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異世界で活躍する俺ってカッコいい?  作者: 高本浩二
第1章 はじまりの街
6/7

05話 魔法は詠唱より無詠唱の方がカッコいい

 俺は国王からお礼をしてもらい金貨や家を紹介してもらった。そんな俺は絶賛暇人中だ。


 俺は突然思いついたことがある。それは魔法って、、、、詠唱より『無詠唱』のほうがかっこよくね???

と、、、。


「おーいココアー。無詠唱で魔法唱える方法知らね?」


「はあ?そんなの知らないし出来るわけないじゃん。」


 ココアはとても冷たい目で馬鹿にするように言ってきた。ユウキはできないと言われ魔物の話をした。


「でも、この間戦った、、、一夜、、、?は無詠唱だったぜ?」


 ココアは呆れた様子でため息をついた。その後口をゆっくり開き語りだした。


「はあ、、あんたねぇ何にも知らないのね、、、。・いい?無詠唱は唯一人間には不可能と言われているの

。しかも人間だけじゃないわ。魔物以外できないと言われているの、仮に出来たらそれはもう革命よ!」


「そうなのか、、、。でも無詠唱って言ったら思い込みが大事だと思うんだ。こうこうっ。。。」


 ユウキは心の中でイメージしてみた。


「ほらね?できないでしょ?無詠唱なんて、、、、」


 その時だった。ユウキは何も唱えていないが手から火が出始めた。それを見たココアは腰を抜かすほど驚いていた。なぜかユウキは優越感に浸っていた。


「ほら!やっぱりイメージなんだって!」


「うそ、、、そんなに簡単に転生者は無詠唱ができるの?」


 ココアは未だに驚いていた。


「はあ、あんたってやつはなんでも出来ちゃうのね。もう参ったわ。」


「だろー?やっぱ俺って天才だな!」


「自分で言うな!」


 ココアのツッコミはいつにもましてきれていた。


「そんなことよりアンタ、今からまた国王に会わなければならないわ」


 急に深刻な顔をしてココアは語りだした。疑問に思い聞いてみた。


「どうしてだ?もう礼ならもらったし、忘れ物もないだろ。」


「そういうことじゃない!あんたが無詠唱で魔法が唱えられるからよ!」


 ユウキは不思議な顔をしてココアに問いかけた。


「どうしてそんなんで行かないといけないんだ?」


 ココアはまたため息をついた。


「はあ、、、あんたって馬鹿なのか分かんないわ。そりゃ行かないとダメよ。だって今までの魔法の歴史が変わりつつあるんだから!それに無詠唱のやり方をレポートにまとめなくちゃならないのよ」


「まじか、、、そんなにやばいのか、、、」


「そうよ、、あなたはとんでもないことを、、、」


「まとめるとかマジめんどい!!!!!」


「そっちかい!」


 やはりココアのツッコミのキレがましている、、、、。


「無詠唱のこと今はだまっとかね?後にバレるんだからよ」


「うーん、、、、仕方ないわね。今回だけよ。」


 なぜかあっさり許してくれた。本当に今日はココアは調子がいいのだろうか。


 俺たちは慣れない家で寝ることになった。


  

 一方魔王軍の状況は最悪だった。


「ユウキ待っていろ、、、、この二葉が殺してやる、、、、」


「いいや、お前はまだでなくていい。」


「は!魔王様!しかし一夜がやられました。私が出るべきでは、、」


「いいや、でなくていい!」


「わ、分かりました、、、」


「だが様子を見てでさせるか考えよう」


 魔王は悪巧みをしていた。魔王は手下のことははっきり言ってどうでもいいらしい。人間を全滅できれば、、、、、。魔王は人間に恨みがあった、、、、。


「私の夢を奪った人間ども、、、」

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