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作者: ひなプー

今年もまた雪の舞う季節が訪れたのですね… 。


ハラハラと舞う無数の結晶に、辛い記憶や切ない思い出を全て真っ白に覆い尽くしてと願いながらお空を見上げて… 。


でもね、私は真っ黒な過去に囚われて動けないままこの場所に立ち尽くすだけ… 。

そして為す術もないまま雪に埋れていく私を、貴方は救ってくれるの?


「どうか、私を見つけ出してね…」


そんな、切ない想いをかき消すように雪は降り積もっていく…。


「叶うなら…最後にもう一度だけ…」

毎年雪を見ると、切ないお話が思い浮かんじゃう。

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