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1話で分かる。これまでのあらすじ。

 ※※※ !! ネタバレ注意 !! ※※※


 ここまでの話をダイジェストで記載しております。

 これさえ読めば、「〇〇〇の神の申す事には」を知らない貴方でも安心! ばっちり話について行けます。


「まだ読んでないし、あんまり興味ないかも」って方も、この1話を読んで興味を持ってもらえたら嬉しいなっと。


 ――――――――――――――――――――――

 ――――――――――――――――――――――

【登場人物】

 (りく)  ……主人公君。高1。へたれ。幼馴染(おさななじみ)の危機を知り立ち上がる。

 咲久(さく) ……ヒロイン。高1。陸の幼馴染。氷室(ひむろ)神社の娘。

      1週間以内に破滅する。

 奇稲田(くしなだ)……氷室神社の御祭神(ごさいじん)の一柱。

      陸に神託(しんたく)を授けた。

 海斗(かいと) ……陸の友人。高1。さわやかメガネ。マイペース。

 ひまり……咲久の先輩。高2。弓道部。ちょっと怖いけど、かなり頼れる。

 雨綺(うき) ……咲久の弟。小6。やんちゃな犬みたいな子。

      特に陸を見かけると、ちょっかい出さずにはいられない。

      ※なお、本あらすじでは出番がカットされた模様。

 朱音(あかね) ……迷惑系・女子。高1。通称・シュオン。根はいい子。

 知流姫(ちるひめ)……破滅の導き手。桜花の散る様を神格化した存在。

      木花知流姫(このはなちるひめ)


 ――娘の身に破滅が迫っておる――


 高校入学から一ヶ月ほど経った連休中のある日。

 主人公の(りく)は、ふとしたことから「幼馴染(おさななじみ)の破滅」と言う不吉な神託(しんたく)を授かった。

 彼は川薙(かわなぎ)女子高校に通う幼馴染の氷室(ひむろ)咲久(さく)を守るため、川薙(かわなぎ)氷室(ひむろ)神社の御祭神(ごさいじん)奇稲田姫(くしなだひめ)とともに、破滅回避の道を探るため奔走することに。


 ◇ ◇ ◇


 神託で示された期間は7日。

 けれど手がかりはほぼなく、あるのは、持っていると奇稲田とお話ができる古い鏡の欠片だけ。


 それでも咲久を守ろうと行動を起こす陸だったが、早速事件は起きてしまう。


 神社の絵馬掛(えまかけ)けの倒壊に、咲久が巻き込まれたのだ。


 しかしこれは間一髪のところで咲久を守れた陸。

 これで破滅は防げたのでは? と、(あわい)い期待を抱いた陸だったが、奇稲田は言う。


「この程度で破滅は終わらない。今回の件、どうやら邪悪な神霊が(から)んでいるらしい」


 奇稲田の言葉に、自分一人では限界があると悟った陸は、仲間を(つの)ることを決意した。


 ◇ ◇ ◇


 陸は仲間集めに着手した。

 最初の候補は長谷(はせ)ひまり。咲久の先輩だ。


 けれど陸、やることすべてが裏目に出てしまう。

 ひまりを勧誘するどころか逆に怒らせ、そのことを知った咲久に叱られ、しまいには奇稲田とケンカして口を利いてもらえなくなってしまう始末。


 次の事件が起きたのはそんな時だった。


 迷惑系動画を作成しているらしい男女二人に、咲久が()められたのだ。


 しかし、この事件は陸の仲間集めの転機となる。

 なんやかんやで迷惑系の二人を撃退すると、さらにすったもんだの末にひまりと和解、勧誘に成功したのだ。

 しかも彼女の他にも、級友の小宮山(こみやま)海斗(かいと)と、咲久の弟・雨綺(うき)までもが仲間に加わるという絶好調ムーブ付き。


 けれど陸の快進撃は、長くは続かなった。

 先の事件で知り合った迷惑系・女子こと福士(ふくし)朱音(あかね)が、夜の交差点に陸を呼び出すと、その本性を現したのだ。


 朱音から漏れ出る禍々(まがまが)しいオーラに恐れおののき逃げ出す陸。

 しかしその別れ際、朱音は言う。


「明日迎えに行きますから、氷室さん共々首洗って待っててくださいね」


 こうして破滅騒動は最終局面へと向かう。


 ◇ ◇ ◇


 決戦の舞台は川薙(かわなぎ)女子高校。


 陸とひまりは咲久を守るため、咲久が受講している土曜講義に参加していた。

 けれどその昼休み。咲久は、同じく土曜講義に参加していた朱音に何かを吹き込まれると、陸を引っ叩いて逃げ出してしまう。

 ひまりは、咲久を追いかけるよう陸に指示すると、自身は朱音と対峙することを選んだ。


 ◆ ◆ ◆


 4階廊下で咲久に追いついた陸は、苦境に立たされていた。

 咲久の言うこと成すことすべてが滅茶苦茶で、しかも今にも窓から身を投げてしまいそうなのだ。


「娘の霊魂が荒ぶっておる。これも相手の神霊の仕業じゃ。心してかかれ」


 奇稲田が言う。


 しかし陸は、偶然から生じた一瞬の隙を突くと、咲久を(しず)めることに成功。

 陸は、その場に居合わせた咲久の友人に気を失った咲久を任せると、ひまりの救援へと向かった。


 ◆ ◆ ◆


「人を殺してしまった」


 ひまりの元に到着した陸が聞いたのは、ひまりのそんな一言だった。

 これも敵の神霊の仕業か。と、ひまりの錯乱(さくらん)の原因を看破し、正気に戻そうとする陸。


 しかしその見立ては誤りだった。

 ひまりは陸から奇稲田の鏡を奪うと、その鏡を破壊。塵に変えてしまったのだ。


 ひまりは敵の神霊に乗っ取られていた! そう悟った陸だったが後の祭り。なす術もなく追い詰められてしまう。

 そんなピンチに割って入ったのは朱音だった。

 朱音は機転によってひまりにパニックを起こさせると、その隙に陸を連れ立って逃走。

 途中で、学校周辺の警邏(けいら)からこちらに向かっていた海斗とも合流し、三人は校外へと逃げた。


 ◆ ◆ ◆


 校外へと逃げた陸たちは改めて作戦を立てようとした。が、ひまりはそれを許さなかった。

 ひまりは咲久を人質に取り、今すぐ戻ってくるよう陸にメッセを送ってきたのだ。


 再び苦境に立たされた陸は、「自分が(おとり)になっている隙に、海斗と朱音が二人がかりで咲久を救出する」という作戦を急遽(きゅうきょ)立案し、学校に戻った。


 ◆ ◆ ◆


「咲久の破滅なんてどうでもよかった。だって本当の狙いは貴方だから」


 咲久を救うためにひまりの懐へと飛び込んだ陸に待っていたのは、敵の神霊の意外な告白だった。

 今さらになって知った敵の真の狙いに、どうすることもできない陸。

 そして陸は、間髪(かんはつ)入れずに仕掛けられたひまりの精神干渉により、常世(とこよ)黄泉(よみ))へと()とされてしまい……


 ◆ ◆ ◆


 作戦に従って、咲久を救出する隙を(うかが)っていた朱音だったが、陸がひまりに操られたと知ると作戦を放棄。陸を助けに入った。


 けれど朱音の力ではどうすることもできず、逆にひまりに(あわ)れまれ(ののし)られる結果に。

 しかし、これに朱音は奮起(ふんき)した。

 一度は()えた気持ちを(ふる)い立たせると、乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負にでたのだ。そして……


 ◆ ◆ ◆


 一方で、常世へと堕とされた陸は、そこで一人の女性に出会った。

 布で顔を覆い隠した「怪しい」としか形容しようのないその女性。

 けれど陸は、彼女に()も言われぬ信頼感を覚える。

 親切な彼女は、陸が本来ここに来るべきではない存在だと知ると、現世(うつしよ)への案内を買って出てくれた。

 短い交流の中で、彼女の正体に気付きハッとする陸。

 けれど、陸がその正体を確かめる前に別れの時は訪れる。


「ありがとう……ございましたっ!」


 あれは紛れもなく自分の母だった人。一瞬の再会に涙した陸は、現世へと続く坂を駆け上った。


 ◆ ◆ ◆


 陸が現世に戻ると、そこにいたのは全身ボロボロになりながらも、健気に自分を呼び戻そうとしていた朱音と、眠ったままの咲久。そして気を失っているひまりだった。

 今の内に。と脱出を試みる陸たち。

 けれど寸でのところで目を覚ましたひまりに阻止される。


 思わぬ痛手に怒ったひまりは、不思議な力で咲久と朱音と教室の外へと放り出すと、陸と一対一の状況を作り出す。そして――


 ――我ガ権能(ケンノウ)()ッテ(メイ)ズル。コノ花等(ハナラ)()レ――


 教室が――枯れた――


 ◆ ◆ ◆


 教室全体に「枯れ」という名の死が広がる中、陸は活路を求めて窓の外に出た。

 しかしここは4階。ひまりに往生際(おうじょうぎわ)の悪さを(わら)われた陸は、敢無(あえな)く手がかりを奪われ転落してしまう。


 終わった。――今度こそ死を覚悟した陸。


 しかし陸は死ななかった。

 鏡の消失によって消え去ったと思われた奇稲田が顕現(けんげん)し、陸を救ったのだ。


 そうして教室に舞い戻ってみると、そこには力を使い果たし苦悶(くもん)するひまりが。


「勝負ありじゃな」


 奇稲田が言った。


 ◆ ◆ ◆


 こうして邪悪な神霊こと木花知流姫(このはなちるひめ)は正体を現した。


 知流姫はクシナダの一喝(いっかつ)で正気に戻り、乗っ取っていたひまりの体も解放された。あとは咲久が眠りから覚めるのを待つばかり。


 これで解決。と、やり遂げた気分の陸。


 しかし奇稲田は、そんな陸に衝撃の事実を告げる。


「氷室の娘は……もう二度と目を覚ますことはない」


 ◆ ◆ ◆


 告げられた事実に、陸は呆然とし、憤り、そして悲しんだ。

 その様子に心を痛めた奇稲田は、その場にいた各位に礼を述べると、陸に言う。


「わらわはこの身と引き換えに、娘を救うこととした」


 そして止める(いとま)も与えず、儀式に入る奇稲田。


 陸は止めに入ろうとした。けれど知流姫に(はば)まれてしまう。


 こうして儀式は止まることなく進行し、奇稲田から強い閃光が放たれ……


 陸が目を開けると、そこに奇稲田の姿はなかった。


 ◇ ◇ ◇


 神託の期限となった七日目。


「オレ、人との距離をもう一歩詰められるようにしようと思う」


 陸は氷室神社の前で、自らの抱負を語っていた。

 時折聞こえてくる奇稲田の叱咤激励(しったげきれい)

 本当に聞こえているわけじゃない。彼女ならそう言うだろうと陸が想像しているのだ。

 けれど……


「あのさ……クシナダ様、どうしているの?」


(どうして? そんな言い方、わらわがいちゃ悪いみたいに聞こえるんじゃが?)


 奇稲田は消えていなかった。彼女は身体こそ失ったけれど、「真なる奇稲田の鏡」(これは氷室神社に安置されていた本物の御神体(ごしんたい))を通して陸と会話できているのだ。


 と、その時。

 自分の周りで何があったのか、なんにも知らないまま今日という日を迎えた咲久が、陸の前に現れて……




 こうして氷室咲久と陸の破滅を巡る一連の騒動は幕を閉じた。




 <了>

……長いな……


あらすじってなんだっけ?


とまあ、書き終わってから思ったわけですなのです。

ちと長すぎじゃね? 特に終盤。

でもまあここまでのストーリーとしては、だいたいこんな感じであってるハズです。


では、そんな感じで第2幕、開幕でございます。




でももうちっとだけギュっとしたいなあ……


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