表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

冬の旋律

作者: 翠泉


 コンビニで買ったカップ麺

 出入り口にあるポットでお湯を注いだ

 外に出ると別世界のように寒かったけれど

 感じられたのはお互いの温かみ


 こんな気持ちになったのは

 何度目かわからないけれど

 誰といたとしても

 あなたのことは変わらずに好きだよ


 手を取り合って付けていった足跡

 残っていったのは雪のおかげ

 恋愛の神様はこの人だなんて

 言ってはいないけれど


 二人を優しく包む

 鮮やかな電飾

 それでもお別れだよ

 あなたとの間に流れる旋律

 

 嬉しいことがあって笑う日も

 哀しくて涙が溢れる日も

 分かち合うことができないのなら

 そんなものは必要ないよ


 歓喜の歌

 降り積もる雪に感謝を

 これでお別れだね

 余韻に浸るあなたとの旋律


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
カップ麺を、冬空の下で肩を寄せ合い食べる情景が浮かびました。寒い外で食べると美味しく感じますよね。そこに互いの温かみも感じられたら、素敵なことですね。 恋愛の神様は、少し気まぐれな面もあるかも知れな…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ