオルデュールに問う。

「してないわ」

「じゃあ良かったね。ロリコンも良い教訓になったでしょ?」

「…俺は、ロリコンじゃ、ない」


 徐々に痛みが引いてきた。俺は呼吸を整えながら体を起こす。

「ロリコンはそこの霊に不死にされたから、そんな死にたがりになったの?自殺未遂したり自傷行為したり見るからに痛いんですけど」

「逆だ」

「…え?」

「死のうとしたらこいつに呪いを掛けられた。解呪方法は俺が幸せを見つけること。俺は早く死にたいから、幸せをさっさと見つけてこれと別れたい」

 そのまま俺は続ける。

「因みにこれと出会ったのは昨日のことだ。あとロリコンはやめてくれ。俺はおっぱいがある人の方が好きだ」


 時瀬は自分の勘違いに気付き目を見開いた。

 そして笑い出す。それは先程の狂気に満ちた笑いではなく、心から楽しんだ笑いだった。


「ふふ…っ。やっぱり面白い。…さっきはごめん」


 小声だが、しっかりと頭を下げて謝る時瀬。

 すると、鞄から1枚の紙を取り出した。確か、さっきのホームルームで配られた気がする。担任教師の話を全く聞いていなかったから、その紙に何の説明が付けられていたかは知らない。大体、オルデュールがちょっかいを出しまくるせいだ。大切なことを聞き漏らしていたらどう責任を取ってくれるんだ。


「大岐くんはもう入る部活決めた?」

「…いや全く。そもそも入るつもりはない」

 そう俺が答えると、彼女は小首を傾げ、

「あれ、先生の話聞いてなかったの?この学校は強制的に全員が部活に加入だよ?」

「マジかよ…?」

「マジです」

 俺は、とても大事なことを聞き漏らしていたみたいだった。


 先程のドSとは同一人物とは思えないぐらいの澄ました表情で時瀬は言う。

「私の作る部活に入ってよ」

「もし、俺が嫌だと断ったら?」

「ふふっ。そうね…そこの幽霊ちゃんに塩の刑とかどうかな」

「うわぁ…」


 前言撤回。やっぱりドSでした。


「つーか部活って2人で出来るのかよ」

「はいはーい!可愛いボクも部活に入りたいわ!」

「お前はここの生徒じゃないだろ」

 すっかり回復し、俺の元に歩み寄ってきたオルデュールに、渾身の肘鉄をする。「ウゴっ」と可愛くない悲鳴が聞こえたけど、無視だ。

「部活の創設には最低5人必要なんだよね。まあ、それは私が何とかするよ」

「因みに何をする部活なんだ?」


「そうね」と時瀬は思いめぐらせ、

「大岐くんは幸せを見付けたら普通の人間に戻れるんだよね?」

「俺のことを普通の人間じゃないみたいに言うなよ…。まあ、その幸せが何か分からないから困ってるんだが」


 普通じゃないと言っても、自殺を選べないだけで、他殺や事故だったらあっさり俺は死ぬだろう。しかも呪いに関する幸せとは何かがさっぱり分からない。まともに中等教育を受けていないこの俺に、哲学者になれって言うのか。


「そこで、幸せを見つける部活ってのはどうだろう?まだ名前は|(仮)(かっこかり)だけど。私や大岐くんみたいな、あのちっちゃいのが見える特殊体質な人って、この学校を探せば、あと3人は居そうだし。基本的にこの学校の部活って兼部可能だから、そういう人たちをスカウトしていったら、きちんと部活として機能すると思うんだ」

「ねぇそこの性悪女。誰がちっちゃいのよ。ボクのことはきちんと名前で……やっぱいいわ」

  「幽霊ちゃんの名前って何だっけ?」

「教えなくて良いわよ和珠。おい、性悪。この可愛い可愛いボクのことは、通りすがりの匿名希望なぷわぷわ天使って呼んでちょうだい」

 匿名希望ってラジオのふつおたのコーナーでも無ぇよ、と心の中で突っ込む。やっぱり、ゴミと名付けられたことに、気にしているオルデュールがいた。

 少しだけ申し訳ない気持ちでいっぱいになる。


「…ま、良いんじゃないのか。好きにしろ」

 時瀬の意見に俺は賛成した。


「あ、あの。今更言いにくいんだけど」

 もじもじと時瀬が恥ずかしそうに、俺から目を逸らした。


「ずっと社会の窓、空いているんだよね。…アマゾン柄のそれ、見えちゃってる」

「あの時か!!?!?おい、クソ幽霊!?そうだろ!?」

「さ、さあね?ボクは知らないわよ」


 しらばっくれるオルデュール。とりあえずチャックを上げた。

 俺の波乱に満ち溢れた高校生活の幕が上がる。


下ネタが足りない!

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