024「失恋なんかで休めない」
ダンシングマンと別れてきました。
あ、付き合ってもないからちょっとおかしいか。
映画は見ました。試写会だけど。
私は結構頑張って、待ち合わせ時間ギリギリに到着。
ダンシングマンを少し待たせたっぽい。
頑張ったんだけどな。
とりあえず、試写会の会場に入って席に着いて、お土産を貰いました。
某夢の国の缶入りクッキー。
でも英語。
アメリカ出張だったそうです。
電話とかメールとかしなくて良かった。私、我慢して偉かった。
で、映画始まる。
怖いやつだった!
雑誌で広告見て、これだけは絶対に見るまいと思ってたのに!
タイトル聞いてから返事すれば良かった。私の馬鹿。
上映中、ドン!とかバーン!とか、来る度にびくんっとする私。
それを見て笑いを堪えてるっぽいダンシングマン。
……いや、いいんだけどね。
ダンシングマンは、怖いシーンで必ず笑う。
笑いのツボがちょっと変わったところにあるようです。
で、私だけめっちゃ怖がった後、晩御飯食べに行きました。
ダンシングマン、映画が面白かったのかやたらとテンション高い。
お酒もかなり飲んでたんじゃないかな。
私も少し飲んだけど、疲れてるせいで沢山は飲めず。
で、いい時間だし、そろそろ、とお店を出る。
出たところで、ホテルに誘われました。
お断りしました。
好きだけど、断った。
断らなかったら、楽しい時間が続いてたかもしれないけど。
後悔してなければ、かっこいいんだけどな、私。
後悔しか残ってないよ。
本当、馬鹿だ。
でもダメだと思った。
頷いちゃいけないって。
ダンシングマンからは今まで「好き」も「付き合おう」もなかったから。
なくてもいいか、って一瞬思って、でも無理だった。
30過ぎておかしいとは思う。
出し惜しみするほどのものを持ってるわけじゃないのも分かってる。
でも何か嫌だった。
だから断った。
ダンシングマンは「どうしてもダメ?」と聞いた後、「そっか、残念。」と言って、駅まで送ってくれた。
前、ご飯食べた時は駅で別れた後すぐにメールがあったんだけど、今回はなかった。
私からはお土産と試写会チケットのお礼をメールしたけど、その返信はなし。
ここまでかなあ。
結構いい夢見れた、楽しかったって、いつか思い出せる日が来ますように。
しばらくは鬱々と仕事だけすることになりそう。
でもがんばれ、私。




