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ステータス

ついにきた!転生する時一番大事なステータス!



「まず、ステータスは職業、レベル、スキルがあり、職業は生まれた時から決まっており剣士が魔術師になることはできなく、逆もまた然りです。ですが、ある一定の事象が起こると職業進化が起こります。レベルは経験値を一定数得ると上がり、職業によって上がるステータスが変わります。剣士の人は魔力が上がりにくく、魔術師は力が上がりにくいです。ここまでで質問はありますか?」


「職業進化は何回までいけるんですか?」


「普通は1回だけです。職業進化できるのは全体の0.01%で1万人に1人ぐらいですね。各国の騎士団長やSランク冒険者のほとんどは進化しています。しかし2回できた者はここ1000年で43人、3回できた者は500年程前に1人いました」


ってことは職業進化は一回でもすれば人類最強クラスってことか?


「その認識で間違いありませんが、圧倒的とまでは行きません。流石に2回3回と進化すると差はすごいことになりますが」


この人俺の考えてることが分かる?


「もちろん分かりますよ。神様ですから」


もう変なこと考えるのやめよう、うん、そうしよう。


「次にスキル。スキルは何百もの数があるのでこれはあなたに決めてもらいます」


えっ、それじゃあ……


「職業はもう決まってるんですか?」


「決まってます。『転生者』になります。しかしこの職業は特殊で、自分以外の人に見られる時は自分のスキルやステータス、加護を考慮して一番合っている職業が表示されます」


「じゃあ、僕が魔法メインのステータスとか、スキルを持ってたら、魔術師って表示されるんですか?というか、なんでそんなことするんですか?」


「その通りです。職業を詐称する理由としましては、単純に転生者が強すぎるからです。転生者とバレると100%各国から目をつけられます。けれども転生した人は絶対に職業が『転生者』になります。なのでこのような仕様にしました。」


「なるほど。他にはあるんですか?『転生者』独自の仕様みたいなのは」


「あります。一つ目としてはレベルとスキルレベルが上がりやすくなります。だいたい2倍ぐらいですね。あとは、必ず1回は職業進化ができます。これはお楽しみということで。唯一、デメリットと言えるのは、この職業は『剣士』や『魔術師』と違ってすべてのステータスが偏りがなく上がりますが、そのせいで、器用貧乏になりやすいです」


すごいな、レベルアップが2倍ってチートじみてる、ステータスはちょっときついかなー。


「次にスキルポイントですが、前世での行いによって上下します。龍之介様の場合1054ptとなります。その1054ptでスキルを取得してください。前世での経験でスキル取得時のptが増えたり減ったりします」


そう言い終わると目の前に半透明なガラスが浮かび上がり、そこには自分のステータスが表示されていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【名前】   __________

【種族】   人間

【職業】   転生者(_____)

【年齢】   _____

【レベル】  1

【称号】   なし


【スキル】


【特筆事項】




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(おぉーーーーー!!!!)

すごい!!これが俺のステータス!ここから始まるんだ。

 早速僕はスキルの文字をタップし、数え切れないくらいのスキルを一つ一つ見ていった。











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