066「パジャマがない」
引っ越し引っ越し!
朝からバタバタと段ボール箱に蓋をして回って、時間ぴったりに業者さん来て。
荷物積み込みを確認して、送り先もしっかり確認して。
トラックを見送り。
大屋さんに部屋と鍵を引き渡し。
ふっふっふ。
不動産業舐めんなよ。敷金しっかり全額返してもらえるように完璧に元通り(入居時と同じ)にしてやったわ!
でもちょっとバトった。
いきなり出て行かれても、とか。
いきなり値上げしたのそっちやん!
で、仕事で培った強気交渉により無事退去です。
そう、ここまでは良かった、ここまでは。
新しいお部屋で荷物を待つ。
待つ。ひたすら待つ。
予定時間を1時間オーバーしたところで、業者に連絡。
するとかなりテンパったドライバーのお兄ちゃんが出て、こちらから掛け直します、と。
待つ、待つ、待つ。
30分後、引っ越し業者さんの営業さんから電話来た。
すぐに支店長さんに代わります、と電話回され。
この時点で凄く嫌な予感。
『私、支店長の●●と申します。申し訳ございません、当方で手違いがあり、お客様のお荷物がご契約の場所とは違う場所へ運送されていることが分かりまして』
…………
『申し訳ございません、本日、午後11時から12時にご到着になろうかと』
(#´∀`)
さすがにその時間は運び込めないから。マンションだし。下の人、かなり神経質だし。
で、どこに行ったの私の荷物。
『申し訳ございません、確認しましたところ、青森に向かう高速に』
先生の荷物と間違われたんじゃなかろうか。
話し合い、というよりはもう一方的に私が支店長さんに指示を出した。
夜に来られても困るから、明日の朝9時に荷物持って来い、搬入の人手は3人、お値段そのままで。
支店長さんに条件飲ませて、大屋さんに連絡して朝からの搬入許可を貰い、下の人と隣の人にその挨拶に伺い。
会社に明日の午前中だけの休みを貰う為に連絡して、代わりに夕方から10時まで仕事して。
帰ってきてダンシングマンと晩御飯食べながら、酷い目にあったと訴え。
もう何かに呪われてるんじゃないかしら。
同棲するなという神託なんじゃない?
するとダンシングマンはきっぱりと
「そんな神は、俺が認めない」
(`・ω・´)キリッ
久しぶりにその顔見るわ〜。頼もしいね〜。
口の横にソース付いてるけどなー。
でもよく考えるとダンシングマンと出会ってから割とあっちこっち怒涛の展開なんだけど。
……相性悪いのかな。
たまたまそういう時期に重なっただけなら良いんだけど。
ちょっと予想外に大変なことになって不安が大きいよ。
とりあえず、今日着るパジャマをダンシングマンの箪笥から(無断で)借りてこよう。




