表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/18

第18話

 広場を離れたサーシャとヤオはダンジョンへ移動していた。

 鬱蒼と茂った森の中に見えてきたのは狭い入口の洞窟だった。

 2人はその前で立ち止まった。


「ねえ、サーシャここが例の?」

「そうだよ、君ぃ」


 黒い笑みを浮かべて笑い合う2人だった。

 そしてヤオはここがダンジョンだとういう確信を持っていた。

 なぜならその洞窟の入口にウィンドウが浮かんでいたからだ。


 ーーーーーーーー

 塒を巻きし霧ヶ峰

 推奨レベル:17

 ここに入りし者はその正体を目の当たりにすることはないだろう。心してかかれ。


 ーーーーーーーー


 事前にヤオから聞いていた通りウィンドウには推奨レベルと共にヒントも表示されていた。

 この表示が無いダンジョンも多いそうでそういう場所はもっぱら攻略組が潜っているそうだ。

 しかし、このダンジョンは攻略法が未だ見つかっていないらしく攻略組以外の中堅どころや初心者のプレイヤーも見えない。

 最初は攻略組も数人潜っていたらしいが諦めたとのことだ。


「こうして見ると全然強そうなモンスターが居そうにないね。それこそゴブリンとかそういうボクが攻撃をくらいそうもないのしか出てこなそうだよ」

「油断は禁物よ。あのトップ層ですら諦めたダンジョンなんだから気を引き締めていかなきゃ。それじゃ準備はいい?先に入るね」


 サーシャはそう言い残しダンジョンの入口へ進んで行った。

 ヤオはその後ろを慌てて追いかけるのだった。


お読みいただきありがとうございます!

もし面白いと思った方は評価やコメント、ブクマをよろしくお願いします!

コメントは(`・ω・)bグッ!やニャー!だけでも大丈夫です!


ツイッターでアカウントを作ったのでよければフォローをお願いします!!

@RiRi_RiRi_book

@RiRi_RiRi_vo


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ