告知メール
前話で総合ポイント2000超えたよって言ったのにもう3000超えてるよ!そして3500になりそうだよ!ありがとうございます!
日間ランキングのポイントも1009もあります。ありがたいですね。(17/07/19 00:22 現在)
これからもよろしくお願いします!!
朝起きたら3500超えてました!週間ランキング2位になってました。ありがとうございます!
目が覚めると真っ暗だった。どうやら自動ログアウトしたらしい。視界を遮っているヘッドギアを外し時計を確認する。11時と表示されているので3時間ちょっと眠った計算になる。徹夜慣れしてるとはいえ一回寝てしまうとそこそこ寝てしまうのは当然か。まぁ、やれることもなかったからいいんだけどね。
もうお昼どきなので食卓に行くことにする。階段を降りると母さんが丁度ご飯を作っている最中だった。
「あら、思ったより早く降りてきたわね」
「やることがなくなったんだよ」
「そうなの。じゃあ少し手伝ってくれない?お皿を出すのと、冷蔵庫にあるものを出してちょうだい」
「りょーかい」
そんな感じで母さんの手伝いをして、完成した御飯を食べ終わると時計の針は12時を指そうとしていた。
「ごちそうさま。それじゃまたゲームするよ。夕飯も今日はちゃんと降りてくるから」
俺はそう言って食器をシンクに置いた。
「ちゃんと休憩もするのよ」
「できたらねー」
さて、そろそろ装備の洗濯も終わっているだろうしMPも回復しているだろう。
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ログインするとそこは噴水広場ではなく宿屋の部屋だった。宿屋に泊まっていると初期位置が変更されるらしい。まぁ、よく考えると当然か。
ベッドから身を起こすと机の上で蜂達が整列していた。俺が置きたから整列したのか、ずっと整列していたのかが気になるところだ。しかし蜂は喋らないのでわからない。
装備を取りに行こうと扉を開けると、扉の横にかごが置いてあった。フタを開けてみると汚れは見当たらず洗濯された後だった。いい仕事だ。装備を装着しステイタスを確認する、装備分のMPは回復していないが、もとからある分は回復していた。その時ピロンという音と共にウィンドウが表示された。
<運営からのメッセージが届いています>
なんのメッセージか皆目見当もつかないが取り敢えず開いてみた。
<MOプレイヤーの皆さん。プレイして頂きありがとうございます。ゲーム内時間ですでに7日が経過いたしました。そろそろ皆さんもゲームに慣れてきたのではないでしょうか?
そこで第一弾ゲーム内イベントを開催いたします!イベント内容は「闘技大会」、開催日はゲーム内時間で3日後の10日です。参加はプレイヤーの皆様なら誰でも可能です。
アイテムは公正を期すため3枠のみ持ち込み可です。
投術、弓術、銃術の使用者はそのスキルの特性を考慮しまして該当スキル専用アイテムに限り追加で2枠持ち込み可とさせて頂きます。
ただし、試合時間の大幅な延長を防ぐためとして、HP回復アイテムは禁止とさせていただきます。
スキルによる回復は可とさせて頂きます。
テイムモンスター、及びそれに準ずるものはアイテム枠1枠扱いとさせて頂きます。
賞品は「参加賞」「ベスト8」「4位」「3位」「準優勝」「優勝」と用意させていただきます。賞品は「参加賞」以外は選択制でこのメッセージのリンクから閲覧可能です。[賞品のリンク]
「ベスト8」以降の賞品は蟲の森で優位に立てるアイテムを用意しておりますので募ってご参加下さい。
それでは皆様、良きMOライフを。>
闘技大会か、あまり目立ちたくないから無しかな・・、そう思いながらなんとなくリンクを押して内容を見てみる。参加賞は500G、参加するだけで500G貰えるらしい。でもホーンラビット5匹と同額と考えるとしょぼい。優勝はマシなんだろうか?そう思い優勝賞品の欄を見てみる。
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<優勝賞品一覧>
「武器」
<炎熱の長剣+2><炎熱の短剣+2>
<炎熱の直槍+2><炎熱の鎌槍+2>
<炎熱の戦斧+2><炎熱のメイス+2>
<炎熱のナックル+2><炎熱のバンテージ+2>
<炎熱の円盾+2><炎熱の大盾+2>
<炎熱の長弓+2><炎熱の短弓+2>
<炎熱のクロスボウ+2><炎熱の回転式拳銃+2>
<炎石のロッド+2><炎石のワンド+2>
「武器強化アイテム」
<炎熱の付加術式(強化専用アイテム)>
「投擲用アイテム」
<火炎瓶セット(50個入り)>
<炎熱の苦無(30個入り)>
「素材」
<火鼠の尻尾*5>
<火石*10>
<火石と火鼠の尻尾セット(2個と4個入り)>
<業火の魔手*1>
<不滅の火種*1>
「書」
<炎術の書>
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素材欄に魔手というものがある。魔眼的なアレじゃないか?行こうかな・・・。
そうだ!師匠が言ってたじゃないか「術を極めんとするならばあらゆる犠牲も厭わずに、あらゆる障害にも立ち止まらず己の術を磨くのじゃ」って、もう行くしかない。と言うことで参加表明した。確認したところ魔手は優勝賞品にしかなかったので目指すのは優勝のみだ。
そうと決まればレベル上げと変質の続きだ。変質の実験は後にして太陽が上っているうちに森に行っておこう、夜は夜目が効くとは言っても視界が悪いことに変わりはないし、昼と夜で何か変化があるかもしてないからな。
立ち上がり部屋を出ようとしたところで蜂達のことを思い出した。こいつらどうしよう・・。街の中で周りを飛ばせておくのは論外だし、置いていくのも気が引ける。
・・そうだ!ローブの中に入れちゃえばいいんだ!蜂達に袖のあたりと裾のあたりに隠れるように指示を出す。すると蜂達は5匹づつに分かれて袖と裾に入っていった。袖のほうが少し気になるけれど、まぁ大丈夫だろう。
1階に降りると宿屋の女将さんから声を掛けられた。
「やっと起きたのかいあんた。朝ごはんも食べないでよく寝るねぇ」
そういえば朝御飯の時間なんかも教えてくれていたな。取り敢えず言い訳しとこう。
「昨日は疲れてたんで寝入っちゃったんだ」
「そうかい。あんなに服を汚していたんだ、疲れていて当然だろう。昼は食べていきな、朝御飯の代わりだよ」
ありがたいが、精神的にはさっき昼を食べたばかりなので食べられる気がしない。しかし断るのは気が引ける。
「ありがとう。じゃあ、軽いものを頼む」
「いいのかい?朝も食べてないんだから倒れちまうよ?」
「逆に食べてないからお腹が縮んでるんだよ」
「ならいいけどね。ちょっと待ってな」
そういって女将さんは奥へと入っていった、おそらく厨房があるんだろう。仕方ないので近くの席に座って待つ。しばらくすると女将さんは小さめのお皿を持って出てきた。
「はいよ。食べたら言うんだよ、食器を片付けるからね」
「分かった。ありがとう」
女将さんが持ってきたのは、緑の野菜が挟まれたサンドイッチだ。口に入れると爽やかなドレッシングが効いていてとても食べやすい。さすが色んな人が泊まる宿屋の料理だ、ちょっとした注文にも対応できるらしい。3切れあったそれをあっという間に食べてしまい(思ったより食べられた)女将さんのところに食器を持っていく。
「もう食べたのかい。やっぱりお腹空いてるんじゃないかい?」
「思ったより食べやすかったからだよ。お腹はいっぱいだ」
ついでに鍵も返しておく。
「じゃあ、また泊まりにおいでよ」
「機会があれば」
そう言って俺は宿を出た。さて森まで走りますか。
自分で書いときながら整列してる蜂達が想像できなかった。あ、蜂のイメージは小さな雀蜂だと思って下さい(大きすぎると服の中に隠れづらい)。キリングビーって名前ですからね、凶暴ですよ。
キリングビーの毒針!相手は死ぬ(一撃だとは言ってない)
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<ステイタス>
名前:ケイ 種族:ヒューマン レベル:6
ステイタスポイント:0 スキルポイント:4
HP 109/120 MP 185/80(+14)[+13]→185/215 満腹度100%
STR 12(+1)[+5] →18
DEX 10 →10
VIT 13(+17)[+5] →35
AGI 17[+5] →22
INT 18(+33)[+13] →64
MND 10(+16)[+4]→30
LUK 10 →10
スキル(4/4):<錬金術:13>
「錬金の基本:Passive」<分解><合成><最下位錬金>
「初級錬金:Passive」<下位錬金>
「中級錬金:Passive」<中級錬金><マナ錬金>
「上級錬金:Passive」<上級錬金><魔術錬金>
<偵察:1>
「イージーステルス:4」
<探索:4>
「もの探し:Passive」
<火術:2>
「ファイアボール:5」
「ファイアバレット:3」
<闇の錬金術:2>
「闇の錬金術の基本:Passive」<変質><融合>
特殊スキル:<夜目>
<触手:グラミラス>
<鑑定>
装備:右手 :青銅の杖
左手 :角兎の盾(49/70)
頭 :森狼のマジックハット(100/100)
右腕 :なし
左腕 :なし
胴1 :森狼のマジックローブ(140/140)
胴2 :森狼のマジッククロース(140/140)
靴 :森狼のマジックブーツ(80/80)
アクセ1:探索者のカバン
アクセ2:ゴブリンの首飾り(5/10)
アクセ3:なし
持ち物(39/40):初心者ポーション*5、石ころ*30、石ころ*20、ビビ草*20、イズン草*30、スリプ草*18、汚水*12(5%↑)、ウィケストマウスの骨*16、ウィケストマウスの骨粉*1、ケイの下位回復薬*5、ケイの回復薬*1、ホーンラビットの毛皮*19、ホーンラビットの肉*14、ホーンラビットの串焼き*4(25%↑)、ケイの下位回復薬:失敗*2、ボロ布*4、ビックラットの牙*1、ケイの下位回復薬:失敗*2、テオフラウトゥスの魔法陣*1、ミスリルの釜*1、ユグドラシルの枝*1、ミスリルの筒*1、採血のナイフ*1、テオフラストゥス印の解体セット*1、テオフラストゥスのメモ*1、契約の悪魔の残滓*24、石ころ(ファイアボール)*17、錬金術師見習いの杖*1、針蜂の毒針*3、針蜂の甲殻*2、針蜂の羽*4、芋蟲の体液4、芋蟲の触角2、剣蟷螂の剣足*5、魔蜘蛛の前脚*4、魔蜘蛛の後脚*4、魔蜘蛛の頭胸部*1、魔蜘蛛の腹部*1
使役モンスター:キリングビー(群れ:10匹)
所持金:255G
取得可能スキル:なし
称号:<座標同期者><テオフラストゥスの愛弟子><夜目の魔眼><自己改造><ダークアルケミスト><宿主><魔蟲の同化者><鑑定の魔眼><非道ナル者><モンスターの主>
所属ギルド:冒険者ギルド
クエスト[冒険者ギルド(3/3)]<ニードルビー討伐(9/10)><キャラピラー討伐(6/10)><ソードマンティス討伐(5/10)>
[Extra]<錬金術士・テオフラストゥス>
[ミドガ暦1年1月7日PM01:00][西暦2161年7月20日PM0:20]




