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▼食べられちゃいます(家族村の設定あり

食べられちゃいます修正版


マイト台詞間修正

俺から見て右側から、ウェストホールド。わきの下に頭が挟まれてるし、左わき腹締まってるし最悪。


「そりゃ、やわらかいだろうけどさ。こんな事してたら女の子だと嫌われかねないからな?」


鍛えてないから筋肉なくてやわらかいのはわかるよ。男のときは無駄肉ついてなかったけどここんとこ食っちゃ寝してたし、女の人ならお腹触られるの嫌がるんじゃないかな?


一応食堂にいたから女の人のお客さんもいたし、胸よりおなか周りの方が女の人は気にするらしいから、本気でやめといたほうがいいよ。


そもそも、男だって特殊な趣味でもない限り人に触られるのいやだよ。


「サランでなかったらやらないし…」



「やらないじゃなくて、オレでもイヤなんだからさ」


「わかってるけど…」


離れがたい?やわらかいとか口にしてたし、それはもう男同士の気安さとかじゃないよ。


「完全なるエロ目的だとしか思わなくていいか?」


「…それは困る」


ゆっくりと手を離して体半分距離を開けたマイト。


手のひら見てるけど、腹とか背中に当たってたのは二の腕とかだからそこにはなんの感触も残ってないからな?


「…胸触っときゃよかった」


「おぉいっ!?」


おま、酒も飲めない年下襲ってなんになるんだ。

おっぱい欲しかったらそこらの色街のお姉さんに突撃してこい!!


「一個下の女の子と同居ってのがまた微妙でさ」


なんかマイトが語り出したけど聞かない方が身のためかもしれない。


「ウチの妹も、小さい頃は抱っこさせてくれたけど12になったら急に距離おくようになっちゃて、頭も撫でさせてはくんなくなるし女の子ってわかんないね」



ウチの村は過疎な上に男衆しかいなかったから何ら同意出来る状況を知らないぞ。

近隣にも若い娘なんていなくて長男の嫁探すのも困ってたくらいだからな。


まぁ、街には結構な数の若い娘さんいるけど、過疎村に嫁ぎたがる人も居ないわけだから、…積んだな故郷。


でも、幼なじみとかシチュエーション的には有りだろうけど、会って二週間もしない元男に逸れを求めてくれるなマイト。


「マイトはさ、男目線でもカッコ良くなりそうなんだから、ちゃんとした女の子相手に恋愛しないと後大変だぞ。

いくらオレに構っても、呪いだって一生元に戻らないとは限らないし、オレとしてはギリギリまで街で働いて最悪修道院で匿って貰うつもりなんだからな。」


「え、冒険者は?」


「マトモな依頼なんてマイト達とやったのが初めてだよ。冒険者なんて、最初の装備揃えるのでピーピーしたのに壊しちゃって、今は活動してないんだって言ったろ。」


「でも、薬草取りはしてたんじゃないの?」

「…それ、ききたい?」


「なに、なんか秘訣でもあるの?」


山に入らない事はないんだけど、獣に追いかけられて必死に逃げてるだけでほとんど探索なんかできないんだよ。

ドブのとことか植え込みとか雑草の中に生えてたりするの見つけたりしてただけなんだよね。


「…ドブの薬草って」


「希少な薬草とかになると、ギルドも場所は聞かないからね」

前日に、立ちションされたりしててもわかりません。


「そもそもの話、毛皮がウサギじゃ追われて当然だよ」


「わかってても他にやりようがなかったの!!」


投げナイフじゃウサギくらいしか狩れないから仕方なかったんだよ。本当なら、この辺りで強い魔狼とかの毛皮なら余計な捕食者は来ないんだろうけど、魔狼の毛皮なんて普通に高いから買えなかったんだからね!


しかも群れで行動するから、狩りになんて行こうものならエサになる確率の方が高いんだから無理だよ。


「でもウサギはまずいよ」


…毛触りはいいんだけど、身に付けちゃったら食べてくださいだよね。


「噂だと、わざわざウサギの匂いでおびき寄せてるだなんて聞いてたのに…」


「お金くて、ウサギの皮を身に付けて更なるピンチを招いてた時期があったのは間違いないです」


ギルドにウサギ以外持ち込まないから、向こうはウサギ一択しかないと分かってるんじゃないかな。

魚捕まえに崖の下の沢に行ってついでに薬草もとったりしたけど、崖したより街中で見つけた薬草のが多いからねー。


ギルドに売るとき毛皮来てくけど、倉庫に帰るとき素顔だと恥ずかしいから被ってただけだし。


でもまあ、オスウサギなんてメスウサギの匂いに釣られて自分からよってきたりしたくらいだから、ウサギを狩るには楽でよかったかな。

それに、ウサギとは言え獣毛だから、グルグル巻きつければ一回くらいは牙やら爪やら防いでくれるんだからバカに出来ないんだよ?


「素材はバカに出来なくても身につけるのは止めようよ。そんなの身につけてたらゴブリンやらウサギやら寄ってくるわけだよ」


「いくらなんでも、いままであんなにたくさんきた覚えないよ」


「あれが毎回なら囮だけでお捻り貰えるよね」


「囮商売なんてあったかね」


「進んで囮やる人はまずいないね」


「…ダメじゃん」


単位が百とかクナイもどんだけ持ち歩かなきゃならないかわからないわ。


クナイ一個がちょっと大きめの石くらいの重さあるんだから、全部一撃でも最低百個とか持ち歩けんわ。


「女の子で囮役なんて立場弱くなるだけだからやめといたほうが無難だよ」


「そりゃそうだよね」


自分から囮をかってでたら魔物に何されても文句言えないのは確かだよ。


「そして囮の少女は手足を縛られ男達の慰み者にされ…」


「ここで、エロにいくお前がコワい」


加害者は人間でした。


マイトの妄想力は危険度が高すぎる。

( ̄人 ̄)

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