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「陛下!クロノア妃が出産されました!」
城内に響き渡る王妃の出産。
「なんだと!性別は?男か?女か?」
「女の子とのことです!」
「そうか。女の子か!」
喜ぶ国王。
「おめでとうございます。陛下」
「ありがとう。さっそく子供に会いに行くぞ」
「公務が終わってからにしてください」
「そこをなんとか」
「ダメです」
「つれないのう」
「あなたはこの国の王なんですから」
「分かった。日が暮れるまで我慢しよう」
この後、陛下は無事子供に会うことが出来た。