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1-12.邂逅

前回からとても時間が空いてしまいましたが再開!!


犯人は書きたい気持ちはあったが他にやりたいこともあり等と証言していますが、

取り敢えず再び書き出したので許してやってください笑

カツッ、カツッ ―

洞窟の中に足音が響く。


今しがた軽く振った剣は、的確に2体のゴブリンの首を切り裂いていた。

既に一仕事終えた後だったその男だが、この程度は虫を払うのと大差ない。

足を止めるまでもなく、まるでメトロノームのように規則正しい歩調のまま進んでいった。



カツッ、カツッ ―


反響する足音が近づいてきていることに気付きヒロは目を開ける。

ぱっと周囲を見渡すと、横に置いていた剣を手に取り立ち上がる。

体は快調とは程遠いものの先ほどよりかは軽い。


ゴブリンの足音とは違う気がする。

どちらかと言えば硬いブーツのような印象を受ける。

一瞬人間なのではという考えが浮かぶが、この森の状況を思い出しやはり魔物の可能性が高いと気を引き締める。


だが気が付くのが遅かった。

既に足音は近く、今駆け出しでもしたら向こうを刺激してしまうかもしれない。

音の方向に注意を向けつつ、ゆっくりと音を立てないよう細心の注意を払いながら岩陰に移動する。


そのまま少し待てば洞窟の奥側から人影が現れる。

間違いなく魔物ではなく人だ。


どちらかと言えば小柄で一瞬安堵するも、尋常ではない気配を纏っている漆黒の鎧にあとずさる。

よく見れば顔の上半分も同様の仮面に覆われていて不気味さを放っており、何よりも腰からぶら下げている剣からは禍々しい空気が滲みだしている。


「そこにいるやつ。出てこい。」


広間に入るとすぐ足を止めてこちらを向いた男が声をかけてくる。

口調は淡々としていて怖さを感じないが明らかに関わってはいけない雰囲気がする。

思わず剣を握る手に力が入る。


「はぁー。マギアゴブリンを倒したのはあんただろ?

逃げたちびっこゴブリンは俺がやっておいたから安心しろ。

それにこの森の異変ももう収まる。お前の手柄ってことにしておいていいぞ。」


「……。あなたは何者なんですか?」


少なくとも問答無用で襲われることは無さそうだと判断し、

剣を構えたまま岩陰から一歩外へ出る。


「お前はこの前の…。この場所だとアストフ村か?」


自分を見て少し驚いた様子の男が何かを口ずさむも、よく聞き取れない。


「あのぉ…」


「悪いがその質問には答えられない。知らない方が幸せなことなんて、この世界にはいくらでもあるだろ?もう会わないことを願っているよ。」


質問に答えず一言残した男は、一瞬影に包まれたと思えば姿を消していた。


知らぬうちに止まっていた呼吸が再開すれば冷や汗が噴き出してくる。

思い返してみれば人であることは間違いないだろうが、つい先ほど倒したゴブリンとは比べようもないほど危険な気配を纏っていた。

得体が知れないとは正にこの男のような者を言うのだろう。

最後に言っていた言葉も嫌に引っかかるが、今は時間が惜しい。


色々とありすぎて体も頭も悲鳴を上げているが、

水魔法で軽く喉を潤せば当初の目的であるキリユキ草の採取に向け、洞窟の外へ足を進めていった。





「王よ、少しよろしいでしょうか?」


「ケルンか、随分と早いじゃないか。」


「急ぎご報告したいことがあり最速で戻ってまいりました。」


「取り敢えず、何度も言うけど二人の時はもっと楽にし――」


「こっちこそ何度も言うけど公私はしっかり分けたい派なんで。」


崩れた口調に王と呼ばれた男は少し笑みを浮かべて話の続きを促す。


「アストフ村にて勇者一名を確認しました。正確には村ではなく南にある森の浅い所ですが。」


「アストフの南の森と言えばイナファの森か?とすると?」


「ええ、例の任務の後に洞窟で遭遇しました。1回くたばるところを見たので勇者で間違いありません。来たばかりなのにご苦労なことですね。」


「そうか……。アストフからとすると、次はカセントか?丁度いいな。」


「ではいつも通りに?」


「そうだな、連絡を入れておいてくれ。」


「了解いたしました。」


取り敢えず、お久しぶりです。

(固定で読んでくれている方がいらっしゃるのか知らないのであれですが…)


何でこんなに時間が空いてしまったかというと、

ちょっと作曲してみたりしていたというのが一番の理由でしょうか?


元々面白い趣味探しで書き始めたので、

切りが悪い所で放置していましたが、まぁいっかとなってました。

申し訳ない。


作曲は本当にやってるんですよ(しれッと宣伝)

https://youtu.be/pEe3GzDmlf4

※こっちの投稿もそこそこ前じゃんは言わない約束でお願いします


さて、謝罪が済んだところで今話の話へ。


新しい登場人物が2人、「王」と「ケルン」が登場しました!

雰囲気で察せられているかと思いますが、

所謂始まりの村近くのダンジョンには本来いないタイプだけど、

オープニングに出したい的な立場の2人でした。


色々しゃべりたい気がしますが、

下手なこと言うと致命的なネタバレになりそうなので、内容の補足と設定開示を少し。。。


ケルンの発言で主人公ヒロが一度死んでしまう所を見た後にもう一度出会ったから勇者と判断した旨の発言が最後にありましたね。

うーん、勇者がリスポーンする世界では当たり前の判定に思われますね。


では何故ヒロは覚えていなかったのでしょうか?

基本的にリスポーンするからと言って記憶がなくなることはこの世界ではありません。

が、最初にリスポーン地点を更新するまでの間に死んでしまうと…ということのようです。


少なくともヒロは1回そういうことがあったようですが、全部で何回だったんでしょうか?

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