099「腹をくくります」
今日のコーヒータイムは私用のチョコチップクッキーとともにいただきながら、まったり仕事しております。
昨夜はダンシングマンと話し合いをしました。
まず婚姻届をいつ提出するか、は年が開けてから、となりました。
証人の欄にダンシングマンのお父さんと私の父の署名をしてもらっているとそれぐらいになる予定。
まずクリスマス辺りにダンシングマンの実家に挨拶(クリスマスは暇らしい)して、年明け2日か3日に私の実家に挨拶。
後はダンシングマンの休みに合わせて私が休みを取り、役所に提出する算段です。
ダンシングマンは「正月早々殴られたら嫌だなあ」などとぼやいていましたが。
そして私の疑問に答えてもらいました。
友達と飲みに行くと言って遅くまで帰らなかった日は、私の身辺調査について実家に文句を言いに行ったそうです。
……よっぽど嫌だったんだな。
じゃあ、午前3時に帰ってきたあれは? と聞いたら難しい顔をして黙り込んでしまいました。
少し前に弟子と私の母が目撃したという、ダンシングマンと一緒にいた女性のことも気になるし、
「結婚してください」と言った時に、「助けてください」と言った理由も知りたいよ。
気になることは全部はっきりさせてから結婚したい!
と頑張ったら、ダンシングマンは難しい顔のまま、「それまでには話す」と言って話を切り上げてしまいました。
気になるけど、いつか話してくれるらしい、で我慢するしかないみたい。
早いとこ白黒つけたいタイプの私と、じっくりいきたいダンシングマンでは物事を進めるペースが違うので、合わないな、と思うこともあります。
ただ、そんな全部が全部ぴったり合うような人なんてこの世界には居ないと思うし、
ダンシングマンの物の捉え方とか生き方とか、応援したい部分もたくさんあるので何とかやっていけるのではないかと思うのです。
時間を掛ければ色んな問題とかすれ違いとかも何とかなるんじゃないかな。
あんまり話してくれなかった甥っ子君も、腰を落ち着けると色々話してくれました。
家に居辛い、とか。妹とどう接したら良いか分からない、とか。友達との距離感とか、勉強のつまずいたところとか。
時間を共有するって大切なんだと実感しました。
でも明確な答えは返せなくて、ごめんよ甥っ子君。
ただ、これからは親戚の叔母さんとして一緒に悩んだり出来るんだよ、と伝えたら、少し笑ってくれました。
難しいとは思うけど、私、少しずつダンシングマンの家族になっていく覚悟を決めました。




