シーン60サンドゴッドの力。
私の目の前でサーベルさんが目を見開き苦悶の表情を浮かべる。
『サーベルさんっ!!!???』
私はサーベルさんの身体から離れたサンドゴッドを震えて見ていた。
するとサーベルさんの身体は震えていた。
『サーベルさんっ!!サーベルさんっ!!!私……………………………………。』
私がサーベルさんに抱きつき叫ぶ。
次の瞬間。
冷気がサーベルさんの身体を纏っていく。
『えっ…………………!?』
『フェルノ!!???大丈夫!!アイスちゃん!!!』
キャリッシュちゃんがそう叫ぶ………するとサーベルさんの傷ついた身体が凍りついていた。
『これは……………………………。』
『止血よ……………………もう大丈夫。』
『アイスちゃんさすがよ。』
キャリッシュちゃんとアイスちゃんの機転でサーベルさんが膝から崩れ落ちたけど………何とか大丈夫そう。
『サーベルさん!!???』
私はサーベルさんを抱きしめる。
『フェルノ殿…………何とか大丈夫そうだ……キャリッシュ殿も……ありがとう。』
私は安堵のため息をつく。
『サーベルさん!!どうしていつも私の事………。』
涙が頬を伝う………するとサーベルさんの指が涙を拭う。
『フェルノ殿…………泣かないでくだされ……僕は貴方のナイトですからね………こんなのかすり傷です。』
『サーベルさん…………うううぅぅ…………………。』
私の頭を撫でてくれるサーベルさん……すると彼は身体を起こしていく。
するとサンドゴッドが次の攻撃態勢をとっていく。
その時.……………目の前にはドエルゴとキャメルさんが立ち尽くしていた。
『お嬢……………ここは我々に任せてくだされ………』
『いくら………我々の神だとて……………これは許せまじ……………いきますぞ。』
その時…………また私の中に流れ込んできたサンドゴッドの声。
『おねい…さん………………本当に…………すまな………い………この私を……………たおして………ほしい………神の存在が…………自制のきかない………存在に………なるとは……………………。』
『えっ!?』
『どうしたのフェルノ?』
キャリッシュちゃんが問いかけてくる。
『さっきからずっと神獣の声が聞こえてくるの…….彼はずっと苦しい……助けてって………。』
『そうか………だからフェルノ殿は…………。』
私の言葉を察してくれたサーベルさんが槍を構え立ち尽くしていた。
『サーベルさん!?』
『はは…………フェルノ殿はどこまでも優しいですなあ…………そんなフェルノ殿の為なら僕は………………例え傷つこうが…………。』
ドンッと地を蹴り飛んでいくサーベルさん!!
『ぐおおおーーーーーーーーーーーーっ!?』
サンドゴッドが咆哮する!!
『戦える!!!!!ハアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!』
『サーベル殿!!!いきますぞ!!サンドゴーレム!!!』
『ならば私も………………………………ヒトコブ………フタコブ……………………クラーーーーーーーーーッシュ!!!!!』
三人がサンドゴッドに向かい総攻撃を開始する。
すると私に手を差し出してくれたキャリッシュちゃん。
『キャリッシュちゃん…………ありがとう。』
『うんっ!!私もフェルノの相棒なんだからさ…………例え神が相手でも………………頑張ってみようよ!!』
にっこり微笑んでくれるキャリッシュちゃんの手に私は触れ……………立ち上がる。
『うんっ!!!!!』
『ぐおおおーーーーーーーーーーーーっ!!』
神獣サンドゴッドVS私達の戦いはさらにヒートアップする!!!!!
ズガーーーーーーーーーーーーンっとサンドゴッドのボディーを叩くキャメルさんの打撃!!
サンドゴッドが激しい攻撃に一瞬その動きを止める。
そして上から声が聞こえる。
『はあああーーーーーーーーーっ!!ウィンドウォータースピアーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!』
巨大な水と風の渦がサンドゴッドの身に激しく衝突する!!!
ズガガガーーーーーーーーーンと強烈な攻撃にサンドゴッドの身体が上から加わり叫ぶ!!
『サンドゴーレム!!!』
『アイスちゃん!!』
ドエルゴとキャリッシュちゃんの魔神が氷の砂塵を巻き起こしサンドゴッドの身体の動きを止めていく!!!
私は構える………………そしてサンドゴッドを見据える。
『今………………終わりにするね…………ゆっくり寝ててね。』
そして私は地を蹴り走り出す…………………。
『魔神フレア…………………今こそ私に力を。』
私の身体にフレアちゃんの力が流れ込んでくる。
そして私達は一つになる………そしてサンドゴッドに斬りかかっていく。
『フレアーーーーーーーーーズ…………ブレイブ!!!』
◇
◇
◇
お読みいただきありがとうございました。




