表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シャドウキラー  作者: 上鍵心之輔
47/50

48

「少しやりすぎたか…」ボスはため息をついてから「す、すみません!」すぐに入ってきた666番は慌てて誤った。「いや、警戒するのは当たり前のことだ。警戒しないほうが悪い」それを聞き、ボスだと思って警戒しなかった333番と666番が少し目を背けた。

「とりあえずここから侵入が可能だ。もう知っているだろうが」ボスはそのまま前に進んだ。「この先にいるはずだ、奴が」彼は早足になった。「この建物のことはどうでもいい、命令だ、この建物は壊れてもいい、直ちに奴、999番を殺せ」

その言葉を聞いたとたんにデリルガが動き始めた。「その命令、」彼は立ち上がり、構えをとった。「本当に…」デリルガは壁めがけて突っ込んでいった。「脳筋ね」彼女も走り出した。

「絶対に見つけてやる!」デリルガは久しぶりの楽しみを味わった。

「もう止めても無駄ね」333番も同じ楽しみを味わっていた。理由は簡単だ。今殺そうとしているのが自分の元先輩的な存在なのだから。


デリルガは部屋から部屋へと壁を突き抜けて進んだ。「いないな…」デリルガは少し頭を悩ませた。「とりあえず…」彼はすべてのものをひっくり返した。

ソファ、ベッド、タンス、机、椅子、考えることができるあったものすべてだ。すると、地面にドアがあった。「これか!」彼は悩みもなしに飛び込んだ。

だが、彼は気が付かなかった。そのドアは鉄で作られていることに。

彼が入ると、うえでガチンという嫌な音がした。「やべ」さすがの彼にも分かったようだ。今の状況がどこまでやばいことかを。

彼は飛び上がり、ドアをぶち明けようとした。普通なら軽々とできる。だが、今回のドアは違った。何回殴っても運ともスンとも言わなかった。

すると、上に誰かが現れた。黒いマスクをつけた体中黒い男だ。二言言葉を言い残し、その場を去った。「お前に私が殺せるわけない」と、「その戸は壊すことができない。せいぜい頑張るがよい、無駄だがな」と。

だが、デリルガはにやりと笑った。そして、また二言だけつぶやいた。「そんなの簡単じゃないか」と、「いい情報をありがとよ」と。

彼は抜け出す方法を見つけたのだった。壊せないドアが立ちはだかっているのに。

そのことを黒男は気が付かなかった。「我が名不明、我々の前に立ちはだかるもの死に至る」


デリルガはなぜか天井をたたきまくっていた。ほとんど傷もつけていない。ひびが入っているだけだ。だが、それが目当てなのかも知れない。

ついに天井が崩れ落ちた。普通ならもっと殴って外に出るが、彼は違う考えを持っていた。しかも、彼は音を頼りに動いているのだ。

彼は今、目も鼻も口も使っていない。理由は簡単、使えばせき込むか、少しの間使えなくなるからだ。天井を壊せば大量の埃が舞い、土が落ちてくることは十分予想していた。

なので、彼は息を止め、目を閉じてとにかく重力と耳を頼りに壊していたのだ。その次には壁だ。壊れるとほかの壁をすべてぶっ壊した。「このぐらいあれば大丈夫か」彼は心の中で呟いてから埃が収まるのを待ち、かけらを拾い上げた。

彼はこのかけらを使い、何かをするのだった。

「脱獄するぞ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ