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新!獣人世界へようこそ!~とある獣人はマジェストだった!?~  作者: 黒羽冥


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3/16

シーン3迫りくる危機。

私の目の前で大きすぎるゴブリンに捕まってしまったキャリッシュちゃん。

それを見た私は身体が勝手に動いていた。


『待ちなさいっ!!???』


私にジロリと目を向けてくる大きなゴブリン。

その手にはキャリッシュちゃんが握られていた。

苦しそうにキャリッシュちゃんが叫ぶ。


『逃………げ………て………フェルノ……!!???』

『キャリッシュちゃん!!???』


私はそんなキャリッシュちゃんを震え見ていた。

このままではキャリッシュちゃんが………………。

小さな頃から一緒に過ごしてきたキャリッシュちゃん………私のお姉ちゃんの様にいつも私の事を気にかけてくれた大親友。

私の中でキャリッシュちゃんの笑顔が見え隠れする。

私の夢である冒険家になりたい!!

なんて夢も………………なんだかんだいいながら彼女はいつも応援してくれたキャリッシュちゃん。

私は………………私はそんなキャリッシュちゃんを今危険に晒してしまっているの。

悔しくて涙が零れる。

私の中で炎が燃え上がる感覚がした。


『キャリッシュちゃんを……………。』


全身に炎を纏わせる私。

そして身体が勝手に動いた。


『離せーーーーーーーーーーーーーーっ!!!??』

『ぐがが……………………ガアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!??』


私に気がついた大きなゴブリンは拳を構える。


『そんなのに………負けないんだから!!!』


そう叫びつつも私は炎を纏いながらゴブリンに突っ込んでいく!!!


『フェルノ!!???』

『キャリッシュちゃん!!???』


私はキャリッシュちゃんの手を取ろうと手を伸ばしていく…………そんなキャリッシュちゃんもまた私の手を取ろうと手を伸ばそうとする。


『んぎぎ…………………手が!!!何とか!!フェルノーーーーーーーーーっ!?』

『キャリッシュちゃん!!???』


そして私達の手が重なろうとしたその時。

ゴブリンがニヤリと笑った気がした。


次の瞬間。


ゴンっと私の頭に激しい激痛が走る!!!


『フェルノ!!!???』


キャリッシュちゃんの叫び声が聞こえたその時。

私の身体が一気に加速し、地面へと向かう!!!

頭に激しい痛みを感じ……目がかすみグラングランと目が回る。

そのまま私の身体は…………………地面に叩きつけられてしまう!!!


『いやああああーーーーーーーーーーーっ!!???』


ドンドンっと私の身体はそのまま地を跳ね転がっていく。

身体中には激痛が走りホールの最奥まで転がってしまっていった私の身体。

いつしか停止していた私。

激しい痛みで身体が動かなかった。

そしてズシンズシンっとゴブリンの足音がこちらに迫っている音と地響きが聞こえる。


(あ……………私…………このままじゃ…………………)


私は死を覚悟してしまう。

冒険家になりたい…………世界へ向けた私の夢は小さな頃に見たあの人に憧れてから…………。

それはこの国アフリエイトのケニージアって国の女王様アキニー様を見た時……思ったの。

とても綺麗で………元々は一般人だったらしい女王様………そんなケニージアはずっと大変な国だったんだって……でもそんな国を変えたいって、本当に一般人から女王様になって………そして今はとても綺麗で豊かな国に変えちゃったんだって……そんな女王様は一度だけ私達の街に立ち上がれる寄った事があって一目見た時……偶然私に声をかけてくれた女王様。

にっこりと微笑み声をかけてくれた女王様。


『あなた………大きくなったら何がしたいかなあ?』

『私は……………世界に行ってみたいかなあ……女王様みたいに冒険がしてみたいの。』


私は女王様に何故かそう返していたの。

それは女王様の話を聞いた事があったから。

この世界は弱肉強食……まして男性よりは力の差がある女性……それでも女王様は冒険をして、そして強くなって……この世界で初の女王様になった人。

獣人でもある女王様。

そんな私は女王様に憧れていたの。

すると女王様は笑みを見せた。


『そう?いいわね!あなたがそう思ったのなら………』


女王様は私に微笑み頭を撫でてくれた。


『必ず叶うわよ……!!』

『フェルノーーーーーーーーーーーーーっ!!???』


キャリッシュちゃんの叫ぶ声に目覚めた私。

その時…………目の前には破壊された宝箱の残骸があったの。

すると見えたのは青い光を放っていたなにか。

気がつくとパパから貰った私の短剣も光っていたの。

そして目の前でスーッと何かが浮き上がっていく……それはなんと私の短剣と同じものだったの。

二つの短剣は光りとなって重なっていく。

そして眩いばかりの光に私は包まれていったの。

お読みくださりありがとうございました。

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