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新!獣人世界へようこそ!~とある獣人はマジェストだった!?~  作者: 黒羽冥


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17/19

シーン17二人の変化。

アイスちゃんの身体が光り出していた。

 同時にキャリッシュちゃんの様子に何か違和感を感じていたの。

 私はキャリッシュちゃんに目を向けていた。

 そして……その光っている原因がキャリッシュちゃんの持つ爪型の武具である事に気がつく。

 

 『キャリッシュちゃん……それ……………………光ってる。』

 『えっ!?』

 

キャリッシュちゃんが敵を倒した後に腰にぶら下げていた彼女の爪なる武器。

それが今まさに光を帯びていたのだった。

 すると………………いつの間にか今まで黙っていたフレアが姿を現していたのだった。

 

 『フレア………………これって一体なんなの?』

 

 私はフレアにそう問いをかける。

 ますます二人からはこの青い光がより溢れ出してくる。

 

 『これは……きっと私とフェルノ…………貴女がそうだったように……あの二人には何かがあるのかもしれないね。』

『キャリッシュちゃんとアイスちゃんに何かあるって事!?』

『ああ………そういう事だと思う。』

 

 フレアちゃんはそういうと彼女達の様子を黙って見ていたのだった。

するとフレアちゃんが口を開く。

 

 『私とフェルノ……貴女が運命のようにひかれあったように……アイスとキャリッシュちゃんもこうして出会うための運命に導かれたもかもしれないね。』

 『ん!?それってどういう事!?』

 『ああ…………まだハッキリとは言い難いけど…………二人はマジェストと魔神具の関係……なのか……な?』

 

 フレアちゃんの言葉。

 私達は二人に目を向ける。

 すると馭者さんが口を開く。

 

 『お嬢殿…………そうなのかも…………しれませぬぞ……。』

 『馭者さん……………………。』

 『おおっと…………そうでした…………ワシもまだ名を告げてませんでしたね…………お嬢殿…………ワシの名は『ドエルゴ』と申します…………これからは名で呼んでくれて結構です。』

 『あ………………はいっ!!では…………『ドエルゴ』様………………よろしくお願いいたします。』

 『ハッハッハ…………ワシの事はドエルゴでよろしいです………ああ…………これは失礼………………ではお嬢殿にも少しばかりマジェストと魔神の事をワシの知識の限り説明しておきましょう。』

 

 そしてドエルゴが語り出したのだった。

 ◇

 魔神と魔神具の関係は……はるか昔の事…………世界には三種の人種が存在していました。

 僅かに亜種もいますが基本的には………精霊族…………そして我々ヒューマン族…………それと…………絶大な魔力を誇る魔族の三種族です…………神から造られたその三種族は初めは平和に暮らしていました…………。

 ところがある時…………絶大な魔力を誇る魔族の中にちょっとした歪みから生まれでた存在である『魔王』が誕生してしまったのです。

 そんな魔王は知恵をつけ……そして他種族を支配しようと考えるようになり行動をはじめました……精霊族とヒューマン族はそんな魔族の暴挙に対抗すべく『勇者召喚』を行ない……そして現れた『勇者』様により一度はこの世界に平和が訪れました。

 勇者様には神から与えられし力で魔族を封じることができたのです……それがやがてワシらの力になっております『魔神具』の原典になっているのです。

 一度は魔王もその時……勇者様により魔神具に封じられ……倒されましたが………長き時を経て…どこかで魔王は復活されたのです……。

 それが今現在もこの世界に暗躍をもたらしている魔王なのです。

 ですから…………。

 ドエルゴはキリッとした表情へと変わっていた。

 

 『我々も『魔神具』を手にする事ができ……そして……このような力を得る事ができたのです。』

 

 私はその言葉に驚きを隠せなかった。

 

 『なるほど…………えっと…………じゃあ私はフレアちゃんに選ばれたという事……なのかなあ?』

 『そうですな…………そして……もしかしたら………………。』

 

 ドエルゴはアイスちゃんとキャリッシュちゃんに目を向ける。

すると青白い光はそんな二人を包み込み始める。

 

 『あれは………………………………』

 『お嬢殿……………………きっとこれは……………………。』

 『もしかしてキャリッシュちゃんとアイスちゃんは…………私とフレアのように……………………………………。』

 『ええ…………彼女らをワシらのlは見守りましょう。』

 

ドエルゴの声に私の視線は二人の行く末を見守るように向けられる。

そんな二人の頭上からまるで雪でも降り落ちるかのように光がヒラヒラと舞い落ちていた。

 

 『アイスちゃん…………………………………………。』

 『キャリッシュちゃん………………………………そっか…………私が感じていたものって………………この事だったんだ………。』

 『私も…………あなたとあった時から…………何かを感じてた…………ソワソワして…………フェルノとフレアちゃんの関係とか……何か私が変われそうで……でも心が落ちつけなくて……でも……私達は…………。』

 『そのキャリッシュちゃんの大切な武具に私はずっといるから…………。』

 

 すると……すぅーーーーーーーーーっと身体が透けていくアイスちゃん。

 それは……キャリッシュちゃんと重なっていく。

 そして。

 ◇

 ◇

 ◇

 お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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