シーン70空島。
セミルちゃんがアイアンバードに戦いを挑もうとと翼を広げる……。
そんなセミルちゃんに声をかけ叫ぶヘキサちゃん。
『待って!!!セミルちゃん!!???』
『でも………ヘキサちゃん………空島にいる仲間達が心配だよ。』
『まずは落ち着いて!!』
そう言い放ったヘキサちゃん。
私達はそんな彼女に不思議な力を感じていた。
するとセミルちゃんは表情を曇らせ……語り始めたのです。
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私達鳥人は空島で暮らしているのです………そんな空島には中心に空島を守ってくださるお城と精霊様がすんでいたのですが。
はるか昔はそんな精霊様と私達鳥人は共に空島で暮らす者でした………そして同時に空島を守る存在でもあったのですが…………。
以前魔王がこの大地を支配しようとした時………魔王を倒すために精霊様達は………力を使い………消えていったのです………。
ですがそれからは私達鳥人が空島を支えてきたのです…………私達は空島で暮らしながらそんな空島を守ってきたのですが…………数ヶ月からあのアイアンバードが周囲をよく飛ぶようになり…………それから私達の仲間達もアイアンバードの被害に遭うようになってしまったのです。
その中で私達の空島はその存在を隠せる能力もあり………………空島を隠してはいるのですが…………なんとそんな空島を偵察するように空を飛ぶ魔物も現れるようになりました………。
それは空の魔物…………『ワイバーン』です。
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私達はその衝撃に驚いていた。
『ワイバーン…………飛竜ですな。』
ドエルゴの言葉にセミルちゃんは頷く。
『ええ…………それも数十匹という軍勢になり………時折………姿を見せるようになったのです……そんなワイバーン達はアイアンバードのように飛ぶだけでは足らず………飛行しながら空島を探し始めたのです。』
『なんと!!!???それはやはり空島を探し………攻撃でもしようとしているのだろうか?』
そう問いかけたサーベルさん。
セミルちゃんは続ける。
『私はそんな空島を守る天空騎士の一人なのですが………私達はそんなワイバーン達に気が付き…………近づこうとするワイバーン達から空島を守るために監視していると………………一頭のワイバーンが突然の暴挙に出ました……………そう……突然火を吐き………暴れ狂いはじめたのです………そんなワイバーン達は暴れ狂い始め…………そしてなんと偶数にも空島の大地に攻撃があたってしまったのです!!』
『『!!!????』』
私達は衝撃をうけるとセミルちゃんは続ける。
『そう…………一度攻撃をうけた空島………それは激しく空島を揺らした………空島は攻撃を受け始めた………焦った私達は戦う事を決意し……ワイバーン達への攻撃を開始したのです!!』
セミルちゃんは震える。
『私達も鳥人として……ワイバーン達と戦いました…………ですがやはり………ワイバーンの力は強大なものです……………その恐るべき力は私達と空島への攻撃を弛める事もせず………更に攻撃を倍増させてきました。』
『セミルちゃん…………』
『そして…………私達はワイバーン達と戦い………なんとか………空島は再びその力を取り戻し……見える存在を再び見えない存在へと消える事ができたのです。』
『そうだったのね…………』
そう返事を返したヘキサちゃん………セミルちゃんは頷き応える。
『ええ………そんなワイバーン達は諦めたかのように飛び去っていってしまったのですが…………私はそんな戦いを終えると………気を失ってしまい…………そして先程落ちてきて……気がつくと飛行する力も失ってしまっていたのです。』
私達はそんな彼女の話を聞いた。
『なら…………またワイバーン達が空島を襲いにくる事があるってわけね。』
『はい………きっとまだ……………空島はワイバーン達に狙われています……そして先程まだアイアンバードが飛んでいったという事はまだ空島を探し偵察しているハズです………私達の仲間達もどうなってしまったのか。』
悲しげにそういったセミルちゃん。
私はそんなセミルちゃんに声をかける。
『セミルちゃん!!私達も空島を守るために手伝うよ!!』
『えっ!?』
驚きの表情を浮かべるセミルちゃん。
『…空島……そしてセミルちゃん達鳥人達も私達獣人仲間だしほおっておけないよ!!』
『そうですな…………僕も鳥人には親近感を感じますしな…………』
『そうだよね、サーベルさんも飛べるしね!』
『そうなのですぞキャリッシュ殿!』
『それでは決まりですな…………空島へ。』
三人も同意してくれる。
するとセミルちゃんの視線はやはりサーベルさんに。
『ええっと……セミルちゃん!?』
『えっ!?ああ……………本当に皆さんありがとうございます!!!』
私はちょっと胸がチクチクしたけど………行こう空島に!!
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お読みいただきありがとうございました。




