060「悪い子じゃないのは分かる」
何か拍子抜け(´ω`)
ハル vs 弟子 仁義なきディナー対決!
やってきたけど特に何もなかったです。
定刻の仕事切り上げに成功したので、弟子に指定された待ち合わせ場所に、時間ちょうどに到着しました。でも弟子は既に待っていた。
最近待たせる側になることが多いのは反省どころ。
弟子が予約してくれたお店に入りました。
創作イタリアンのお店。
半地下になっていて、内装が船の中みたいになってて、昔の世界地図とか、錨とか飾ってあって、何だかお洒落でした。
で、値段もそんなに高くないのに、コースの前菜がめちゃくちゃボリュームあって、しかもおいしい。
がっつりいただきました!
↑目的忘れ気味。
弟子は特に取り乱したりとかせずに、楽しく晩御飯食べてました。
で、場所を変えてケーキのお店へ。
ここは私がたまに入るお店にしました。
ケーキ食べながら、弟子が仕事中のダンシングマンの様子を詳しく語ってくれました。
私と一緒にいる時のダンシングマンは、どちらかというとへらへらしています。
ふにゃふにゃというか。
尖ったところがないので、割とカクカクしている私とは、あんまり合わないのかな、と最近思うわけですが。
仕事中、ダンシングマンはめちゃくちゃキツいそうです。明らかにやる気のない人には、かなり厳しい口調で注意した後、改善しない場合は無視なのだそうで。
怖そうだ……
でも、やる気を出したり、どんくさくても頑張ってる人には丁寧に厳しく教えてくれるそうです。
どっちにしろ厳しいんかい。
で、ダンシングマンはモテるそうです。
レッスン生の女子のうち、3人に1人はダンシングマン狙いだとか。
やっぱり……orz
ダンシングマンはいつも、彼女いる&もうすぐ結婚予定を言いふらし、ペアリングを決して外さないらしい。
スマホの待受画面はツーショット写真だし、愛されてますよね〜、って弟子は言った。
待受画面、見たことないよ。どんな写真だ? 変顔でないことを祈る。
どうすればそんなに愛されるんですか? 何か気をつけてることとかありますか?、とか。
弟子は目をキラキラさせて訊いてきますが。
そんなのあったら私が訊きたいわ!
それにそのパフォーマンス、たぶん、愛ゆえじゃないと思うなあ。
でも若い子の夢を壊すのは忍びないので、「なんだろうなあ、思いつかないけど」と誤魔化しておいた。
で、昨日泣きながら電話してきた理由とか、ケーキ置き去り事件とかの話題はさらりと流されてしまい、うやむやで帰ってきてしまいました。
話したくないというよりは、話す気がない感じがした。
それ以外は普通だし、凄く素直で良い子だった。
弟子の謎が深まっただけかもしれない。
(´ω`)
とりあえず、静観。
今後の様子を見て対処していきます。




