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新!獣人世界へようこそ!~とある獣人はマジェストだった!?~  作者: 黒羽冥


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シーン62破壊神マシーンアリゲーター。

私達はあの部屋から通路を見つけ……最奥を目指す。

すると視界の先に光が見えてくる。


『アレは!!???』

『お嬢………気をつけていきましょう……我々が落ちた場所はきっとこの洞窟の最奥……もしかしたらそこにこの洞窟内の最重要箇所があるやも知れませぬ。』

『うん…………あ………もの凄い光と………この酷い匂い…………』


私の鼻につく強烈な匂いを感じとり、その奥からガシャガシャともの凄い金属音が聞こえてくる。


『きっとあの奥で地下から油を汲み上げ送っているのでしょう。』


キャメルさんのその言葉………私はドキドキしていた。


『フェルノ殿………匂いが強すぎるのですな……シルフ殿………もう少し風を強めにしてはいただけないだろうか?』


シルフちゃんにそんな話をしているサーベルさん。


『だ、大丈夫だよ!戦う前に疲れちゃうよ?』

『シルフ殿!!』


サーベルさんがシルフちゃんを急かす………するとシルフちゃんの目の色が変わっていたの。


『あんたあ!!ちょっとは私の仕事を…………』


ゴゴゴとシルフちゃんが怒りの表情を浮かべていた。


『考えろおおおーーーーーーーーーーっ!?』


私達の周りにブオンっと爆風が巻き起こる。


『ギョオオオーーーーーーーーーーーーッ!!』


サーベルさんの身体が宙に舞い、その風はなんと私達までをも巻き込んでしまう。


『『いやあああーーーーーーーーーーーーーっ!?』』

『のおおおおおーーーーーーーーーーーっ!!』


私にキャリッシュちゃん、そしてキャメルさんの身体まで巻き込まれ宙を舞う!!


『フェルノ殿おおおーーーーーーーーーーーっ!!???』


私達の眼下でドエルゴが叫び走る!!

さらに巨大な機械の塊があり………所々に多数のヒューマンの姿も見えた。

すると声を上げたのはキャメルさんだった。


『おおっ!!アレは『ノース』殿!!!!!ご無事でえええーーーーーーーーーーーっ!!???』


宙を飛ばされたキャメルさんが叫んでいた。


『おおっ!!アレはキャメルか!!???』

『『おおーーー!!キャメルーーーーーーーーーーーっ!!!!!』』


きっと皆ここで働かされていたキャメルさんの街の人々だったのだろう!

でもほとんどの人が無事なようだった。

その時………部屋の最奥から何かの音が聞こえてきた!!!

ズシンズシンッと激しい揺れが洞窟内の地を揺らす!!

その時慌てふためく街の人々が声を上げる。


『アレは!!!』

『『いやあああーーーーーーーー!!私達は終わりだわ!!!』』

『コ…レは……やばい……………キャメル!!!皆!!!ここから逃げるのだ!!!』


そう叫んだのは『ノース』さんだった。

そのままノースさんが街の人々を逃がすために奮闘していた……………。


『ノース……………殿…………………クッ……………。』


キャメルさんが涙を目に浮かべていた。

すると最奥……………ノースさんの背後から先程の巨大な足音の主が迫っていたの。


『ぐあああああーーーーーーーーーーっ!!』


大口を開け姿を見せたのは機械の巨大なアリゲーターだった。


『なあああーーーーーーーーーーーーーっ!?なんだあれは!!???』

『巨大な……アリゲーター!!???』


ズシンズシンっと巨大な足音を立てノースさんの元まで迫りつつあるアリゲーター。


『させないいいーーーーーーーーーっ!!???』


気がつくと一足先に地に降り立ちそして先程手にした魔神具を構えアリゲーターへと向かうキャメルさん!!


『キャメル!!逃げるのじゃ!!!マースの大切な夫になってくれるであろうお前も大切なのじゃ!!街の人々を連れ去りここから逃げるのじゃ!!!』

『ノース殿おおおーーーーーーーーーーーっ!!』


気がつくと獣化し走る姿を倍化させるキャメルさん。


『キャメル!!くるんじゃない!!!!!』


激しく叫ぶノースさん………背後で立ち止まり振り返りアリゲーターに手を広げ睨んだノースさんはその身体を震わせていた。


『さあこい…………化け物……………このオアシスの街の人々はワシの宝じゃ……………この身を食わせてやるから……………皆を助けて…………くれ……。』


そう声を上げたノースさん…………それは覚悟を決めた目をしていた。


『マース…………………幸せに……………なるんじゃぞ。』


目を瞑ったノースさん。

そして巨大なアリゲーターはノースさんの前で口を広げる。


『やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!』


この洞窟内にキャメルさんの叫び声が響いたのでした。

お読みいただきありがとうございました。



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