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新!獣人世界へようこそ!~とある獣人はマジェストだった!?~  作者: 黒羽冥


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シーン61サンドゴットの意志。

『たあああああーーーーーーーーーーっ!?』


私の短剣の刃先が爆炎の炎と化す………そしてその一閃はサンドゴッドの身体を貫く!!!


『ギュウオオオーーーーーーーーーーッ!!』


激しい叫び声を上げサンドゴッドの巨大な身体がのたうつ…………そして炎が爆炎の女神となりその身体を燃やしていく!!


『おおおっ!!???これは……………凄い。』


そう声を上げるキャメルさん。

そして…………サンドゴッドは倒れていったのです。

倒れたサンドゴッドを私は立ち尽くし見ていた。

すると耳になにかの声が聞こえてくる。


『君達…………このサンドゴッドを解放してくれてありがとう………………………。』

『この声が…………………………。』

『我々の神…………サンドゴッド…………なのか。』


キャリッシュちゃんもキャメルさんもこの声が聞こえたのだろう………そう呟く。

サンドゴッドは続ける。


『我は…………ここにあった砂の大神殿内で長きに渡り眠っていた…………するといつしかこの大地に恐るべき力が迫ってきたのだ……我は意識を復活させた………だがその時はもう既に時は遅かった………大地の深き場所には水脈があり………それと同時にその水脈よりも遥か……地中に溜まっていた『油』を魔族は発見し………汲み上げはじめた…………その事により水脈に油が流れ込む事になった……しかしその事で…神である我らの力の源になる大地と水との汚染がはじまり…………我が力が汚される事で我が力と魂までもが『汚染』にあってしまった……………そのおかげで今回のように我が力は暴走してしまったのだ……本当にすまなかった。』


そう語ったサンドゴッド。


『我が神…………サンドゴッド様………………我々の信仰ははるか昔から………あなた様にあるのです、そんな神をお守り信仰することが我ら砂の民の使命だと私は考えます………』


サンドゴッドにそう語ったキャメルさん。


『我が民よ………………本当に………感謝する。』

『いえ………………………………。』


キャメルさんがそう返すと私に向き直る。


『フェルノ殿………そして皆さん……何度も申し訳ないのですが…どうか………我々に力をお貸しください……………その………敵は確かにこのように恐るべき何かをもった魔族かと思います………私はこの大地を何としても救わなければ………….。』


深々と頭を下げるキャメルさん。


『もちろんです………ここまできた以上……何としてもここを解放しなきゃ………。』


私の声に仲間たちもうなづいてくれる。

すると声を上げるサンドゴッド様。


『そうでした……我の力は先の戦いで激しく消耗してしまいました………ですので残り少ない力ですが貴方様方にお送りいたしましょう………すみませんが我が砂の大地を………どうぞ…………よろしくお願いいたします。』


そう語ったサンドゴッド様………次の瞬間………目の前に黄金色の光が大地から放たれる。


『これは……………………。』

『なんという……………優しき光。』


私もドエルゴと顔を見合わせ呟く……すると………サーベルさんが驚きの声を上げる。


『おお……………コレは。』

『サンドヒール…………………………………………。』


そう声が聞こえ…………………私達の身体から疲れと傷が癒えていくのを感じる。


『傷が………………おお………………凄いですな………これはまさに神の力のような。』

『良かった……………サーベルさんっ!』

『フェルノ殿……………心配おかけしました。』


私達は微笑み合う………するとキャリッシュちゃんが驚きの声を上げる。


『見て!!何かがキャメルさんの頭上に!?』

『えっ!!???』


私達が目を向けるとキャメルさんの頭上に何かの姿を確認する。


『アレは…………精霊………………かも知れませぬ。』

『ドエルゴ………アレが砂の精霊ってこと?』

『お嬢………そうやも知れませぬ………我が魔神サンドゴーレムに似た力を感じますな。』


すると、その精霊が口を開く。


『我が民よ………残り少ない我が力をそなたにも授けましょう…………この地を救い………そしてこの後もこの地を守って欲しいのです。』

『おお………分かりもうした神よ。』


すると精霊がその光から形を作り出していく………そしてそれは二双の『メイス』と形を変えていた。


『おおっ!!コレは!?もしかして魔神具!?』

『我が力の残した武具………これをあなたに託します………………この地をどうか………よろしくお願いいたします………我はまた長き眠りに………。』


そう言って消えていったサンドゴッド様。

私達は先を目指すのです。

お読みいただきありがとうございました。


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