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シャドウキラー  作者: 上鍵心之輔
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「あなたたちは金にしか目がないのですか…」666番は二人をあきれた眼で眺めていた。

「こいつと一緒にしないでよ」そういったが、誰1人、心を変えなかった。無論事実だからだ。

報酬に目が入ってしまっていたから、333番は文句を言うことができなかった。

「と、とりあえず見つけるわよ」3人は片っ端から探すことにしたが、真昼間だった。なので、屋根を飛び越えていたら怪しがられ、警察などに見つかる可能性があった。

なので、3人は変装した。立ったマフラー1つと上着一枚でだが。「2人とも…」2人はどうやら町で楽しんでいるようだ。「別にいつものように暗くいなくても明るくいたらどう―?」

すると、666番は変なことを言った。「見せ、でもいいですか?」「へ?いいけど…」2人はその後、信じることのできない行動を見た。「それでは…」彼は目を閉じ、静かに一息した。

目を開けた時には目の見た目や気配も変わっていた。完全に。「んじゃ、まずはどこから回る?」2人は完全に茫然とした。「6…66番だよな」「うん…」2人の前にはいつものように全く笑わない666番ではなく、めちゃくちゃ明るい666番…だと思う。

「そういえばシャドウキラーって誰でもだませるほどの変装名人だと聞いたことが…小さいころから変装を教え込まれていたとか…しかも彼らは性格も自由自在だから警察は指紋やDNA(Deoxyribo Nucleic Acidか、デオキシリボ核酸)を習得することしか手がかりが見つからない。しかし、なにひとつ手がかりがつかめてないって。つかめたとしてもどうしてシャドウキラーだと思えるかのカードだけ。だけどそれで毛ではしゃどうきらーということを決めることができない。もしかしたらこのニュースは偽物かも」しかし、333番は偽物だとは思わなかった。「新聞は偽も度かもしれないことは信じるわ。可能性はある。でも、事件など起こっていないということは嘘じゃないと思うのよ」2人が話していると、666番が割り込んできた。「偽物って?」「そ、それは~…」2人は彼の代わりにまだ慣れていないのか、およおよしている。

「そうだー、あそこから探そうかー」完全にわざとかというようにデリルガはたったったと走っていった。「そ、そうしましょうかー」2人は奥へ走っていき、666番は慌てて追った。本当におかしくなってしまった気がする。

「いないな…」デリルガは諦めたかのように座った。「いや、普通ならこんな簡単に見つけれるわけないでしょ。相手は僕たちに化けたAnonymousなのだから」彼は駆け回っていた。「ほんと、誰?」333番は目を細めた。

「何が?僕は辺李(なべり)…あ」彼はヤバいというように口をふさいだが、もう遅かった。「辺李ってどういうこと?」333番は目をしかめた。「な、何でもないよ」しかし、333番はそんな簡単にだまされなかった。

333番は目をしかめ、もっと強く聞いた。「あ・な・た・は・だ・れ・?」すると、666番…に化けた辺李はため息をついた。「分かったよ。話すからその目はやめてくれ。出て来いよー」手をたたくと、めちゃくちゃデカかった。大体新品の大太鼓が一発で破られるほどの威力があった。少しすると、666番がもう一人出てきた。「彼が本物の666番だ。っていうか本物の名前で呼ばないのか?」彼は頭をかしげた。「本物の名前って…名前はなかったんじゃないの?」「彼の名前は…」そう言おうとすると、口をサッと666番にふさがれた。「言ったら殺すぞ」「ムムムー(あいよー)」彼は手を外されるとフーと息を吐いた。

「それで、どうやっていつ変わったの?」333番は目つきの怖さは消えていた。どうやら事実を知ったからだろう。「どうやって課は簡単だ。僕たちは僕が目を閉じたときに変わった。僕が跳ねのけて彼が僕に変装した見た目でその全く同じ位置に立った」2人はボーっと思い出した。「あんな一瞬で変わったの!?」2人は考えてからめちゃくちゃ驚いた。

そ、そうだけど…

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