ドMから学ぶ、ド底辺なろう作家の心の持ちよう
豆腐メンタルでもいいじゃない、あなたもドMになりませんか?
皆さんこんばんは、題名に惹かれてこれをお読みになっている方は、SとMどちらの方でしょうか?
このエッセイは基本、ドMのドMによるドMの為のエッセイです。
ドSの方は、是非全部読むなんて甘っちょろい事せずに、適当にブクマと評価つけて喜ばせた後、次の日に全消し。などの心をえぐる行為などしていただきますと大変喜びます。
さて、なろうに投稿されているド底辺作家の皆さん、PV、ブクマ、評価、感想欲しいですか?
ここ、なろうに小説を投稿されている方は、自信の作品を他の人に見てもらい評価を受けたい、と言う承認欲求の塊の方がほとんどでしょう。
しかし、努力も無しにPVやブクマが伸びるはずはありません。皆さん少なからず努力をされております。
ただ、PVやブクマを増やす為にはどうしたらいいんだろう?
と言う方は、今すぐ他のエッセイなどに、ブクマや評価の増やし方や感想欲しいならこうしろ! と言う自己啓発的な物も多数投稿されていますのでそっちに行って下さい。
こんなくだらないエッセイ読む暇があったら、そっち読んで勉強した方が遥かにマシです。
忘れていませんか? ここはドMのエッセイですよ? そんなもん増やしてどうするんですか?
ここは超が付くほどのド底辺の作家さんの下がり気味のモチベを、辛いものから快感へ意識改革&魔改造して私の仲間に引き摺り込……ゲフンゲフン。
さて、ドキドキワクワクしながら小説を投稿した後、しばらくしてもなんの反応もないしPVもブクマもつか無いからつまらない?
いいじゃないですか、元々そんなもんです。人目につかなくていいじゃないですか、ドM的にとってはこれもご褒美です。
要は気持ちの持ちようで、全て解決してしまうのです。
試しに全身全霊込めた全力の作品を週1投稿してみて下さい。これなら目を引くしPVもブクマも爆上げだ!! と言う自信たっぷりの物をです。
最初はボチボチPVもブクマもつくでしょう。でも、徐々に数も減ってきます。そこで、じっと待ちあえてPV0になるか経過を見て下さい。
そうするとどうでしょう……完全放置プレイを望んでいるのに何故か毎日PVが1〜2着いてしまうでしょう。
あなたは憤怒します。
なんでこの人達は私の作品を見に来てんの!? スコッパー? それとも私の事を考えて、わざとPVつけにきてくれるドSさん!? と考えるようになります。
こんな風に、望んだ事になりそうでならない、希少な焦らし人材の方がいるので、少ないPVでも意外と興奮します。
そしてそんな中、初めて『感想が書かれました』の赤い文字が点灯!? この少ないブクマの中からコメントを残してくれる方がいるとは!!
心躍らせてチェックすると『つまんね』の一言……。
はい、普通の皆さんは心が折れますよね?
そして、せっかくの楽しい投稿が急につまらなくなり、すぐにエタってしまう。
……勿体無い。非常に勿体無い!
私からしたら、なんと言うご褒美でしょうか!
つまらなかったら普通は何も残しません。無視です! 書くだけの労力が無駄なのですから!
しかし、この感想を書いてくれた方は、スルーしたら良いものを、わざわざ感想と言う形ある物にして作者を虐めに来ています!
つまり、ツンデレです。
否定的、辛辣、罵倒、否定、粗探し……。
全て読まないと書く事が出来ない感想なのです。
こんな事書いておきながら、しっかり読んでるじゃない……。
その健気さにハートはズッキュンです。
もうね、『ゼロの使い魔のルイズ』とか『とある魔術の禁書目録の御坂美琴』並のツンデレ具合です。
そんなドMな心でキツイ感想を見るとニヤニヤが止まりません。
どうでしょうか? ドM最高じゃありませんか?
ここまで読んでくださった方は、もうすでにドMに片足を突っ込んでいるか、どっぷりハマっているかと思います。
えっ? 違う? お前と一緒にするな?
またまた、そんなご褒美いりませんよ。
しかし、ちょと飽きてきたドMの方には、もう少しお付き合いしてもらう為に少しSになりましょう。
「お前の人生の貴重な時間を、数分間無駄にしてやるから残さず読め!」
では、続きます。
そうしてボチボチ書いていると、ブクマも増え、嬉しい感想を書かれることも……。
『面白かったです。続き期待してます』
『頑張って下さい』
『続き早よ!』
普通の人は、ただただ嬉しいでしょう。創作意欲も湧いてきて、より頑張るはずです。それは努力の賜物と言っていいでしょう。
しかし、時間が経つと慣れてきてしまい物寂しくなってしまいます。
でも、ドMの考えは少し違います。
感想をくれた人は、賞賛を送っているのではありません。
自身の時間つぶしの快楽の為に、私の時間と労力を寄越せと言っているのです!
それは働きもせず、遊びの為に金をせびる堕落し腐ったヒモのように……。
これにそそられないドMはいません。
これによりブクマがたった1人で、感想がつかなくてもせっせと時間をかけて執筆してしまうでしょう。
例え無駄だとわかっていても、献身的に努めてしまうのは、ドMの美徳だと私は思います。
いかがでしたでしょうか? ドM的解釈で少ないPV、ブクマ、感想からでも自身のやる気を高め、快感を得られるドMは、人生の成功者と言っても過言ではありません。
この機会に何かとイライラしてしまうドSの方もドMへと方向転換してみては?
ここまで読んで頂いているのは、ほぼドMの方ばかりでしょうけどね。
まぁ、長らく色々書きましたがこのエッセイで私が言いたいことは……。
『酒に酔った勢いでこんな物書くな』
以上です。
なんでこんなの書いてしまったんだろう……。