祭りだ!花火だ!食いもんだ!(息抜き回です)
タイトルにもあります通り息抜き回です
エリュシオンでの死闘から1ヶ月。俺、ユート・フォン・アルテア、元社畜の転生王子は、ナノカーボンとエーテルクリスタルでアルテアを大陸一の経済大国に押し上げた。ガルディアのリゼットは退散、ゼルディアのレオナやエリュート部族のミラとも同盟バッチリ。けど、【物質交換】の後遺症で体はガタガタだ。
「王子殿下! 国民がユート様を讃える祭りをやりたいと!」
宰相のジジイが目を輝かせて言う。
「祭り? いいね、国民に恩返しだ!」
メイドのリアがニコニコ。「ユート様、みんな楽しみにしてます! 私も手伝います!」
ゼルディアから滞在中のレオナがニヤリ。「ユート、祭りなら私が盛り上げるわよ。」
エリュシオンからミラも来訪。「ユート、部族の踊り見せてやる!」
よし、アルテア初の「資源革命祭」を開催だ! けど、リゼットの「次は負けない」って言葉が頭をよぎる。まぁ、今日は息抜きだ!
祭りの目玉は食だ。現代知識をフル回転して、俺は「チートスイーツ」を開発! バイオ燃料の余熱でオーブンを作り、ナノカーボンで超軽量の調理器具を。メニューは現代日本の「チョコパフェ」と「綿菓子」だ!
「ユート様、こんな甘いもの初めて!」
市場のオバちゃんがパフェを食べて目をハートに。子供たちは綿菓子に「ふわふわー!」と大はしゃぎ。
リアがパフェを頬張りながら頬を赤らめる。「ユート様、美味しすぎます! 私、幸せ……!」
レオナがスプーンを手にニヤリ。「ユート、ゼルディアでもこれ流行らせてやるわ!」
ミラが綿菓子をガン見。「ユート、こいつ魔法か!? 部族に持ち帰るぞ!」
国民が「ユート様! スイーツ王子!」と盛り上がる。ハハ、社畜時代にコンビニスイーツ食べてた知識がこんな役に立つなんて!
夜、祭りのメインイベントは花火だ。現代の花火技術を参考に、エーテルクリスタルで「魔力花火」を開発。空にキラキラの光が炸裂し、国民が「すげえ!」と大歓声。
広場で、リア、レオナ、ミラが焚き火を囲む。なんか女子会っぽい雰囲気だ。
「ユート様、座ってください! 話したいんです!」
リアが恥ずかしそうに誘う。レオナがニヤニヤ。「ユート、女の子の前でカッコつけすぎよ。」
ミラが豪快に笑う。「ユート、部族ならお前、女たちにモテモテだぞ!」
「ハハ、勘弁してくれ! 俺、ただの社畜出身だぞ!」
リアが頬を膨らませる。「ユート様、社畜でも王子でも、私には関係ないです! ユート様は……大好きですから!」
「!? リア、急に何!?」
レオナがからかう。「おっと、リアちゃん大胆ね! ユート、私も負けないわよ?」
ミラがドンと胸を叩く。「ユート、部族の掟なら、強い男は女を選び放題だ!」
「ちょ、待て! ハーレムじゃねえよ!」
国民が遠くで「ユート様、モテモテー!」と冷やかす。くそっ、恥ずかしいけど、なんか悪い気しねえ!
花火のクライマックス、夜空に怪しい黒い霧がチラリ。リゼットだ。
「ユート王子、祭り楽しそうね。でも、次は私が主役よ。」
遠くの森で魔導艦の光。リアが俺の手を握る。「ユート様、気をつけて……!」
レオナが目を細める。「ユート、リゼットは私に任せて。」
ミラが槍を握る。「ユート、部族の戦士も動くぞ!」
「みんな、ありがと。けど、今日は祭りだ。リゼット、明日にしてやるよ!」
国民の歓声と花火が響く。俺は笑う。
「ブラザーたち、祭りはまだ終わらねえ! アルテアの未来、ボロ儲けで守るぜ!」
祭りは大成功。国民はスイーツと花火で大満足。リア、レオナ、ミラと並んで星を見る。
「ユート様、これからも一緒に……ね?」
「ユート、次はゼルディアで祭りよ!」
「ユート、部族のみんなにも顔出しに来いよ!」
「ハハ、みんなくそ忙しいな! けど、アルテアのために、俺は突っ走るぜ!」
リゼットの影は近い。けど、仲間と国民がいれば、俺は無敵だ!
最後までよんでいただきありがとうございます。