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記憶の彼方

それは運命なの________


彼女の運命が真実ならば受け入れなさい。


『またね。次にあった時はまた構ってね』


世界には決められた運命がある、と誰かが言った。

それは変えることの出来ない絶対的なものだと。

運命は残酷なほどに呆気無く、呆れるほどに単純なものだと。



世界がもし2つあるとしたら______?

わたしたちの運命は変わるのかもしれない・・・・・・・

誰かが呟いた______




極普通の生活を送ってきたはずのマシロは気づけば、異世界にいた。


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