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promise  作者: 明日歌
2/2

新しい友達

~屋上~

李子『いっただっきまぁ~す!』


紗江「わぁ~っ慎君のお弁当すっっごく美味しそう!」


慎「そう?」


紗江「うん!たこさんウィンナーかわいー!!」


慎「食べる?」


紗江「えっ・・・でも・・・いいの・・・・・?」


慎「別に。」


紗江「ありがとー!じゃぁ、アタシの玉子焼きあげるー!」


李子『いいなぁーアタシもぉー玉子焼きとウィンナー欲しいー」


紗江「うんっ、いいよ!あぁ~おいひぃ~」


やっぱり・・・モテるんだな、食べてるからか男の視線に気づいてない・・・。


李子『あれぇ~?楓君はぁー?』


慎「楓?」


紗江「あっそっか慎君知らなかったよね」


どこかで聞いたことのある名前だ・・・。

いつだろう。なんか懐かしく感じる。


紗江「楓君はね~アタシの幼馴染なの!」


慎「・・・そっか・・・。」


紗江「うん。仲良くしてあげてね!」


慎「あぁ、分かった。」


にしても、遅いな。何してるんだろう。


慎「ごめん、ちょっとトイレ」


紗江「いってらっしゃ~い」



李子『・・・さ~ちゃん・・・。』


紗江「ん?」


李子『慎君にホントのこと言わなくていいの?』


紗江「・・・うん、今は・・・これでいいの・・・」


李子『そっか・・・でも、いずれバレちゃうことだから早めにね?』


紗江「うんっ、アリガトね!あ、楓君!こっちこっち~」


楓「お~お待たせ。」


紗江「楓君今日はパンなんだねぇ~」


楓「まぁな。作る暇なかったから・・。」


紗江「そっかぁ~、そういう時はアタシ作るのに~!」


楓「紗江にはいっつもなんかしてもらってるしいいよ。」


紗江「そう?でもアタシ弁当作るの好きだしいつでも言ってね!」


楓「あぁ、サンキュ」


紗江「いえいえ~」


李子『こらこら、いつまでイチャついてるの。」


紗江「ほぇぇ!?」


楓「い、いちゃついてねぇよッ!」


李子『あはは!おもしろっ』


紗江「もうっ!馬鹿ぁ!」


楓「・・・。」


李子『はっはっは!・・・にしても慎君遅いね~』


紗江「あ~確かに~どしたんだろ・・・」





慎「・・・。」


あの2人・・・付き合ってたのか・・・

なんでだろう、今日はじめて会ったはずなのに・・・。

なんで、こんなに・・・・・・。


慎「はぁ・・・。」


紗江「慎君ッ見~っけた!」


慎「え・・・。」


紗江「遅いから迎えに行こうと思ったらここにいたんだね~!!」


慎「ん・・うん。」


紗江「校舎案内するから早く食べちゃお!」


慎「・・・うん・・・。」


楓「お?神代?」


慎「あ、はい?」


楓「おぉ~久し・・・初めまして!柴田 楓だ。よろしくな!」


慎「神代 慎です。よろしく。」


紗江「あれ?李子ちゃんは??」


楓「あぁ、用事があるから先戻ったぞ~」


紗江「そっかぁ~、そうだ!楓君も一緒に校舎案内しよ?」


楓「OK。」


紗江「それじゃッ行こっか!慎君早く早く~!!」


慎「あ・・・うん・・・」


・・・別に校舎案内とかいらないんだけどな・・・。

まぁ、いいか・・・

何故か、宮野の頼みは断っちゃいけない気がしたんだ・・・。


                 続く。

2回目の投稿ですがっ

登場人物が増えたんで一応誰が喋ったか分かるように

名前を書いておきました!

それではッ次回もお楽しみに~

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