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第8話 始まりの平原

「門番さんありがとー!」


 ボクは焼き鳥を食べながら門から出てきた。

 おーおー、初心者マークの冒険者がわらわらおる。

 頭の上に名前浮いてるしみんなプレイヤーかな。

 マント付けてるのはパッと見ボクだけみたい。

 なんか目立ってて嫌だな。

 ちょっと離れたところに行こう。


 あ、ゴブリン発見。

 小手調べ、行ってみよ!


 ゴブリンの装備は布切れに棍棒。

 棍棒に当たると痛そうだけど俊敏重視だし大丈夫でしょ。


【疾走】!

 かーらーの飛び蹴り!!

 あ、吹っ飛んでった

 そのまま追ってワンツー、ワンツー、アッパー!


 ちょっと待って。

 この連撃だけで死ぬって弱すぎない!?

 ボクの動きに全く着いてこれてないじゃん。

 このマントのおかげっていうのもあるけど遅すぎるよ。

 さっさとレベルあげて次の場所に行こう。

 いや、依頼分だけ倒したら森に行こう!

 つまらなすぎる!


 そして5分もしない内にボクのインベントリにはゴブリンの爪が5つはいっていた。

 こんなものいらねー…

 垢とか溜まってるし触りたくは無いな…


 ボクは「森の中は敵が強いから気をつけろ」というおばちゃんの忠告を無視して入っていった。

 キキキ、チチチと何かの鳴き声がする。

 思っていたよりも光が入っていて明るい。


 しばらく歩いていると視界にウィンドウがポップしたあそこに薬草の群生地があるみたいだ。

 採取した薬草を鑑定してみる。


『 薬草』

 レア度1︎ ︎ ︎ ︎品質E

 怪我を僅かに癒す効果がある。


 情報少なっ。

 これって鑑定のレベルが足りないのかなあ。

 それとも薬草が役たたずなだけなのかな。

 どっちもありそう。

 1つにつき50リルで買い取ってもらえるしインベントリに入る限り採取していこう。


 一つ一つ鑑定しながら採取しているとあることに気がついた。

 丁寧に取ると品質が上がることだ。


『 薬草』

 レア度1 品質C

 怪我を少し癒す効果がある。


 品質が上がると説明も少しだけ変わっている。

 買取額が上がるか分からないし10本位丁寧に取っていこう。

 そうこうしていると横から何かが飛び出してきた。

 なんか象みたいな鼻の猿だ。

 モンスターみたいだし倒すべきかな。


 ボクがそう考えていると手に持っていた石を投げつけてきた。

 危なっ!

 よく見たらこれ糞やん。

 危うく頭に当たるところだった。

 よし、コイツは倒す、絶対に。

ーーーーーーーーーーーーーーー

【鑑定Lv.1】

 物や人の情報を見れる。レベルにより見れる情報に変化がある。


ーーーーーーーーーーーーーーー


お読みいただきありがとうございます!

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