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いろいろな短編

宿泊予約がはずれた

作者: ださいやさい

空港から直結する民泊を破格な値段で予約した。

ターミナルから出て歩いて3分、鉄条網にスダッフオンリーっていう看板があって、その下に穴が開いていた。口コミによると、この下をくぐって入るっという。

この時はすでに不気味を感じ始めた。反射ベストを着ている人と数人すれ違っても、怪しまれなかった。

また数分歩いたら、滑走路の下に細長いトンネルがあった。けど幅1.5人分くらいはある。

トンネルの向こうに、トリビア荘っていう建物があった。

セキュリティーは抜群だと思う。建物周りは有刺鉄線ばっかりだったから。

建物はボロボロに見えるけど、中に入ったら割ときれいだった。

チェックインに人がいないが、しっかりと英語やフランス語などの案内があった。

壁にグループ写真が貼ってある。釣り同士の写真から、トラクターに乗って防弾盾の持つ警察と対抗する写真まであった。

適当にシューズケースに置かれたアメニティ。1枚の紙から分かったのは、「空港建設に反対する会」が運営しているらしい。

3階建てに見えるが、上への階段は崩れ落ちて、床に放置されたままほこりもついてある。

泊められる部屋は長い廊下の奥にあって、実質1部屋しかない。


マットもベッドも快適さは平均レベルだった。

口コミに騙されていない。空港からのアクセスはいいことを感心しているが、どうしてもうるさくて眠れない。


今回の宿泊予約がはずれた。

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