表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
92/109

092「働くママを尊敬します」

今朝は甥っ子君、ちゃんと起きるために目覚まし掛けてました。

なかなか止まらないので私が起こしましたが。


朝御飯も皆で揃って食べられたし、上々の滑り出し。

本日、私は仕事がお休みなため、お弁当はダンシングマンと甥っ子君用の2つ。

食べ盛り2人分というのはバカにならないので、食品買い込みデーになりそうです。


と2人を送り出してから1時間ほどして家のチャイムが鳴る。

出たら、甥っ子君のご両親。


たぶん、人生最大のピンチ。


とりあえず、2人に入ってもらい、コーヒーとチョコチップクッキーを出して、甥っ子君はダンシングマンのダンス教室に行ったから今はいないことを伝える。


落ちる沈黙。


帰りたい……ここが家だけど家に帰りたい!!


「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません」


と、義兄さんが頭を下げた途端、ダンシングマン姉が立ち上がった。


「どうしてずっと一緒にいる私は避けられて、一度しか会ったことのないあなたに甥っ子が懐くの? ハルさん、あなた何したの!?」


キタ━━━(゜∀゜)━━━!!

女の嫉妬キタ。マジデコワイ。


「何故かはお母さんから甥っ子君に直接訊いてください」


私何もしてないし、それどころか何も話してもらえてないですし。

甥っ子君に影響力ある(っていうか強制介入している)のはダンシングマンの方なんだから、私に訊かれても困る。


ダンシングマン姉は納得しないながらも黙ったので、私はダンシングマンに連絡。

仕事抜けられないから、2人を連れて来るように、と指令を受けて、2人をダンス教室へ案内。

私も前に一度見に行ったことがあるだけだけど。


レッスンとレッスンの間の休憩時間に、私を除く4人で話し合い。

そして決裂。

orz


甥っ子君ご両親は実家に帰り、甥っ子君は引き続きダンシングマンの元で生活することに。

義兄さんから甥っ子君の食費と洋服代として2万円もらいました。


甥っ子君の了解を得て、甥っ子君の下着やら服やらを私チョイスで買い揃えました。

文句は受け付けません。

ダンシングマンが普段から「ハルは服のセンスがいまいち」とか言ってるけど気にしない。


それから食材を買い込みに行き、野菜や肉の下準備とかしていたらあっという間に時間が過ぎる。

残業食らっても食事の用意が出来るように手間の掛かる作業はいつも休みの日にまとめてるやるんだけど、さすがに食べ盛り男子が2人いると量が半端ないな。


私で生活回していけるんだろうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ